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仏具は買取ってもらえる?売るときに必ず注意したい点を解説

2024.12.19

「仏具ってどのくらいの価格で買取ってもらえるの?」
「高い仏具の特徴って?」

このように悩んでいる方に向けて、本記事では高い仏具の特徴や処分に困った仏具を高く売る方法を解説していきます。記事を読めば、自分の仏具がどのくらいの価格で売れるのかがわかります。

また、高く買取ってもらうための工夫や注意点も説明します。記事を最後まで読んで、仏具の買取に関する不安を解消しましょう!

仏具を買取ってもらうことはできる?

結論、仏具は基本的に買取できます。買取業者やリサイクルショップで買取ってもらえますが、種類によっては買取不可のケースもあります。

ここでは仏具の種類ごとに買取可否を説明するので、以下で自分の仏具が買取ってもらえるかをチェックしてみてください。

  1. 一般的な仏具の買取
  2. 美術的価値のある仏具
  3. 金仏壇の買取

1.一般的な仏壇の買取

仏具はほとんどの場合、買取可能です。しかし、故人の魂が宿った(供養していない)仏壇を購入して使う人は少ないため、中古品の需要は低く、高額買取はそれほど期待できません。

たとえ購入価格が数十万円であった場合でも、買取価格は高くても数千円程度が相場です。新品に近い状態であれば査定額が上がることもありますが、通常は大幅な値下がりは避けられません。

さらに、古くて状態の悪い仏壇は、そもそも買取不可となる可能性もあるため、注意が必要です。

2.美術的価値のある仏壇

歴史的・芸術的な価値を有する仏壇は、高額買取が期待できます。一般的な仏壇とは異なり、華麗な装飾が施された美術的な品は、コレクターから強い需要がある傾向にあります。

また、海外では日本製仏壇がインテリアの一部として人気のケースもあります。場合によっては高額買取も十分期待できるため、一度査定してみるのがおすすめです。

3.金仏壇の買取

浄土真宗で用いられる金仏壇は、伝統工芸品として評価されやすい点が大きな特色です。さらに、金箔の純度や使用量が高ければ、素材の金としての価値も上乗せされ、高額で取引されやすくなります。

なお、そのような場合、金の市場価格が取引金額に影響を及ぼすことも少なくありません。専門知識のある鑑定士のいないリサイクルショップでは安く見積もられてしまう傾向にあるので、骨董品や貴金属の専門知識を持つ買取業者への査定依頼がおすすめです。

ただし、劣化が激しい場合は買取ってもらえない場合もあります。損しないためにも、まずは無料査定をおこなっている業者に相談してみるのがおすすめです。

買取ってもらえる仏具

本章では、買取ってもらえる仏具を解説します。具体的には、以下の7つが買取の対象です。

  1. 仏壇
  2. 仏像
  3. 掛け軸
  4. 香炉(こうろ)
  5. 経机(経台)
  6. おりん
  7. 花立(はなたて)

仏具は買取金額の差は激しく、素材や製作者によって大きく左右されますが、基本的に買取されにくいです。

この章を読めば、自分が持っている仏具が売れるのかわかります。自宅に処分に困っている仏具があれば、捨てる前に以下で買取可否をチェックしてみましょう。

1.仏壇

仏壇の買取価格は、サイズや素材によって大きく異なります。一般的な仏壇は買取不可な場合が多く、買取可能でも高くて10,000円程度です。

一方、サイズによっても値段は変動しますが、金でできた仏壇は金自体に価値があるため、買取が期待できます。

金の仏壇のサイズ

参考買取価格

金の仏壇(サイズ:〜20号)

3,000円

金の仏壇(サイズ:22〜31号)

5,000円

金の仏壇(サイズ:〜37号)

10,000円

ただし、供養前の仏壇に需要はなく、その場合は高くても数千円程度が相場です。

2.仏像

仏像の買取相場は、およそ8,000〜1,700,000円と、その買取幅が大きいのが特徴です。仏像の買取相場は、材質や製作年、作家によって価値が大きく異なるためです。

ここでいう仏像とは、自宅に置ける高さ20cmほどの小さな仏像(ミニ仏像)を指します。特に古代の工芸品や名工が手掛けた仏像は、高額買取が期待できます。

仏像の種類

参考買取価格

観音菩薩像 金製

300,000〜800,000円

阿弥陀如来像 銅製 

23,000〜31,000円 

薬師如来像  銅製

150,000〜350,000円

特に、古い時代の工芸品や名工が手掛けた仏像は高額買取の対象となります。また、貴金属が使用されている場合は、さらに価値が高まる傾向があります

3.掛け軸

多くの人が見逃しがちな掛け軸も、買取ってもらえる可能性があります。掛け軸とは、文字や絵画を布や紙で装丁し、竹などの軸を取り付けて、床の間などに飾れるように仕上げたものです。

宗派に応じたものや有名な作家が手掛けた作品が特に人気を博しています。

掛け軸の種類

参考買取価格

絹本掛軸

1,300〜1,800円

小林太玄作 南無阿弥陀仏

10,000〜30,000円

掛け軸は、15,000〜200,000円で買取られることが多く、状態がよく、経年劣化が少ないものは高価買取の可能性が高くなります。

掛け軸と一緒に作者名や但し書きがある入れ物を出せば、さらに買取価格が高まるでしょう。

4.香炉(こうろ)

線香を焚くときに使うお椀型の香炉(こうろ)も、買取の対象です。特に金や銀の希少金属で作られたものや陶磁器製の香炉は希少価値が高く、高い査定額がつく可能性が高いです。

骨董品としての価値が高いものや、伝統工芸品としての価値が高いものも需要があるため、高額買取の可能性が高まります。

香炉の種類

参考買取価格

真鍮製

8,000〜11,000円

獅子

2,500〜30,000円

香炉は12,000〜1,200,000円で、買取価格の幅は大きいです。もし処分に迷った場合は、買取査定に出して価値を判断するのもよいでしょう。

5.経机(経台)

経机(経台)とは、仏壇の前に置かれる読経の際に使用する机です。仏壇の前に置かれる経机(経台)の買取相場は、2,000〜10,000円です。

基本的には、1万円以下での買取が多いですが、高級品の場合は10万円近くの値がつくこともあります。金などの派手な装飾がある経机紫檀・黒檀など材質のよいものは、査定額が向上する傾向があります。

経机を高く売るためには、複数の買取業者に査定を依頼した上で判断するとよいでしょう。また、箱などの付属品がある場合は、経机と一緒に査定に出せば、通常よりも買取価格が向上しやすくなります。

6.おりん

おりんは、仏壇の前に置かれる「チーン」と音を鳴らすお椀型の仏具です。おりんも買取ってもらえる仏具の一つで、買取価格は数千円〜数十万円が相場です。

素材による価値の差が大きく、なかでも純金や純銀、真鍮などのおりんであれば価格が高まりやすいです。純金のおりんは、数十万円以上での買取事例もあります。

おりんの種類

参考買取価格

銀製

7,000〜10,000円

18金

1,000,000〜2,000,000円

一方、ステンレスなどのおりんは、数百円〜数千円程度の場合がほとんどで、高価買取は期待できません。

7.花立(はなたて)

花立(はなたて)とは、仏壇の前におかれる花を供えるための仏具です。製作者が有名な人であれば、高価買取が期待でき、特に竹でできている「竹掛」の花立は高い価値があります。

また、貴金属でできている花立も価値が高く、数万円の価値がつく可能性があります。

花立の種類

参考買取価格

青銅製

6,600〜9,000円

真鍮製

8,000〜9,000円

千宗旦(咄々斎)作 竹掛

130,000〜400,000円

しかし、ステンレスやアルミ、陶器など比較的新しい花立の場合は、数百円〜数千円で買取られてしまうことが多くあります。

高価買取してもらえる仏具とは?

仏具の場合、売れなかった場合は処分に費用がかかるケースもあります。

しかし、以下の条件を満たせば、高価買取をしてもらえる可能性があります。

  1. 工芸品や骨董品の価値がある
  2. 高価なものを使用している
  3. 有名な職人による製作

本章では、高価買取してもらえる仏具の特徴を解説します。自分が持っている仏具の価値を知りたい方は、ぜひご覧ください。

1.工芸品や骨董品の価値がある

仏像や香炉、掛け軸などの仏具は、工芸品や骨董品的価値があると、高い価格で買取ってもらえる可能性が高まります。

価値の高い工芸品・骨董品の例

  1. 伊藤若冲の「伏見人形図」
  2. 松久宗琳作 「木彫仏像」
  3. 板谷波山作「香炉」

特に江戸時代や明治時代の骨董品は希少価値が高く、コレクション価値もあるため買取価格が高くなりがちです。

また、浄土真宗の金仏壇など、職人に手がけられた仏具は、彫刻や漆仕上げの美術的価値が評価され、高価格で取引される可能性が十分にあります。

2.高価なものを使用している

金・銀・黒檀といった高価な材料を用いた仏具は、美しい外観や優れた耐久性が評価され、相場が高くなりがちです。特に、純度の高い貴金属を使用した仏具は、素材の持つ価値が加わり、一層高額になることも珍しくありません。

また、黒檀や紫檀のような希少性の高い木材を使った仏具も、希少性と再利用が可能な点から、高値で取引される傾向があります。実際、桂材が用いられた釈迦如来(仏像)では280,000円で取引された例もあります。

3.有名な職人による製作

有名な職人や仏師が手掛けた仏具は、作家の人気や芸術性の観点から高額で取引されます。特に「舟屋喜雲」や「高村光雲」らが製作した仏像の人気は高く、純金製であれば5,000,000円を超える額での買取も実現可能です。純金でない仏像でも数十万円で買取ってもらえる場合があります。

舟屋喜雲

純金製 不動明王像

58,000,000円

高村光雲 

銀製 聖観音菩薩

430,000円 

先崎栄伸

純金製 大日如来

5,230,000円

以上は高価買取が期待できる仏具の一例です。査定額の詳細が知りたい方は、買取業者に一度査定を依頼してみましょう。

仏具を売る際の注意点

仏具を売却する際には、閉眼供養や祭祀承継者への許可が必要で、勝手に売却するとトラブルを引き起こしてしまいます。以下は、仏具を売る際に注意しなければならない2点です。

  1. 閉眼供養をする
  2. 祭祀承継者への許可を取る

事前にチェックして、買取に手間取らないようにしておきましょう。

1.閉眼供養をする

仏具を売る前には、閉眼供養を行わなければなりません。閉眼供養とは、仏具に宿っているとされる魂を抜くためのもので、次の所有者に安心して仏具を渡す際には必要な儀式になります。

基本的には、お坊さんの読経と供養が完了すれば問題ありません。しかし、宗派によって供養の方法が異なるため、売却を検討する前に、信仰する寺院に相談するのが望ましいでしょう。

2.祭祀承継者への許可を取る

仏具を売却する際には、所有する家族や祭祀承継者の同意を得る必要があります。特に仏壇や仏像は、家族の信仰心と結びついているため、トラブルにならないように事前に相談しましょう。

また法律上は、祭祀承継者が仏具の処分を決める権利を持っています。

参考:民法第897条

無許可で買取査定に出してしまうと法律で罰せられる可能性があるので、注意が必要です。

仏具を売れる場所

仏具を売れる場所は主に以下の3つです。

  1. 買取業者
  2. リサイクルショップ
  3. ネットオークション

もし少しでも高く売りたいと考えている方は、仏具を専門知識が豊富な買取業者に査定を依頼するとよいでしょう。出張やオンライン査定を行う業者もあるので、手軽に利用できます。

1.買取業者

仏具の売却を考えている場合、買取業者に査定を依頼するのがおすすめです。

買取業者とは、ジャンルに特化した買取に関する専門知識を有しているプロで、仏具に詳しい業者に依頼をすれば、歴史や製作者の観点から仏像や経机などの仏具を適正価格で買取れる可能性があります。

また、店頭買取や出張・宅配買取など、買取方法は柔軟に対応しています。自分では運べない大きな仏壇を、ストレスなく査定してもらえるのもおすすめのポイントです。

2.リサイクルショップ

リサイクルショップでも仏具の買取が可能です。幅広いジャンルの商品を扱っているため、仏具以外の不用品も一緒に売却できる点はリサイクルショップの大きなメリットです。

しかし、再利用目的での買取が多く、幅広い品物を取り揃えることを重視しており、専門的な知識を持っていないことが多いです。

また、買取ってもらえても、貴金属部など材料のみに価値をつけるケースがほとんどになります。解体費用を差し引いた金額が買取価格となり、高値が付く可能性は低いです。

一方、専門知識がある買取業者は、歴史的背景や製作などの側面から査定額を決めるため、高価買取も期待できるでしょう。

3.ネットオークション

ネットオークションに出品する手段も存在します。幅広い層の買い手の競り合いにより買取価格が決まるため、人気な仏具であれば高値で取引される可能性があります。

しかし、出品する際は適切な説明と写真の用意が必要で、手数料を運営側に支払わなければなりません。また、細かな規則やルールが定められているため、入念にチェックした上で売却する必要があります。

仏具を売るならまねきやがおすすめ

この記事では、仏具の買取可能性や高価買取を期待できる仏具の特徴を解説しました。

高価買取が期待できる仏具の特徴は以下の3つです。

  1. 工芸品や骨董品の価値がある
  2. 高価なものを使用している
  3. 有名な職人による制作

また、仏具を売る際には適切な業者選びが重要です。骨董品や貴金属を専門的に扱う業者に査定を依頼すると、高い価値を引き出せる可能性があります。

一方で、リサイクルショップでは仏具の価値が適切に評価されない場合が多いです。リサイクルショップは中古品の再販の難しさから、売れ残りリスクを考慮し低い買取額を提示します。また、店舗運営や人件費などのコストも考慮するため、買取業者より高価買取を期待しにくくなります。

そのため、仏具を高く売りたいと考えている方は、複数の専門業者に査定を依頼し、1番高く売れる買取先を見つけましょう。

まねきやでは、最短10分で仏具の買取価格がわかるLINE査定を行っています。写真と仏具の詳細を送るだけで簡単に大まかな査定額がわかるため、まずは気軽にLINE査定を申し込んでみてください。

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この記事の監修者

水野 政行 | 株式会社水野 代表取締役社長

高価買取専門店 まねきや 最高責任者・鑑定士

今まで 54,750点以上の査定実績。
金・貴金属・宝石全般、ロレックスなどのブランド時計、ブランド品全般、切手、古銭、絵画、骨董品全般の査定を得意とする。
2021年より自社ブランドである「高価買取専門店 まねきや」をリリースし、全国に展開。 「売るはめぐる」をコンセプトにした、買取専門店である当店を一人でも多くの方に体感していただくために、私の約15年間の業界経験の全てを注ぎたいと思っております。