改正不換紙幣10円 3次10円 証紙付/再改正不換紙幣10円 4次10円 和気清麻呂/日本銀行券A号10円 議事堂10円 古札 旧紙幣の買取実績
改正不換紙幣10円 3次10円 証紙付/再改正不換紙幣10円 4次10円 和気清麻呂/日本銀行券A号10円 議事堂10円 古札 旧紙幣
改正不換紙幣10円 3次10円 証紙付 和気清麻呂
再改正不換紙幣10円 4次10円 和気清麻呂
日本銀行券A号10円 議事堂10円 【古札 旧紙幣】
商品情報
品目 |
紙幣 旧紙幣 古札 |
品名 |
改正不換紙幣10円 3次10円 証紙付 和気清麻呂 再改正不換紙幣10円 4次10円 和気清麻呂 日本銀行券A号10円 議事堂10円 |
状態 |
並品 |
買取情報
買取店舗 |
まねきや梅田店 |
買取時期 |
2020年08月 |
買取担当からのコメント
〇商品について
以前に発行されていた、兌換券とは何かの代わりに渡される券のことを指します。
日本銀行が発行していた【日本銀行兌換券】は金貨または銀貨と交換することが出来ました。
金本位制度の崩壊と共に管理通貨制度へ移行され、現在は不換紙幣が発行されています。
この不換紙幣は金貨や銀貨への兌換が保証されておらず、政府の信用を基礎にしており、
政府の信用がなくなれば、貨幣としての価値は保てません。
21世紀現在の先進国が発行する紙幣はほぼすべてが不換紙幣です。
発行国の政府がインフレーションなどが発生しないように通貨供給量の調整を行ったり、
経済政策によって通貨価値に対する信用を維持しているため、
金や銀による価値の裏づけがなくとも不換紙幣は安定して流通しています。
■改正不換紙幣10円 3次10円 証紙付 和気清麻呂
●発行:昭和19年(1944年)11月20日
●廃止:昭和21年(1946年)3月2日
●大きさ:81mm×142mm
●図案:和気清麻呂と護王神社
■再改正不換紙幣10円 4次10円 和気清麻呂
●発行:昭和20年(1945年)8月17日
●廃止:昭和21年(1946年)3月2日
●大きさ:81mm×142mm
●図案:中央に和気清麻呂と護王神社
■日本銀行券A号10円 議事堂10円
●発行:昭和21年(1946年)2月25日
●大きさ:76mm×140mm
●図案:国会議事堂と鳳凰
〇査定のポイント
まず第一にあげられるのは紙幣の【種類】です。
発行枚数・流通量の少ない紙幣やコレクターの方に人気のものであれば、
もちろん高価買取が期待できます!!
その次はやはり【状態】です。
もちろん未使用品や美品であれば高価買取が期待できます。
と言っても、洗ったり後から手を加えることはよくありません。
他の商品であれば、キレイにすることは高額査定に繋がる可能性は高まります。
ただ、古札や古銭の場合は後から手を加えることで、
当初の風合いが損なわれてしまうことが多い為、むしろ価値が下がってしまう場合もあります。
〇最後に
初めにも記しましたように、今現在発行されている紙幣はほぼすべてが不換紙幣です。
インフレーションが発生しないように政府は通貨供給量を調整してはおりますが、
日本でも第二次世界大戦の後はインフレにより短期間で紙幣を大量に製造した時期もあります。
ちょうどそのころは印刷工場も戦災によるダメージを受けており、
大日本印刷、凸版印刷、共同印刷等の民間企業への発注も行いました。
もちろん大蔵省印刷局(当時)でも印刷は行っておりました。
今回お買取り致しました、日本銀行券A号10円 議事堂10円はこの民間企業へ発注した紙幣の一つです。
そのため、用紙や印刷色にばらつきがあります。
時代が時代ですからね、、今ではなかなか考えられないことですが。。
それ以降の紙幣、日本銀行B号からは全て大蔵省印刷局(当時)で印刷されるようになり、
ナンバーリングの前後にアルファベット記号が使用される現在の紙幣と同じ記号番号のスタイルとなりました。