【旧紙幣 古札】明治通宝10銭 軍用手票 日露戦争軍票 銀10銭の買取実績
【旧紙幣 古札】明治通宝10銭 軍用手票 日露戦争軍票 銀10銭
【旧紙幣 古札】明治通宝10銭 軍用手票 日露戦争軍票 銀10銭
商品情報
品目 |
紙幣 旧紙幣 古札 軍用手票 |
品名 |
明治通宝10銭 日露戦争軍票 銀10銭 |
状態 |
並品 |
買取情報
買取店舗 |
まねきや心斎橋店 |
買取時期 |
2020年10月 |
買取担当からのコメント
〇商品について
■明治通宝
明治維新により、明治新政府が成立しました。
新政府は貨幣制度の改革と廃藩置県の実質的な効果を狙い、
共通通貨『円』の導入及び新紙幣を発行することにしました。
江戸時代の藩札の様式を踏襲し多種多様な紙幣が作られた、それに伴い贋物も多く出回ったことから、
偽造防止効果の高い印刷技術の優れた、先進国ドイツの商社に印刷を依頼しました。
●発行:明治5年(1872年)2月15日/4月より使用開始
●廃止:明治20年(1887年)6月30日
●大きさ:87mm×53mm
●図案:鳳凰に龍
■日露戦争軍票
軍用手票(ぐんようしゅひょう)とは、戦争時、占領地もしくは勢力下にて軍隊が現地からの
物資調達やその他の支払いのために使うチケットのような疑似紙幣の事を言います。
省略して軍票と呼ばれることもあります。
今回ご紹介する商品は明治37年(1904年)2月に日露間の宣戦布告と同時に発行されました。
清国や朝鮮にて使用することを想定していたため、裏面にはハングル文字での記載があります。
●発行:明治37年(1904年)2月
●大きさ:103mm×62mm
●図案:鳳凰に龍
〇査定のポイント
まず第一にあげられるのは紙幣の【種類】です。
発行枚数・流通量の少ない紙幣やコレクターの方に人気のものであれば、
もちろん高価買取が期待できます!!
その次はやはり【状態】です。
もちろん未使用品や美品であれば高価買取が期待できます。
と言っても、洗ったり後から手を加えることはよくありません。
他の商品であれば、キレイにすることは高額査定に繋がる可能性は高まります。
ただ、古札や古銭の場合は後から手を加えることで、
当初の風合いが損なわれてしまうことが多い為、むしろ価値が下がってしまう場合もあります。
〇最後に
明治通宝は日本に輸入されたのちに、出納頭の割印、記録頭、押印、
表面の明治通宝の文字(当初は手書きされていましたが、のちに木版に切り替え)
を追加して発行されました。
昭和12年(1937年)に勃発した日華事変の際に流通した軍用手票も同じく明治通宝のデザインが用いられましたが、
この後の物は当時の日本銀行兌換券に朱書きで【軍用手票】と書かれたものが用いられました。