「綺麗な景色や思い出を写真に写したいけど、カメラのピントが合わない」
「カメラのピントが合わないときの対策が知りたい」
カメラのピントが合わない原因はいくつか存在します。
この記事では、カメラのピント調整に悩む方へ向けて、原因と対処方法を詳しく説明します。
撮影時にピントが合わなくて困っている方は、ぜひご覧ください。
カメラのピントが合わない8の理由
本章では、カメラのピントが合わない理由を解説します。
- AF機能がオフになっている
- レンズと被写体が近すぎる
- ピントが合いにくい被写体を撮影している
- 被写体に対してF値(絞り値)が合っていない
- 撮影時の手ブレ
- レンズがホコリや指紋で汚れている
- AF補助光を指でふさいでいる
- カメラとレンズの接触異常が起きている
カメラのピントに悩んでいる方は、以下の対策を参考にしてください。
1.AF機能がオフになっている
オートフォーカス機能(AF機能)が無効になっていることが、カメラのピントが合わなくなる原因の一つです。
AF機能が無効の場合、カメラは自動的にピントを調整しないため、手動での調整が必要です。ピントが合わないと感じたら、まずAFスイッチの状態をチェックしましょう。
AF機能を設定すれば、自動でピント合わせが可能になります。
2.レンズと被写体が近すぎる
被写体がレンズに近すぎることも、ピントが合わない理由です。
近距離の撮影では、カメラのオートフォーカス機能が正確に作動せず、焦点が合わない場合があります。
特に小さな対象物をクローズアップして撮るマクロ撮影の場合、ピントが合いにくくなります。そのため、撮影前に使用するカメラの最短撮影距離を把握しておくとよいでしょう。
最短撮影距離は、レンズ本体や仕様書に記載されている注意書きから確認できます。
3.ピントが合いにくい被写体を撮影している
カメラのピントが合いにくい被写体を撮影している可能性も考えられます。
たとえば、以下の被写体はピントが合いにくい被写体の一例です。
- ガラス
- 水面
- 白壁
- 星空
オートフォーカス(AF)は、コントラストを基準に焦点を調整しますが、被写体が透明、コントラストが低い、光量が不足している場合は、AFが正常に働かないケースがあります。
そのため、ピントをうまく合わせたいときは、明るい被写体と暗い被写体など、コントラストをつけられるものを配置しましょう。
たとえば、小物被写体であれば背後に白い紙や布を置けば、被写体と背景の明暗差が生まれ、ピントが合いやすくなります。
また、マニュアルフォーカスを使って手動で調整する方法も効果的です。
4.被写体に対してF値(絞り値)が合っていない
F値(絞り値)とは、カメラのレンズの明るさを表す値です。
カメラのピントの不具合が見られる場合は、F値(絞り値)の設定も見直してみましょう。
F値が大きいとピントが合う範囲が広がると写真が暗くなり、逆に小さいとピントの合うエリアが狭くなるため、焦点がぼやけやすくなります。
被写体や状況に合わせ、適したF値を設定し、深度を調整しましょう。
5.撮影時の手ブレ
手ブレが発生すると、ピントが合っているように見えても、写真全体がぼやける場合があります。
対策として、撮影時に三脚やカメラの手ブレ補正機能を活用するとよいでしょう。
三脚や補正機能を使えば、振動によってフォーカスがずれる問題を防ぐことが可能です。
また、シャッタースピードが遅い場合、わずかな動きでも手ブレが目立ちやすくなります。
特に屋外では、シャッタースピードを1/125秒以上に設定するとよいでしょう。
基本的に1/60秒以下では、カメラ揺れの影響が大きくなりやすいです。撮影する環境に応じて、手ブレの対策を取りましょう。
6.レンズがホコリや指紋で汚れている
レンズが汚れていると、カメラ写りが悪くなります。
レンズ表面にホコリや指紋が付着していると、光が拡散し、写真全体が白っぽくなったり、曇ったりするように見えます。
レンズ表面を直接触る機会を減らすため、UVフィルターやプロテクトフィルターを取り付けるのも有効です。
また、撮影前にはレンズを柔らかい布で優しく拭き、レンズを清潔な状態を保つようにしましょう。
7.AF補助光を指でふさいでいる
AF補助光とは、暗所でフォーカスを合わせやすくするために、シャッターボタンを半押ししたときに自動的に発光する光です。指や障害物でAF補助光が遮られている場合、カメラが焦点を正確に合わせられません。
それにより、カメラが正確に被写体を認識できず、焦点が合わなくなります。
そのため、補助光がしっかりと被写体に届くように、指や物が邪魔していないかチェックしましょう。
8.カメラとレンズの接触異常が起きている
カメラとレンズの接触に問題がある場合、オートフォーカスが正常に動作しないことがあります。
電気信号のやり取りを行う部分に、ホコリや汚れ、酸化による錆が原因の可能性も考えられます。
レンズを取り外して再装着したり、綿棒や接点クリーナーを使って清掃すれば、動作が改善することがあります。
カメラのピントが何をしても直らない場合は修理に出そう
カメラのピントが合わない場合、内部の不具合が原因かもしれません。
どうしても直らないときは、専門業者に修理の依頼をおすすめします。
修理費用は、カメラの種類や故障内容により異なりますが、一般的には2万円から5万円ほどです。
まずは見積もりを依頼し、費用や修理内容を確認しましょう。
多くのメーカーやカメラショップでは、見積もりは無料で行っていることが多いため、お金をかけることなく修理費用を確認できます。
自力で解決できない場合は、専門業者への修理依頼や、買取サービスの活用を検討してみてください。
修理費用が高い場合は、買い取ってもらうのも一つの手
修理費用が高額になる場合、新しいカメラを購入する方が合理的なこともあります。
故障したカメラでも買取をしてくれる業者を利用すれば、資金を新しいカメラ購入に充てることが可能です。
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この記事の監修者
水野 政行 | 株式会社水野 代表取締役社長
高価買取専門店 まねきや 最高責任者・鑑定士
今まで 54,750点以上の査定実績。
金・貴金属・宝石全般、ロレックスなどのブランド時計、ブランド品全般、切手、古銭、絵画、骨董品全般の査定を得意とする。
2021年より自社ブランドである「高価買取専門店 まねきや」をリリースし、全国に展開。
「売るはめぐる」をコンセプトにした、買取専門店である当店を一人でも多くの方に体感していただくために、私の約15年間の業界経験の全てを注ぎたいと思っております。