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茶室に掛け軸は飾るべき?役割や意味、季節ごとのおすすめを解説

2025.05.28

掛け軸は、和室の室内装飾の一つとして親しまれてきた長い歴史を持っています。もともとは仏教を布教するための仏画として中国から伝わりましたが、時代とともに美術品として広く親しまれるようになり、庶民の暮らしにも浸透しました。そんな掛け軸は、茶道において欠かせない茶室の装飾品の一つです。茶室に飾る掛け軸は、どのように選べばよいのでしょうか。

本記事では、茶室における掛け軸の役割やマナー、選び方のポイントなどを解説します。茶道における掛け軸は、単なる美術品という扱いではなく、メッセージを伝えるための道具でもあります。本記事を参考に茶室での掛け軸のマナーや選び方を理解し、季節や状況に応じた適切な掛け軸を選びましょう。

茶室における掛け軸の役割と意味

茶室にかけられる掛け軸は「茶掛(ちゃがけ)」と呼ばれ、床の間に飾られます。茶掛には、禅僧が墨で書き記した「墨跡ぼくせき)」と、和歌を断片的に書き記した「古筆(こひつ)」があります。このうち、茶道で好まれる傾向にあるのは、墨跡です。

茶室に掛け軸が飾られるのは、掛け軸が茶会のテーマや亭主の想いを表すメッセージとなるからです。亭主は掛け軸を通して、どのような目的で茶会を開いたのか、どのような気持ちで過ごして欲しいのかを伝え、招待客をもてなします。

また茶道は、心を落ち着け、自分の内側と向き合うための大切な儀式です。そのなかで、掛け軸の書や絵画は、見る人の心を鎮め、精神を集中させる役割も担っています。

加えて、掛け軸には茶室に季節をもたらす役割もあります。四季がある日本では古くから、その季節ならではの情景を楽しむ文化がありました。お花やお茶碗、お香などとともに掛け軸で季節感を演出することにより、茶室で過ごすひとときに季節の移ろいを感じられるようになるでしょう。

茶道では、亭主がさまざまな道具を適切に配置しますが、掛け軸はそのなかでも特に重要な道具です。戦国時代から安土桃山時代にかけて活躍した茶人として広く知られている千利休も、「掛物ほど第一の道具はなし」と見なしていたと伝えられています。その重要性は茶道のマナーにも表されており、茶室に入った際にまず床の間の前で一礼し、掛け軸を鑑賞することが礼儀とされているほどです。

茶室にかけられる掛け軸の意味合いを知ることで、より茶道の奥深さを感じることができるでしょう。

掛け軸に使用される題材

茶室に飾られる掛け軸に使用される題材には、いくつか種類があります。

茶道の道具として用いられる掛け軸では、禅の精神を短い言葉で表した「禅語(ぜんご)」がよく題材とされています。禅語の例として挙げられるのは、「日々是好日(ひびこれこうじつ・にちにちこれこうじつ)」「一期一会(いちごいちえ)」「無事是貴人(ぶじこれきにん)」などです。これらは、亭主から招待客へのメッセージを伝えるにふさわしい、茶道の精神を象徴する言葉です。そのほか、円の記号(◯)が描かれた「円相」も、茶道の掛け軸の題材として選ばれることがあります。

なお、茶会のテーマを表したり季節感を演出したりする際は、漢詩や和歌を題材とした書道掛け軸や、風景・花鳥・草木などを題材とした絵画掛け軸が用いられることがほとんどです。

掛け軸には、茶室にかけられることを前提として書かれたものもあれば、そうでないものもあります。茶室のために書かれた掛け軸を飾らなければならないというルールはなく、茶会のテーマや亭主の想いに沿うものであれば、どちらを選んでも差し支えありません。

掛け軸の掛け方とマナー

茶室をはじめとする和室に掛け軸をかける際の基本は、床の間の中心にかけることです。

掛け軸の中心線と床の間の中心を合わせ、上下のバランスを取ってかけます。掛け軸はものによってサイズは異なるので、床の間のサイズに合うものを選ぶようにしましょう。

かける際は、「矢筈(やはず)」と呼ばれる掛け軸をかけるための道具を用いるとスムーズです。床の間は神様がいる神聖な場所として考えられており、床の間に上がるのは避けるべきとされています。矢筈を使うことで、床の間に上がらなくても掛け軸をかけられます。

掛け軸をかけた際、掛け軸に影が落ちるのも好ましくありません。掛け軸の下にお花や壺などを飾る場合、影が入りやすくなるので注意してください。

また前述したとおり、茶会に招待された際は、茶室に入って最初に掛け軸がある床の間に一礼をするのが礼儀です。床の間の前に座って一礼をしたのち、どのような掛け軸が飾られているかをしっかりと拝見しましょう。

慣れないうちは、掛け軸の内容や意味を理解するのが難しいかもしれませんが、亭主の想いに対して感謝の気持ちを持つ姿勢が大切です。茶会に参加する機会が増えれば、少しずつ意味が理解できるようになるでしょう。

掛け軸選びのポイント

茶会を開催する側として掛け軸を選ぶ際は、茶会の趣旨やテーマに合うものを選ぶようにしましょう。

一般的に茶室の掛け軸としては、禅語が書かれたものが選ばれる傾向にあります。どのようなメッセージを招待客に届けたいのかを考えたうえで、想いに沿った掛け軸を選ぶようにしましょう。

季節感を演出したい場合は、季節を感じさせる言葉やモチーフが取り入れられている掛け軸のなかでも、控えめな印象があるものを選ぶのがおすすめです。季節ごとのおすすめの掛け軸については後述します。

季節感を考えると同時に、茶室の雰囲気に合うかどうかも考慮するとよいでしょう。書道掛け軸の場合は、墨の濃淡や筆遣い、余白の取り方など、芸術的な観点から鑑賞されることがあります。さらに、床の間の大きさに合わせて、バランス良く飾れるかどうかも考慮しましょう。

季節ごとのおすすめ掛け軸

ここからは、季節ごとにおすすめの掛け軸について詳しく見ていきましょう。

1.春(3月〜5月)

草木が芽吹き、花々が美しく咲き乱れる春は、命の誕生や成長を感じさせるようなデザインの掛け軸が好まれる傾向にあります。春の日差しのようなやわらかさを感じさせる図柄や、淡いピンクやグリーンなど明るい色調の掛け軸を選ぶのがおすすめです。

禅語が書かれた掛け軸の場合、春には以下のようなものが適しています。

・3月:弄花香満衣(はなをろうすればかおりころもにみつ)

花摘みをしているうちに花の香りが衣服に移ったという、香しさを感じられる様子を表した言葉です。「良い環境にいることで良い影響を受ける」「人徳のある人や教養の高い人は周囲に良い影響を与える」の意味があります。

・4月:柳緑花紅(やなぎはみどりはなはくれない)

草木や花が、ありのままの美しさを見せる様子を表した言葉です。ありのままのままでいることの大切さ、あるがままを受け入れることの大切さを表しています。

・5月:幽鳥弄真如(ゆうちょうしんにょをろうす)

山奥で鳥が美しくさえずっている様子を表した言葉です。「静けさのなかに真理がある」の意味があります。

絵画掛け軸の場合、34月頃は、「桜」や「梅」、「桃」、「鶯(うぐいす)」などのモチーフが描かれたものがよく選ばれます。なかでも、現代でも春の風物詩として多くの日本人から愛されている桜は、美しさと同時に命の儚さを感じさせるので人気が高いです。3月には桃の節句(ひな祭り)に合わせて、桃の花が描かれた掛け軸もよく飾られます。

5月頃になると「牡丹(ぼたん)」や「菖蒲(しょうぶ)」がモチーフの掛け軸が選ばれやすくなります。

2.夏(6月〜8月)

暑さが厳しい夏は、涼しげな雰囲気を感じさせる文字やデザインの掛け軸が好まれる傾向にあります。厳しい暑さに負けない生命の力強さを感じさせる掛け軸を選んでもよいでしょう。

禅語が書かれた掛け軸を選ぶ場合、夏には以下のようなものが適しています。

・6月:山是山水是水(やまこれやまみずこれみず)

山は山、水は水として存在し、異なるものが共存しながら自然を作り出している様子を表した言葉です。「それぞれに個性がある」「不要なものをそぎ落とすことで、本質が見えてくる」といった意味があります。

・7月:清流無間断(せいりゅうかんだんなし)

清流が絶えず流れ続けている様子を表す言葉です。修行や悟りが終わりなく続くことを示しています。

・8月:心静即身涼(こころしずかなればすなわちみすずし)

「心を落ち着けて過ごすことで、暑さを忘れて涼しく過ごせる」という意味の言葉です。

絵画掛け軸の場合、梅雨の時期には「紫陽花(あじさい)」や「立葵(たちあおい)」といった花が描かれた掛け軸がよく見られます。

7月に入ってから人気が高いのは、「朝顔(あさがお)」を描いた掛け軸です。「明日もさわやかに」「平静」といった花言葉を持つ朝顔は、清楚で可憐な印象があります。夏の朝に涼しさをもたらしてくれる代表的な花として、掛け軸の題材によく選ばれます。

7〜8月にかけて人気の絵柄は、「鮎」や「金魚」、「蛍」といった水辺の生き物や、「滝」や「渓流」、「清流」などです。うだるような暑さが続く夏場では、涼しげな印象を与える掛け軸を選び、茶室の暑さを和らげましょう。モノトーンの水墨画も、清涼感を感じさせるとして、この時期によく選ばれています。

また、生命の力強さを感じさせるような「夏草」や「若竹」を描いた掛け軸も、この時期にぴったりです。

3.秋(9月〜11月)

秋は、色鮮やかな紅葉を言葉や絵で表した掛け軸が人気です。また、実りの秋を象徴する収穫の様子や、お月見などをイメージさせる掛け軸もよく用いられます。

禅語が書かれた掛け軸の場合、秋には以下のようなものが適しています。

・9月:清風払明月(せいふうめいげつをはらう)

秋の澄んだ夜空に月が美しく浮かび、涼しい秋風が吹く様子を表した言葉です。

・10月:一粒万々倍(いちりゅうまんまんばい)

一粒の種が何倍もの実りをもたらす様子を表す言葉です。「小さな努力が未来で花開く」といった意味があります。

・11月:開門落葉多(もんをひらけばらくようおおし)

門を開けると一面に落ち葉が積もっている様子を表した言葉です。「すべてを捨てて心が清らかになる」という意味があります。

絵画掛け軸の場合、初秋(お盆の終わり頃から9月初旬)には、99日の重陽(ちょうよう)の節句に関係のある「菊」をモチーフにした掛け軸がよく見られます。菊の節句とも呼ばれる重陽の節句は、無病息災や不老長寿、子孫繁栄などを祝い、菊の美しさを愛でる行事です。菊は高貴さや気品を象徴する花なので、菊を描いた掛け軸を飾ることで、茶室に高い格式をもたらしてくれるでしょう。

また、9月初旬から10月初旬にかけての仲秋には、秋の代表ともいえる紅葉を描いた掛け軸が人気です。赤色や黄色に色づいた美しい情景が描かれており、四季のある日本ならではの美しさを感じることができるでしょう。この時期には、すすきをはじめとした「秋の七草」が描かれた掛け軸もよく見られます。

10月初旬から11月初旬にかけての晩秋には、秋の終わりを感じさせる、「山茶花(さざんか)」や「烏瓜(からすうり)」といった植物のモチーフが人気です。

ちなみに、収穫の時期でもある秋の掛け軸として、「柿」や「栗」などの食べ物をモチーフにしたものもあります。

4.冬(12月〜2月)

厳しい寒さが続く冬には、雪景色や木枯らしなどの情景や、静寂がもたらす美しさ、新しい年を迎える喜びなどを言葉や絵で表した掛け軸をかけるのが一般的です。

禅語が書かれた掛け軸の場合、冬には以下のようなものが適しています。

・12月:看々臘月尽(みよみよろうげつをつくす)

年の瀬になり、時が過ぎるのを惜しむ気持ちを表した言葉です。日々を大切に生きることの大切さを伝えています。

・1月:彩鳳舞丹霄(さいほうたんしょうにまう)

5色の鮮やかな羽根を持つ鳳凰が空を舞う様子を表しています。縁起が良くめでたい言葉なので、新年の茶会で飾るのにぴったりです。

・2月:梅花和雪香(ばいかゆきにてわしてかんばし)

梅の花が雪のなかで香り立つ様子を表した言葉です。寒さの厳しい冬のような困難な環境でも、努力を続けることで成功がもたらされることを意味しています。

絵画掛け軸で冬に選ばれる代表格は、静けさを感じる「雪景色」です。雪景色から伝わる静寂さが、茶室に荘厳な雰囲気をもたらしてくれるでしょう。

また、雪の寒さに耐えて美しく花開く「寒梅」、白い雪のなかで存在感を放つ「椿」や「南天(なんてん)」も、この時期の掛け軸の題材として好まれています。「難を転ずる」として厄除け・魔除けに用いられてきた歴史を持つ南天は、特に人気が高い題材です。

静寂さや冬の澄んだ空気を表す掛け軸として、モノトーンの水墨画が選ばれることもあります。

新年を迎えた際には、伝統的な正月の題材である「富士山」や「日の出」が描かれた掛け軸も多く用いられます。

季節を問わない掛け軸(通年掛け軸)

ここまで季節ごとにおすすめの掛け軸をご紹介しましたが、通年でかけられる掛け軸もあります。季節を問わず長く使える掛け軸を選びたい方は、これからご紹介する掛け軸を選ぶとよいでしょう。

1.禅語による通年掛け軸

まずは禅語がしたためられた通年掛け軸を紹介します。

・日々是好日(ひびこれこうじつ・にちにちこれこうじつ)

日々是好日は、中国の禅僧が悟りの境地を言い表した言葉です。「毎日が大切である」「毎日が最良の日となるように努めなさい」「起こったことの良し悪しを判断せず、あるがままを受け入れる」という意味を持ちます。

解釈はいくつかありますが、日々を大切に過ごし、努力を怠らないことの重要性を示しています。心を整える際に適した禅語として、季節を問わず人気が高いです。

・一期一会(いちごいちえ)

一期一会は、千利休の弟子が記した書物にある「茶会は一期に一度の会」が語源となった言葉です。「一生に一度」という意味を持ちます。

「二度と訪れない今日という大切な日に集まってくれた招待客をもてなしたい」という、亭主の想いを表現するのにぴったりの禅語といえるでしょう。茶会はもちろん、日々心がけたい教訓として、多くの人がこの掛け軸を選んでいます。

・無事是貴人(ぶじこれきにん)

無事是貴人は、中国(唐)の禅僧が残した言葉です。「心を落ち着かせ、平穏で過ごせる人こそが、本当の意味で尊い人である」という意味を持ちます。「無事」とは、どのような状態にあっても、心穏やかな状態を保つという意味です。

禅の修行では、悟りを開くために、煩悩や執着を取り除かなければなりません。無事是貴人は、欲を捨て、内面の平穏を保ちながら日々を無事に過ごすことの大切さを説いています。

2.絵画による通年掛け軸

絵画掛け軸のなかにも、一年を通して使えるものがあります。代表的な絵画掛け軸について見ていきましょう。

・山水画

山水画は、自然の情景を描いた水墨画のことです。山水画には、水墨山水、淡彩山水、南画山水などの種類があります。茶室だけでなく、一般家庭の和室などにもよく見かける絵画掛け軸です。ただし、花や雪など、特定の季節を表すモチーフが描かれている山水画は、その季節にしか用いることができません。選ぶ際は、季節外れになっていないか注意しましょう。

・書画

書画は、文字と絵を組み合わせたデザインのことです。

茶室に適した書画の掛け軸の代表的なものに「円相」があります。円相は、一筆書きで記号の◯を描いたものです。禅の世界において、円は悟りや真理の象徴とされています。

円相の特徴は、人によって解釈がまったく変わってくることです。欠けることなく満ち足りた状態と考える人もいれば、力強さを感じる人、どこか不安な気持ちになる人など、人によってとらえ方はまったく異なります。同じ人でも、精神状態によってとらえ方は大きく変わってくるでしょう。シンプルな掛け軸ですが、心の状態によって受け取り方が変わることに、円相の奥深さがあります。

・松竹梅図

松竹梅図は、一年を通しておめでたい席に適している絵画です。

松竹梅は、冬の寒さに耐える3つの植物「歳寒三友(さいかんさんゆう)」とも称され、縁起の良い組み合わせとして知られています。なかでも、「松竹梅高砂(たかさご)」は、結納や結婚式、結婚記念日などの贈り物にも選ばれる絵画掛け軸です。

・鶴亀図

鶴亀図は、「鶴は千年、亀は万年」の言葉にちなみ、長寿を表す絵画とされてきました。また、鶴も亀も一夫一妻制の生き物であることから、夫婦円満の象徴とも考えられています。

縁起の良い絵画のため、一年を通してさまざまなお祝い事に適した掛け軸です。前述した松竹梅と鶴亀を描いた「松竹梅鶴亀」は、長寿の祝いにも用いられます。

・龍虎図

龍虎図は龍と虎が対で描かれた絵画です。単体で描かれることも多いですが、二つをセットにして描いた龍虎図は、縁起の良い掛け軸の代表格とされています。空間に力強さや神聖さを演出できます。

3.和歌や漢詩による通年掛け軸

最後に、和歌や漢詩による代表的な通年掛け軸をご紹介します。

・和敬清寂(わけいせいじゃく)

和敬清寂は、千利休が提唱した茶道の心得である「調和」「敬意」「清浄」「静寂」を表した言葉です。「どのような人とも心を通わせてお互いを尊い合い、清らかで何事にも動じない平穏な心を持つこと」を意味します。茶会だけでなく、日常生活でも教訓となる言葉です。

・松無古今色(まつにここんのいろなし)

松無古今色は、季節が変わっても常に青々としている松の葉にたとえ、「時を経ても変わらないこと」を意味する言葉です。何事にも動じない心の平穏を保つことの大切さを伝えています。また、一見同じように見える松の葉にも、新しい葉と古い葉があることから、「平等のなかに区別があること」も意味しています。

・喫茶去(きっさこ)

喫茶去は「お茶を召し上がれ」という意味の言葉です。訪れるすべての人をもてなす心を表しています。「難しい話は抜きに、楽しくお茶を飲みましょう」というメッセージを伝えるのに、ぴったりの言葉といえるでしょう。

まとめ:掛け軸の買い取りならまねきやがおすすめ

掛け軸は、茶道における精神性や日本の美意識を映す鏡ともいえる存在です。茶会を催す際は、茶会の趣旨や季節を考え、招待客へのメッセージを込めた掛け軸や、季節感を演出できる掛け軸を選びましょう。

とはいえ、大切な意味が込められた掛け軸であっても、手放すことを検討している方もいるかもしれません。そのようなときは、専門の買取業者に相談するのも一つの手です。

骨董品や絵画の買い取りを行なっている買取専門店「まねきや」では、掛け軸の買い取りにも対応しています。

経験豊富な専門スタッフが一点ずつ丁寧に査定し、市場価値に見合った適正価格を提示します。想定以上の金額になるケースもあるので、ご自宅に眠っている掛け軸を手放すことを検討している方は、お気軽にご相談ください。店舗買取だけでなく、出張買取や宅配買取にも対応しています。

この記事の監修者

水野 政行 | 株式会社水野 代表取締役社長

高価買取専門店 まねきや 最高責任者・鑑定士

今まで 54,750点以上の査定実績。
金・貴金属・宝石全般、ロレックスなどのブランド時計、ブランド品全般、切手、古銭、絵画、骨董品全般の査定を得意とする。
2021年より自社ブランドである「高価買取専門店 まねきや」をリリースし、全国に展開。 「売るはめぐる」をコンセプトにした、買取専門店である当店を一人でも多くの方に体感していただくために、私の約15年間の業界経験の全てを注ぎたいと思っております。