アクアマリンは海を思わせるような、さわやかで透明感がある水色の宝石です。ラテン語で「海水」を意味する言葉のとおり、その魅力は太陽の光に照らされて輝く海面を思わせる見た目が特徴です。アクアマリンはベリルグループの一つで、エメラルドと同じグループに属する石です。ベリルは本来無色透明ですが、アクアマリンが生成される過程で入ったほかの成分の影響で、あの美しい水色が作られます。薄い水色が定番のアクアマリンですが、特に透明感が残りつつ濃い青色を持ったアクアマリンは希少であり、高値で取り引きされています。ブラジルのサンタマリア鉱山は、世界最高レベルのアクアマリンが産出される地として有名です。しかし現在は、鉱山のアクアマリンはほぼ枯渇状態で、高値で取引されています。アクアマリンと言えば誕生石としても有名ですが、昔から貴族の間ではろうそくの光に当たると、美しく輝く姿から「夜の宝石の女王」と呼ばれるほど、社交界で愛されている宝石でした。今でもアクアマリンならではの透明感、水色のカラーは世界中で愛されています。アクアマリンの買取では有名ブランド、ノーブランドに関係なく、宝石1つ1つの色味や状態、大きさ、デザインなど総合的な価値から査定いたします。