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「タンク」の買取実績

タンクご売却の
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カルティエのタンクは1917年に生まれた腕時計です。平行に伸びる2本の縦枠は、タンクを象徴するデザインです。これは戦車を上から眺めた時の縦長のフォルムと、キャタピラーが上下に突出した様子から着想を得たデザイン。四角形のケースの上下はキャタピラーのように突き出しており、そこにベルトをつけています。タンクにとって、ケースは戦車の操縦席に見立てた部分です。タンクはそれまで丸型の懐中時計のような腕時計が主流だった中、まったく違う細長いフォルムの腕時計を提案した、歴史的デザインのモデルです。タンクはアールデコを表現しており、幾何学的な直線デザインや白と黒の対比デザインを取り入れています。これまで1921年の縦長のタンク サントレから、タンク バスキュラントなど、いろいろなタンクのモデルが登場しました。数々の著名人を魅了してきたタンクですが、その中でもケネディ大統領はタンク愛用者として有名です。18金イエローゴールドのタンクは、妻から結婚記念日に贈られた大切な腕時計で、裏にはイニシャルと結婚記念日が刻まれていたそう。公務の最中も家族と過ごすオフの時間も、常に手首にはタンクを身につけていました。シーン問わず持ち主に寄り添うタンクは、まさにカルティエの不変的な人気を誇る腕時計です。

タンク買取実績一覧

タンクの人気ランキング

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カルティエの人気ランキング

1位:タンク

2位:パンテール
ドゥ カルティエ

3位:パシャ
ドゥ カルティエ

4位:バロンブルー
ドゥ カルティエ

5位:サントス
ドゥ カルティエ

6位:カルティエ時計

7位:ソリテール

8位:C ドゥ カルティエ

9位:バレリーナ

10位:トリニティ

11位:LOVE シリーズ

12位:カルティエジュエリー

1位:タンク

2位:パンテール
ドゥ カルティエ

3位:パシャ
ドゥ カルティエ

4位:バロンブルー
ドゥ カルティエ

5位:サントス
ドゥ カルティエ

6位:カルティエ時計

7位:ソリテール

8位:C ドゥ カルティエ

9位:バレリーナ

10位:トリニティ

11位:LOVE シリーズ

12位:カルティエジュエリー

タンクとは

タンクは1917年に生まれたカルティエの腕時計です。タンクの原型になったのは、戦車(タンク)が走ったあとの轍の形です。戦車のキャタピラーの部分を想像させるような縦長の長方形のシルエットに、縦に伸びている2本の枠というシンプルながらも個性と気品を感じるデザインがタンクの魅力です。このタンクは、戦車の活躍が終戦につながったという功績から、平和を象徴する意味を込めたデザインです。タンクはシリーズが豊富で一世紀以上にわたって愛されている腕時計であり、タンクのファンを「タンキスト」と呼ぶほど、知名度が高く多くのファンがいます。ベースのデザインはそのままに、時代に合わせてさまざまなタンクが作られてきました。

お客様レビュー

女性(38歳) 売却モデル名:タンクMC

カルティエのタンクを売却しました。せっかくなら少しでも高く買い取ってほしいと、複数店に見積もりを依頼したところ、特に高値をつけてくれたのがまねきやさんでした。予定よりも高価買取していただき満足しています。

女性(33歳) 売却モデル名:タンク ディヴァン

過去に購入したカルティエの腕時計を買い取っていただきました。コレクションをまとめて査定してもらったのですが、対応がすばやくていねいで安心してお任せできました。買取価格も納得のいくもので、利用して良かったお店です。

女性(40歳) 売却モデル名:タンク フランセーズ

愛用していたタンクを買い取ってもらいました。査定をお願いしたところ、予想よりも高値をつけていただき売却を即決。まねきやさんに買取をお願いして良かったです。

タンクシリーズの歴史

1917年 タンクのデザインが生まれる

タンクはルイ・カルティエによってコンセプトが生まれた腕時計です。1917年頃に、第一次世界大戦に関する記事を読んでいた際に、戦車が通ったあとの轍の模様を見て、縦に長い長方形の腕時計のシルエットを思いついたと言われています。

1919年 タンクの一般販売がスタート

戦車のキャタピラーをもとに生み出された腕時計、タンクの一般販売がスタートしました。シンプルかつ機能的なフォルムに、文字盤に描かれた幾何学的な模様は、角型腕時計の原点的な存在として絶大な人気を博しました。

1996年 タンクフランセーズが発売される

タンクの中でも女性を中心に圧倒的な人気を集めるモデル、タンクフランセーズが登場しました。フランス版タンクという意味を持ったうえ時計で、カルティエ創立150周年記念に作られました。腕時計のケース部分がブレスレットの一部になっており、全体的に戦車のキャタピラをイメージさせるデザインです。

2013年 タンクMCが発表される

女性らしいデザインが人気を博したタンクフランセーズに対して、タンクMCは男らしさを追求したモデルです。MCはマニファクチュールカルティエの頭文字で、自社製ムーブメントを搭載しています。ギョーシェ彫りの文字盤に、手首の形に沿うように丸みを帯びたフォルムという機能的で現代的なシルエットといいう、クラシカルでありつつも、モダンな雰囲気が人気です。

タンクの系譜

タンク
製造期間 1919年

最初に生まれたタンクです。軍用戦車は第一次世界大戦の最中、1916年に投入されました。そんな戦車の記事を1917年に見たルイ・カルティエは、キャタピラーに注目し、タンクのアイデアを思い付いたと語っています。初期のタンクはレザーベルトで、四角形のケースの縦2本の上下を伸ばしたというこれまでにない腕時計の形が注目されました。

タンク サントレ
製造期間 1921年

通常のタンクと比較して、よりブレスレットに近い縦長のケースにデザインしたものがタンクサントレです。スリムなケースのため、アラビア数字を刻印したデザインは、6と12のみのシンプルな文字盤です。華奢な印象で、女性を中心に人気があるタンクです。

タンク ルイ カルティエ
製造期間 1922年

タンク ルイ カルティエは、正方形に近いケースサイズでノーマルタンクの基本を引き継ぎながらも、より視認性などを見直したモデル。今でもカルティエのタンクの定番となっており、さまざまなカラーや文字盤のデザインが展開されてきました。

タンク マスト(レ マスト ドゥ カルティエ)
製造期間 1976年

これまでタンクはラグジュアリーを極めたドレスウォッチとして展開してきた腕時計でしたが、タンクマストは時代に合わせて、誰でも手に入れやすいカルティエをテーマに作られました。タンクの見た目はそのままに、ゴールドや宝石などを使わないで低価格化を実現しています。また、全体的に文字盤のデザインもミニマルにまとまっていることもタンクマストの特徴です。

タンク アメリカン
製造期間 1989年

タンクサントレから継承されたモデルで、手首にフィットするようケースに緩やかなカーブを施しています。より文字盤が縦長にデザインされ、縦の枠は丸みを帯びた形に変わっています。エレガントで手首になじむ付け心地がタンクアメリカンの特徴です。

タンクフランセーズ
製造期間 1997年

ノーマルのタンクをモダンにしようと、デザインが見直されたモデルです。クラシカルなタンクの意匠はそのままに、手首にフィットするよう丸みを帯びたフォルムに、ケースがブレスレットの一部になったデザインはキャタピラーを連想させます。今もなおタンクシリーズの中でもトップレベルの人気を誇っています。

タンク ディヴァン
製造期間 2002年

タンクの中でもめずらしい、横長フォルムが特徴の腕時計です。これはハンドルを握ったままでも文字盤が見やすいようにデザインしたケースで、ドライバーズウォッチをコンセプトにしています。現在は廃盤になっているもののユニークなタンクとして中古市場で根強い人気があります。

タンク ソロ
製造期間 2004年

従来のタンクよりも、現代風なデザインを意識した2004年から発売されているタンクです。タンクソロは全体的にフラットで、よりスクエアフォルムが強調されています。また価格も比較的安価で、誰でも手にしやすいタンクとして支持されています。

タンク アングレーズ
製造期間 2012年

タンク アングレーズは、イギリス風のタンクという意味を持った腕時計です。タンクアメリカン、タンクフランセーズに続く3か国目のコレクションで、かつてルイ・カルティエと兄弟たちがパリとロンドン、ニューヨークで活動していたことから、イギリス版タンクもデザインされました。やや丸みを帯びたフォルムで、リューズをケースの中に埋め込んだようなデザインが特徴です。

タンク MC
製造期間 2013年

メンズ向けにデザインされた、大きなケースサイズにクロノグラフを搭載しているモデル。タンクのクラシカルでエレガントな雰囲気を残しつつも、存在感のあるデザインは男性に似合うタンクとして注目されました。

タンクに関する豆知識

派生モデルが豊富なタンク

カルティエと言えばさまざまな名作腕時計を発表してきました。その中でもタンクは非常に長い歴史を持ち、定番の形はそのままに多くの派生モデルが発売されています。同じタンクでも、ケースサイズや派生モデルの違いによって、全く印象が異なるところもタンクの特徴。たとえばレディース向けのスリムなタンクアングレーズのSMサイズに対して、XLの大きなケースサイズになるとケースが主張する存在感があります。ベルトもレザーやゴールド、ステンレススティールなどさまざまな種類があり、組み合わせは無限大。自分好みのタンクがきっと見つかります。

軍にプレゼントされたタンク

カルティエのアイコンウォッチであるタンクが生まれたのは、第一次世界大戦で導入された戦車のキャタピラーの跡から着想を得たことがきっかけです。第一次世界大戦が終戦後、カルティエは祖国のフランスを守ってくれたという感謝の想いを伝えるため、合計84個ものタンクをアメリカの大佐や将軍へ贈ったと言われています。そこから1世紀以上にわたり、フランスを代表するブランドとしてカルティエはアメリカをはじめ、世界中の国々で評価されてきたのです。

光でムーブメントを動かすモデルが登場

長い歴史を持つカルティエのタンクには、さまざまなブランドの機能、独自のムーブメントを搭載したハイクオリティなモデルが生み出されてきました。その中でも近年注目されている機能が2021年に搭載された「ソーラービート」という機能。ソーラービートは、太陽光などの光で腕時計が発電し、クォーツムーブメントを動かす仕組みです。この光を受け取る機能は、従来のタンクのデザインはそのままに、ローマ数字のインデックスに小さな穴を作り、そこから電池に光を届けています。開発に4年もの歳月をかけたソーラービートは、環境にやさしく便利に腕時計を使用できます。

カルティエの腕時計にあるマイクロ文字

発売から1世紀を数えるタンクは、カルティエの腕時計としての特徴が詰め込まれています。その中でも有名なデザインが、マイクロ文字です。マイクロ文字は1970年代に取り入れた偽造防止のための技術で、メンズの腕時計は7時位置のⅦ、レディースは10時のXの部分に、小さな「Cartier」の文字が刻印されています。モデルによって別の位置にマイクロ文字が入っているものもあり、カルティエの腕時計の個性の1つです。1970年当時、このような詳細なデザインの偽造はむずかしく、古くからラインナップされていたタンクにもマイクロ文字が取り入れられてきました。特に1970年代から80年代は、カルティエの偽造腕時計が多く出回っており、少しでも偽造を防ごうと考えたカルティエの技術だったのです。