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ウィーン金貨の種類や価値について解説!日本でも売買できる?

2025.06.16

ウィーン金貨に興味はあるけれど、「本当に価値があるのか」「どこで買えるのか」「売るならどうすればいいのか」などと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

ウィーン金貨は高い資産価値を持つ一方で、価格は相場や状態によって大きく変わるため、事前の正しい知識が大切です。

この記事では、ウィーン金貨の特徴や種類、価値の決まり方をわかりやすく解説するとともに、日本での購入・売却方法や偽物への注意点、ほかの人気金貨についても紹介します。最後まで読むことで、ウィーン金貨を安心・納得して取引するためのポイントがしっかりと理解できるため、ぜひ参考にしてください。

ウィーン金貨とは

ウィーン金貨は、オーストリア造幣局(Münze Österreich)が1989年から発行している純金製の地金型金貨です。地金型金貨とは、おもに投資目的で発行される金貨を指し、素材としての金の価値を重視した特徴があります。

正式名称は「ウィーン金貨ハーモニー」といい、音楽の都オーストリアならではのデザインが魅力です。

コインの表面には、世界的に有名なウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地である楽友協会大ホールに設置されたパイプオルガンが描かれています。裏面には、ウィーンホルンやハープ、バイオリン、ビオラ、ファゴットといった管弦楽器が並び、音楽を愛するオーストリア国民の文化が表現されています。

金の純度は99.99%(24K)と非常に高く、世界中の投資家や金貨コレクターから高い人気を集めている金貨です。

ウィーン金貨の種類

ウィーン金貨には、1オンスから110オンスまで、いくつかのサイズが用意されています。ウィーン金貨のサイズと重さは次の4種類です。

ウィーン金貨の種類

重さ

直径

厚さ

1オンス

31.1035g

37mm

2.0mm

1/2オンス

15.5517g

28mm

1.8mm

1/4オンス

7.7758g

22mm

1.4mm

1/10オンス

3.1103g 16mm 1.2mm

なお、ここで使われている「オンス」は「toz」とも表記される「トロイオンス」のことで、金や銀など貴金属の重さを示す国際的な単位です。

地金型金貨のなかにはデザインが毎年変化するものもありますが、ウィーン金貨はすべてのサイズで毎年デザインは共通です。

また、ウィーン金貨には限定バージョンや記念発行もあります。

例えば2004年には、1,000オンス(31.103kg)の特大ウィーン金貨が15枚限定で製造され、当時「世界最大の金貨」として注目を集めました。この金貨は直径37cm、厚さ2cm、額面10万ユーロで、当時の為替や金価格で約6,000万円相当の価格で販売されました。

2014年には発行25周年を記念して、特別な鏡面加工が施された金貨セットも登場しています。この記念セットは5,000セット限定で販売され、コレクターからも高い人気を集めました。

ウィーン金貨の価値とは

ウィーン金貨の価値は、おもに金そのものの相場によって決まります。金相場は日々変動しているため、ウィーン金貨の取引価格もその時々の金価格に連動して変わります。

額面は1オンスで100ユーロなどと刻印されていますが、実際の取引価格はその何倍もの市場価値を持つことが一般的です。つまり、額面は法定通貨としての形式的な価値であり、金そのものの価値とは一致しません。

また、ウィーン金貨は発行年や希少性、保存状態などによっても価値が変動します。限定発行の記念モデルや、美しく保存されているものは、通常の流通品より高く評価されることがあるでしょう。

世界的に知名度が高く、安定した需要があるウィーン金貨は、換金性も高いことから資産保全を目的として購入されることが多い金貨です。投資用としてだけでなく、価値を守る実物資産としても人気を集めています。

ウィーン金貨の価値を決めるポイント

ウィーン金貨の価値を決める要素はいくつかありますが、特に重要なのは以下の4つです。

  1. 金の含有量
  2. 市場価格(相場)
  3. 発行年
  4. 状態(傷や変色の有無)

まず、金貨の基本的な価値は、含まれている純金の量によって決まります。ウィーン金貨は99.99%(24K)の高い純度を誇り、純度と重量をかけ合わせることで、含まれる純金量を正確に算出できます。この純度と重量は、どの金貨でも客観的に測定できるため、最も安定した価値の基準といえるでしょう。

次に、金の市場価格(相場)も大きな影響を与えます。金相場は、世界経済や国際情勢などによって日々変動しており、相場の上昇や下落に応じて金貨の取引価格も変わります。そのため、金貨を売買するタイミングによって価格差が生まれることがあります。

さらに、発行年や発行枚数も価値を左右するポイントです。発行枚数が少ない限定品や、すでに生産が終了した過去の年号の金貨は、市場での流通量が減少するため希少価値が高まりやすくなります。特に記念発行の金貨はコレクター需要もあり、高値が付くことがあります。

また、金貨の状態も買取価格に大きく影響します。傷や変色がなく、未使用に近いものほど高く評価される傾向があります。劣化を防ぐための保存ケースに入っているかどうかも査定額に影響することから、保管方法には注意が必要です。

金貨を直接手で触ると指紋や汚れが付く恐れがあるため、専用のケースやカプセルに入れて保管し、やむを得ず触れる場合はやわらかい綿手袋を使用するのがおすすめです。

ウィーン金貨は日本で買える?

ウィーン金貨は、日本国内でも購入できます。金や貴金属を取り扱う専門店や地金商、インターネットの通販サイトなど、多くの販売ルートがあります。

特に、地金商や金専門の通販サイトでは、金相場に連動した価格でウィーン金貨を販売しているのが一般的です。金の価格は日々変動するため、購入時点の相場を確認しながら価格を比較することがポイントです。

また、ウィーン金貨を購入する際は、信頼できる販売店を選ぶことが大切です。実績のある販売店なら金貨の品質や真贋が保証されており、安心して購入できます。

ウィーン金貨は偽物もある?

ウィーン金貨は世界的に有名で、多くの人に知られている金貨です。そのため、残念ながら偽物が出回ることもあります。

特に、個人取引や信頼できない業者を通じて購入する場合は、偽物をつかまされるリスクがあるため注意が必要です。

偽物を避けるためには、正規の鑑定書が付いているものを選ぶことや、長年の実績がある販売店で購入することが安心につながります。品質や真贋がしっかり保証された販売店を選び、確実に本物を手に入れましょう。

ウィーン金貨以外に価値のある金貨とは

ウィーン金貨は世界的に人気の高い金貨ですが、それ以外にも投資や収集の対象として高く評価されている金貨があります。

ここでは、代表的な以下の5つの金貨を紹介します。

  1. メイプルリーフ金貨
  2. アメリカンイーグル金貨
  3. クルーガーランド金貨
  4. ブリタニア金貨
  5. カンガルー金貨

1.メイプルリーフ金貨

メイプルリーフ金貨は、カナダ王室造幣局が1979年から発行している高純度の金貨です。純度は99.99%(24K)を誇り、ウィーン金貨やオーストラリアのカンガルー金貨と並んで「世界三大金貨」の一つとされています。

表面にはエリザベス2世の肖像が、裏面にはカナダの象徴であるサトウカエデの葉がデザインされています。

世界中で投資用金貨として高い人気を誇り、年々セキュリティ機能が向上しています。2013年と2015年には、エリザベス女王やカエデの葉の背景に精密な放射線状の線を加え、さらにレーザーによるマイクロ単位のカエデの刻印を施す技術を採用しました。

2.アメリカンイーグル金貨

アメリカンイーグル金貨は、アメリカ合衆国造幣局が発行している金貨です。

純度は91.67%(22K)で、純金に銀や銅を加えることで耐久性を高めています。純度99.99%の金貨は傷付きやすい特性がありますが、アメリカンイーグル金貨は耐摩耗性に優れているため、取り扱いやすいのが特徴です。

表面にはアメリカを象徴する自由の女神像が、裏面には国鳥であるハクトウワシ(イーグル)が描かれ、アメリカ国内外で高い流通性があります。

3.クルーガーランド金貨

クルーガーランド金貨は、南アフリカで1967年から発行されている世界で最も歴史のある地金型金貨です。金貨の名前は、トランスヴァール共和国の大統領だったポール・クルーガーに由来しています。

表面にはクルーガーの肖像が、裏面には南アフリカに生息するスプリングボックが描かれています。

銅を加えることで耐久性を高めており、ほかの金貨に比べて赤みがかった色味が特徴です。

4.ブリタニア金貨

ブリタニア金貨は、イギリスの英国王立造幣局(ロイヤルミント)が発行している地金型金貨です。表面にはエリザベス2世の肖像が、裏面にはイギリスを擬人化したブリタニア女神が描かれています。

ブリタニア金貨は毎年デザインが変わるため、コレクターからの人気も高い傾向です。

近年では偽造防止技術が強化されており、裏面には波模様やトライデントの隠し模様、微細なラインや文字などが施されています。これらの技術によって、投資家からの信頼がさらに高まっています。

5.カンガルー金貨

カンガルー金貨は、オーストラリアのパース造幣局が発行している金貨です。99.99%(24K)の高純度で作られており、資産価値が高いことに加えて、毎年変わるカンガルーのデザインも人気を集めています。

発行年によって発行枚数が異なるため、希少性の高い年にはプレミア価格が付くこともあります。

かつては「ナゲット金貨」と呼ばれ、発行当初から数年間のデザインには自然の金塊(ナゲット)が描かれていました。現在も海外では「ナゲット金貨」と呼ばれることがあります。

ウィーン金貨を売るならまねきやがおすすめ

ウィーン金貨は、高純度の金を使用したオーストリア発行の人気金貨で、投資やコレクションの対象として世界中で取引されています。価値は金相場や希少性、保存状態によって決まり、日本でも専門店や通販サイトを通じて購入することができます。

偽物への注意や、ほかの代表的な金貨についても紹介してきましたが、売却時には信頼できる専門店を選ぶことが大切です。

ウィーン金貨の売却を検討しているなら、買取専門店「まねきや」の利用がおすすめです。

まねきやには、金相場や金貨市場に精通した鑑定士が在籍しており、適正な価格での査定が期待できます。さらに、店舗での対面買取だけでなく、宅配買取や出張買取、LINE査定にも対応しているため、忙しい方や初めて売却を検討する方でも安心して利用できます。

ウィーン金貨を納得のいく価格で売却したい方は、ぜひまねきやの利用を検討してみてください。

この記事の監修者

水野 政行 | 株式会社水野 代表取締役社長

高価買取専門店 まねきや 最高責任者・鑑定士

今まで 54,750点以上の査定実績。
金・貴金属・宝石全般、ロレックスなどのブランド時計、ブランド品全般、切手、古銭、絵画、骨董品全般の査定を得意とする。
2021年より自社ブランドである「高価買取専門店 まねきや」をリリースし、全国に展開。 「売るはめぐる」をコンセプトにした、買取専門店である当店を一人でも多くの方に体感していただくために、私の約15年間の業界経験の全てを注ぎたいと思っております。