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コーチのバッグの買取相場はどれくらい?正規品とアウトレット品で異なるかも解説

2025.07.15

コーチのバッグを手放す際、どのくらいの価格で売れるのか気になる方は多いでしょう。コーチのバッグは、正規品のほかにアウトレット品や並行輸入品も多く出回っており、これらの違いが買取相場に影響を与える重要なポイントとなります。

この記事では、コーチのブランドの特徴から正規品とアウトレット品の違い、偽物の見分け方などを解説します。また、コーチのバッグをできるだけ高く買い取ってもらうためのコツもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

コーチとはどんなブランド?

コーチ(COACH)は、1941年にアメリカ・ニューヨークで創業された高級ファッションブランドです。おもにレザーグッズを中心に商品を展開しています。もともとは「ゲイル」という社名で、リリアン・カーンとマイルズ・カーン夫妻、そして6人の職人たちによる小さな工房から始まりました。

創業当初は紳士向けの皮革製品を多く手がけており、その卓越した職人技が注目を集め、徐々にブランドとしての地位を築いていました。

ある日、カーンは野球観戦で見かけたグラブにヒントを得て、丈夫で使うほどにやわらかくなるレザーの開発を目指します。そして、1958年に「グラブタンレザー」を完成させました。

1960年代には、グラブタンレザーを使ったバッグを、「コーチ」ブランドとして発表します。高品質で耐久性にも優れているうえ、価格も手頃だったことから人気が急上昇し、社名も「ゲイル」から「コーチ」へ変更されました。

現在では、バッグだけでなくアパレルやアクセサリー、シューズなど幅広いアイテムを展開し、世界中に多くのファンを持つブランドへと成長しています。

コーチの名前やブランドロゴの由来

小さな工房「ゲイル」から始まったコーチは、グラブタンレザーのヒットを機にブランド名が現在の「コーチ(COACH)」へと変更になりました。この名前は、ハンガリーの町「コチ(Kocs)」に由来しています。

コチは、世界で初めてサスペンション付きの4輪馬車を作った町として有名です。その馬車は非常に快適だったため、ヨーロッパ中で高く評価されました。やがて「コチ」という名前は、馬車そのものを指すようになり、貴族が大切な人や物を運ぶ際に使われるようになります。

その後、「コチ」は「コーチ」と発音されるようになり、「大切なものを目的地へ運ぶ」という意味を持つようになりました。

ブランド名には、「大事なものを丁寧に届けたい」との思いが込められています。また、それにちなんでブランドロゴには馬車が採用されています。

コーチのバッグはアウトレット商品と正規品で異なる?

コーチのバッグには、百貨店や公式店舗で販売される「正規品」と、アウトレット店を中心に販売される「アウトレット商品」があります。アウトレット店で取り扱われる商品は、アウトレット専用に製作された商品や、正規店で人気のあったモデルの素材・カラーを変えてアウトレット向けに展開されたものです。

そのほか、シーズンを過ぎた正規品や、過剰在庫となった正規品がアウトレットで販売されることもあります。

アウトレットには「ファクトリーアウトレット」と「リテールアウトレット」という2種類の供給ルートがあり、それぞれ取り扱う商品が異なります。ファクトリーアウトレットは、メーカーが工場から直接販売する形式で、コーチのアウトレット品の多くはこのタイプです。中間コストがかからないため、比較的価格が抑えられています。

一方、リテールアウトレットで取り扱われているのは、小売店がメーカーから仕入れた在庫処分品や返品商品などです。そのため、多少のキズや色落ちが見られる商品も販売されている場合があります。なお、これらが販売されているのは、おもに大型アウトレットモールなどです。

見た目は似ていても、正規品とアウトレット品では素材や細部の仕上がりに違いがあり、価格も異なります。買取査定でも、正規品のほうに高い査定額が付く傾向にあり、購入時にはそれぞれの違いを理解しておくと安心です。

コーチのバッグの買取相場について

コーチのバッグは、正規品とアウトレット品で価値が異なるため、買取価格にも差が出ます。また、人気のデザインかどうかや、バッグの状態の良し悪しも、査定額に影響する大きな要素です。一方で、「コーチの買取相場は安くなりやすい」ともいわれます。

そこで、コーチの買取相場と、価格が安くなりやすい要因をチェックしておきましょう。

1.正規品の相場

正規品のバッグの買取相場は、およそ5,000円から2万円前後で推移しています。バッグの素材や製造年、型式、そして状態の良し悪しなどが査定価格に影響するポイントです。

コーチには、さまざまな形やサイズのバッグがありますが、なかでもトートバッグは安定的な需要があり、高く買い取ってもらいやすいアイテムです。特にレザーのトートバッグは、状態が良ければ4万円近い高額査定を受ける場合もあります。

また、人気のチャーリーキャリーオールも中古市場での注目度が高く、こちらも状態が良ければ1万円以上の査定が付くことがあります。

2.アウトレットの相場

アウトレット品のバッグの買取相場は、およそ1,000円から2万円前後であり、正規品に比べて査定額はやや低めです。

ただし、アウトレット品でもレザーを使った製品や、もともと価格の高い人気モデルであれば高額査定が期待できます。特に、状態が良く美品の場合は5,000円以上の査定が付くこともあり、人気のモデルだと1万円を超えるケースもあるでしょう。

一方で、使用感やキズの有無、汚れなどが目立つ場合は、査定額が1,000円を下回るケースもあります。このように、アウトレット品であっても、バッグの状態やメンテナンスの有無が査定価格を大きく左右します。

3.コーチのバッグの買取相場が安いといわれる理由

コーチのバッグは、正規品やアウトレット品に加え、並行輸入品も多く市場に出回っています。並行輸入品とは、コーチと無関係の第三者が海外の正規販売店から仕入れた商品のことです。アウトレット品と同様にアフターサービスがないものの、その分、価格を抑えられる点で共通しています。

コーチはこうした正規品以外の商品が多いため、買取相場が安くなる傾向にあります。さらに、中古市場にコーチのバッグが大量に出回っているのも、相場が低くなる理由の一つです。つまり供給が需要を上回り、商品の価値が下がりやすくなっているわけです。

コーチのバッグがアウトレット商品か見分ける方法

コーチのバッグは、正規店とアウトレット店で販売価格に違いはあるものの、外見や機能には大きな差はほとんどありません。そのため、見た目だけで区別するのは難しい場合が多いでしょう。ここでは、アウトレット品かどうかを見分ける具体的なポイントを詳しくご紹介します。

1.内タグのスタイルナンバーを見る

コーチのバッグには「ストーリーパッチ」と呼ばれるタグが縫い付けられており、そこにはスタイルナンバーが記載されています。このスタイルナンバーを見ると、アウトレット品か正規品かを判断できます。

例えば、番号が「F」や「FS」で始まっている場合は、アウトレット専用モデルであることを示しており、「F」は「ファクトリー(工場)」の頭文字です。

しかし、近年では、「F」から始まる番号の刻印が見られなくなったため、正規店とアウトレット店の両方で「C」マークから始まる品番が使われるようになりました。そのため、「C」で始まる品番だけでは、正規品かアウトレット品かの判別が難しくなっています。バッグの品番が「C」で始まる場合は、インターネットでモデル名を検索し、どちらなのかを確認する方法が便利です。

また、タグの右上に「◎」マークが付いている場合は、コーチの正規店から流通したアウトレット品であることを示しています。これは、在庫処分などの理由で正規店からアウトレットへ流れた商品であり、商品を見分ける際の重要な手がかりになります。

2.素材や金具の質感をチェック

正規品のバッグは、細部にまで高級感があり、留め具の金具も重厚で刻印も細かく作られています。使用される素材は、レザーや丈夫なキャンバスが中心で、耐久性と上質さを兼ね備えています。また、本物のコーチバッグは、やわらかくしっかりとした触り心地が特徴的で、長期間の使用にも耐えられる作りです。

一方、アウトレット品は素材がやや簡素で、細部の仕上げに粗さが目立つことがあります。さらに、金具の質感や刻印の精密さが正規品より劣っていたり、縫製やステッチの幅が簡略化されていたりするケースも少なくありません。

これらの違いは、よく観察すれば判別できるものの、素人には判断が難しい場合もあります。そのため、ほかのポイントと併せて総合的に判断することが重要です。

3.デザインのシンプルさや定番感

アウトレット品は、正規品の過去モデルを簡易化したものや、シーズンを問わない定番デザインが中心です。また、アウトレット専用のパターンやカラー展開が用意されていることもあり、これらが見分ける材料になります。全体的に、流行を強く意識したデザインよりもシンプルでベーシックなアイテムが多く、アウトレット品だと判断しやすいでしょう。

さらに、デザインの細かい部分にも正規品とアウトレット品の違いが見られます。例えば、シグネチャーラインの「COACH」ロゴは、アウトレット品では印字がはっきりしています。一方、正規品の場合は、小さく白字で「COACH」と入っており、この違いで見分けることも可能です。

コーチのバッグの偽物の見分け方

コーチのバッグは偽物も多く出回っているため、見分けるポイントを知っておくことが大切です。ここでは、偽物の特徴や見分け方についてわかりやすく説明します。

1.ロゴや刻印のズレや粗さ

正規品のコーチのロゴは文字間隔が均等で、プレートに刻印されているものも非常に精巧に作られています。反対に偽物では、フォントが異なっていたり、刻印が浅かったり、歪んでいたりすることがあり、これらが判別の材料となるでしょう。

ただし、コーチのロゴ自体には大きな特徴が少ないため、ロゴだけで判別するのは専門家でも難しい場合があります。本物と偽物を並べて比べたときにどこか違和感を覚えることが、偽物に気付くきっかけになる場合も多くあります。

加えて、ロゴを囲む枠も偽物を見分けるポイントの一つです。正規品のコーチのバッグでは、ロゴは囲み枠が精密に作られており、馬車のマークの角度も正確です。これに対して偽物は、囲み枠が単なる丸だったり、馬車の角度がずれていたりと粗雑な仕上げが目立ちます。

2.ステッチの仕上がりや縫製の精度

コーチのバッグの正規品は縫製が丁寧で、ステッチの幅や糸の始末が均一に仕上げられています。また、縫い合わせが左右対称に配置され、コーチならではの高級感を演出しています。これらは真贋鑑定の際の重要なポイントです。一方、偽物は糸が飛び出ていたり、ステッチが曲がっていたりすることが多く、品質に大きな差があります。

特に、コーチのシグネチャーラインでは、横糸1本と縦糸6本で縫い合わせられ、1インチ当たり12目のステッチで均等に入っている点が特徴です。素人目では見分けが難しいこともありますが、縫い目がゆるいものや、逆にきつすぎて形が崩れているものは偽物の可能性が高いといえます。

さらに、バッグの底や内ポケットなど、細かい部分までチェックすることが正確な判断につながります。

3.購入場所と付属品の有無

偽物は、フリマアプリや個人間取引で多く出回っているため、購入場所も重要な要素です。信頼できる販売店や公式オンラインショップ、認定販売店で購入したものは信頼度が高くなります。しかし、フリマアプリなどで売っているバッグは正規の保証書やレシートが付いていないケースが多く、偽物が紛れている可能性もあるでしょう。

付属品の有無も見分けるポイントになります。正規品には、保存袋やタグなどが付いています。例えば、コーチの保存袋は高品質なポリエステル製で紐に光沢がありますが、偽物は安っぽい素材が使われているものが多い傾向です。

ただし、付属品が付いているからといって、必ずしも本物とは限りません。偽造された保証書やタグが付いている場合もあるため、やはり購入元が信頼できるかどうかをしっかり確認することが大切です。

コーチのバッグを少しでも高く売る方法

ここでは、査定額アップにつながるポイントをご紹介します。なお、査定業者ごとに評価基準が異なる場合があるため、複数の業者に査定を依頼するのが賢い方法です。

1.きれいな状態に整えてから査定に出す

バッグの表面や内側の汚れは、やさしく拭き取るだけでも清潔感が増し、印象が良くなります。金具部分のくすみや角の擦れも、簡単な手入れで見違えることが多くあります。バッグ内のゴミやホコリは取り除き、やわらかく乾いた布で軽く汚れを落としましょう。

ただし、過度な手入れはかえってキズを付けてしまうことがあります。その結果、査定額が下がる可能性もあるため、軽いメンテナンスにとどめておくのが賢明です。

また、香水などのにおいがバッグに染みついている場合もありますが、皮革に合わない香りは査定に悪影響を与える可能性があります。保管状況も査定に影響するため、湿気や直射日光を避けて保管するよう心がけましょう。

2.付属品をそろえておく

コーチのバッグをはじめとする中古品は、付属品がそろっているほど高価買取につながりやすい傾向があります。そのため、タグや保存袋、箱などの付属品はできるだけ保管しておきましょう。特に、購入時のレシートや保証書があれば、真贋鑑定がスムーズになり、査定時の信頼度も増します。

また、すべての付属品がそろった「完品」の状態は中古市場での人気も高いため、できるだけ付属品をまとめて査定に出すことをおすすめします。さらに、正規店で有償修理を受けた場合は、その際のレシートも大切な証明書となるため、持っていれば一緒に提出しましょう。

なお、アウトレットで購入した商品は、付属品が付いていないこともよくあります。査定前に付属品の有無を伝えておくと、手続きがよりスムーズに進みます。

3.人気モデルや限定カラーは早めに売る

中古市場では、新しいモデルほど高く評価される傾向があります。できるだけ早く買い取りを依頼すれば、高値での売却につながりやすいでしょう。レザーや布製品は、時間が経つとシミやベタつきが発生しやすいため、使っていなくても古くなるほど価値が下がってしまいます。

ブランド品には流行の波があり、人気がピークを過ぎると査定額が下がることは珍しくありません。特にコーチは新作の入れ替わりが早いため、旧作はなるべく早く売るのが高値で売却するコツです。

限定カラーやコラボ商品は、需要が高いうちに売却するとよいでしょう。季節に合ったアイテムも、その時期に売るとより高値が付きやすくなります。需要を見極め、売却のタイミングを逃さないことが重要です。

コーチを売るならまねきやがおすすめ

コーチのバッグは、ブランドの長い歴史と高い品質によってその価値が保たれています。正規品は、上質な素材や美しい縫製などから高級感があり、高値が期待できます。一方で、アウトレット品は、比較的査定額が抑えられてしまうのが実情です。

バッグの状態や人気モデルかどうかも査定額に大きく影響するため、できるだけきれいな状態で査定に出すのが高額査定を狙うポイントとなります。買取相場の傾向や正規品とアウトレット品の見分け方を知っておくと、より賢く売却できるでしょう。

「まねきや」はブランドバッグの買い取りに強く、コーチのバッグについても多数の買取実績を誇ります。コーチのバッグを手放したいものの、査定や売却方法に迷っている方は、まねきやの利用がおすすめです。専門スタッフが正規品とアウトレット品の違いをしっかり見極め、一つひとつ丁寧に査定したうえで納得できる価格を提示します。

また、LINE査定を含め、宅配・出張・店頭の4つの買取方法からお選びいただけるため、忙しい方でも利用しやすいのが強みです。まずはお気軽に査定をお試しください。

この記事の監修者

水野 政行 | 株式会社水野 代表取締役社長

高価買取専門店 まねきや 最高責任者・鑑定士

今まで 54,750点以上の査定実績。
金・貴金属・宝石全般、ロレックスなどのブランド時計、ブランド品全般、切手、古銭、絵画、骨董品全般の査定を得意とする。
2021年より自社ブランドである「高価買取専門店 まねきや」をリリースし、全国に展開。 「売るはめぐる」をコンセプトにした、買取専門店である当店を一人でも多くの方に体感していただくために、私の約15年間の業界経験の全てを注ぎたいと思っております。