再改正不換紙幣10円 4次10円 前期 和気清麻呂 古札 旧紙幣の買取実績
再改正不換紙幣10円 4次10円 前期 和気清麻呂 古札 旧紙幣
再改正不換紙幣10円 4次10円 前期 和気清麻呂 古札 旧紙幣
商品情報
品目 |
紙幣 旧紙幣 古札 |
品名 |
再改正不換紙幣10円 4次10円 前期 和気清麻呂 |
状態 |
並品 |
買取情報
買取店舗 |
まねきや心斎橋店 |
買取時期 |
2020年07月 |
買取担当からのコメント
〇商品について
以前に発行されていた、兌換券とは何かの代わりに渡される券のことを指します。
日本銀行が発行していた【日本銀行兌換券】は金貨または銀貨と交換することが出来ました。
金本位制度の崩壊と共に管理通貨制度へ移行され、現在は不換紙幣が発行されています。
この不換紙幣は金貨や銀貨への兌換が保証されておらず、政府の信用を基礎にしており、
政府の信用がなくなれば、貨幣としての価値は保てません。
21世紀現在の先進国が発行する紙幣はほぼすべてが不換紙幣です。
発行国の政府がインフレーションなどが発生しないように通貨供給量の調整を行ったり、
経済政策によって通貨価値に対する信用を維持しているため、
金や銀による価値の裏づけがなくとも不換紙幣は安定して流通しています。
●発行:昭和20年(1945年)8月17日
●廃止:昭和21年(1946年)3月2日
●大きさ:81mm×142mm
●図案:中央に和気清麻呂と護王神社
〇査定のポイント
まず第一にあげられるのは紙幣の【種類】です。
発行枚数・流通量の少ない紙幣やコレクターの方に人気のものであれば、
もちろん高価買取が期待できます!!
その次はやはり【状態】です。
もちろん未使用品や美品であれば高価買取が期待できます。
と言っても、洗ったり後から手を加えることはよくありません。
他の商品であれば、キレイにすることは高額査定に繋がる可能性は高まります。
ただ、古札や古銭の場合は後から手を加えることで、
当初の風合いが損なわれてしまうことが多い為、むしろ価値が下がってしまう場合もあります。
〇最後に
初めにも記しましたように、今現在発行されている紙幣はほぼすべてが不換紙幣です。
しかし、近年でもまれにハイパーインフレにより貨幣価値の信用が失われることもあります。
ジンバブエではハイパーインフレの結果、最終的には『100兆ジンバブエ・ドル紙幣』を発行しますが、
その後12桁の切り捨て、デノミネーションを行います(1兆ジンバブエ・ドル=1ジンバブエ・ドル)。
しかしその直後にジンバブエ政府は、公務員給与を米ドルで支払うと発表し、その後ジンバブエ・ドルの流通が停止、
アメリカ【ドル】や南アフリカの【ランド】の外貨を導入し、落ち着きを取り戻しました。
日本でも第二次世界大戦はインフレにより短期間で紙幣を大量に製造した時期もあります。
ちょうどそのころは印刷工場も戦災によるダメージを受けており、
民間の印刷会社への発注も行いました(大日本印刷、凸版印刷、共同印刷等)。
その少し前に発行されたものが、今回お買取の商品。
4次とタイトルにもありますが、第4弾のわけですが、こういう風に番号が付くと、
1次が一番高そうなイメージになります。
が実際は、このシリーズで比較すると発行期間が一番短いこの4次が飛びぬけて高値で取引されています‼