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高級毛皮のエンバとは?高価買取される特徴も解説

2025.08.17

「家にあるエンバの毛皮、いくらで売れるのか知りたい」
「どこなら買い取ってくれるのか知っておきたい」

高級毛皮「エンバ(EMBA)」に対し、このように感じている方も多いでしょう。

エンバは現在、販売終了しており、新品としての流通はなくなってるため、希少性と品質の高さから高額買取の対象になることもあります。

本記事では、エンバ毛皮のブランドとしての背景や、現状の評価、劣化の原因や正しい保管方法などを詳しく解説します。

最後まで読めば「少しでも高く売るためのポイント」や「査定で損しないための注意点」が正しく理解できるはずです。エンバ毛皮を適切に現金化するための方法を理解して、ぜひ少しでも高く売却する際の参考にしてください。

エンバとは毛皮の種類?ブランド?

エンバ(EMBA)とは、アメリカで誕生した老舗の毛皮ブランドの名前です。よくミンクやセーブルなど高級毛皮の「種類」と勘違いされますが、あくまでブランド名である点には留意しておきましょう。

エンバの毛皮は世界中の富裕層に愛されています。1940年代〜70年代にかけて一斉を風靡し、極上の素材選定と洗練された縫製技術により世界に名を馳せました。

なかでも、ロシアンセーブルを贅沢に使用したコートやストールは、希少性と優美さを兼ね備えた逸品として知られています。

その知名度と実績から「エンバ=高級毛皮の一種」と誤解されることもありますが、実際にはブランド名であり、使用される毛皮の種類は製品ごとに異なります。(ミンク、セーブル、フォックス、チンチラなど)

現在も中古市場でのエンバ製品への評価は高く、保存状態のよい品は高価買取の対象になっています。

ジャパンエンバは破産した?

かつて日本国内で「エンバ」の毛皮製品を広く流通させていたジャパンエンバ株式会社は現在事業を停止しており、実質的には破産状態となっています。

破産の背景には、バブル崩壊後の贅沢品離れに加え、動物愛護の観点から毛皮への需要が大きく減退したことが挙げられます。

かつてのような高級毛皮ブームが終息したことで、多くの専門メーカーが撤退を余儀なくされ、その影響でジャパンエンバ株式会社も営業継続が困難になりました。

ですがエンバ製品自体の評価が落ちたわけではなく、長年にわたって多くの人に選ばれてきた歴史や高品質な素材は、今もなお高く評価されています。

たとえば良好な状態であれば数千円〜十数万円の買取相場となるケースもあり、ミンクのコートで6万円前後、フォックス製品で3万円前後の価格がつくことも珍しくありません。

高価買取されるエンバの毛皮とは?

以下は、エンバの毛皮製品で高価買取が期待できるアイテムと、その理由を一覧表にしたものです。

高価買取が期待できるアイテムの特徴

高価買取ができる理由

ミンクやロシアンセーブルなど、希少価値の高い毛皮を使用している

市場価値がもともと高く、再販時にも高い需要があるため

毛皮の使用量が多く、大型アイテムである(例:コートやストール)

使用素材が多く、仕立ても丁寧で価値が高まりやすいため

毛並みにツヤがあり、破れや変色が見られない状態を保っている

美観や素材の柔らかさが保たれており、実用性・見た目の両方で評価されるため

購入時のタグや品質証明書などの付属品が残っている

ブランドの真正性を証明できるため、信頼性が高まり査定額に反映されるため

落ち着いた色味・シンプルなデザインを採用している

流行に左右されにくく、幅広い層に再販しやすいため

また、以下に、エンバの毛皮アイテムごとの買取相場を一覧にまとめました。

アイテム

毛皮の種類

おおよその買取相場

ファーコート

ロシアンセーブル・ミンクなど(高級毛皮)

50,000~130,000円以上

ファーコート

フォックス・ラビットなど(一般毛皮)

8,000~30,000円前後

ポンチョ

ミンク・セーブルなど(高級毛皮)

30,000~50,000円前後

ポンチョ

その他の毛皮(一般毛皮)

3,500~20,000円前後

ショール

5,000~13,000円前後

マフラー

1,000~4,000円前後

査定で重視されるのは毛並みの美しさや、破れ・変色がないことです。加えて、購入時のタグや証明書があると信頼性が増し、評価がアップします。

とはいえ、毛皮の価値を見極めるには専門知識が必要であり、どの店舗でも的確な査定が受けられるとは限りません。

毛皮買取の経験が浅いスタッフが対応する店舗では、本来の価値よりも安く見積もられてしまうケースもあります。さらに、販売ルートや在庫事情によっても提示額に差が出るため、1社だけで即決するのは避けるのが無難です。

時間や手間をかけずに事前査定を済ませたい方には、「まねきや」のLINE査定サービスをご検討ください。写真と商品情報を送るだけで、最短10分で大まかな買取額がわかるので、店頭買取前に目安金額をチェックできます。

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なお、的確な査定ができる店舗でも、日焼けや毛抜けなどダメージがあると減額される可能性もあります。次章からは、エンバをきれいな状態で維持するための具体的な方法を、劣化の要因とともに解説します。

毛皮は取り扱いに注意?劣化の要因とは

毛皮製品は高級素材でありながら、繊細な性質を持っています。

とくにエンバのような高品質な毛皮は、少しのダメージでも価値が大きく下がってしまう可能性があります。

毛皮の価値を損ねる代表的な劣化原因は以下のとおりです。

  1. 湿気やカビによって劣化する
  2. 紫外線によって変色する
  3. 摩擦や折りジワが発生する
  4. 虫に食われて痛む
  5. 手入れ不足によってパサつく

売却時に保管状態の悪さで減額を受けないよう、ぜひ保管・お手入れの参考にしてください。

1.湿気やカビによる劣化

湿気は毛皮を劣化させる深刻な要因のひとつです。湿度が高い環境で保管すると、毛皮の内部にカビが繁殖しやすくなり、変色や異臭の発生や毛並みの乱れなどにつながります。

また、皮部分が湿気を含むと硬化して裂けやすくなります。皮部分のひび割れや裂けは状態悪化として買取価格が大幅に下がる恐れもあるため、湿気対策は入念におこないましょう。

とくに多くの方が保管に利用するクローゼットは湿気がこもりやすいため、防湿剤の設置や定期的な換気などの徹底が重要です。

また、水濡れも毛皮にとっては大敵です。雨や汗などで濡れた状態が続くと、毛皮の繊維や皮が劣化します。万が一濡れてしまった場合、すぐに乾いたタオルでやさしく水分を拭き取り、風通しのいい日陰で十分に乾燥させましょう。

2.紫外線による変色

毛皮が変色していると、査定額が大幅に下がります。とくに黄ばみや色あせがあると、見た目の印象だけでなく品質の劣化や強度低下につながるからです。

毛皮は紫外線にかなり弱く、太陽光だけでなく蛍光灯の光に含まれる紫外線でも日焼けや変色が進行します。また、変色によって繊維の状態が変わり、裂けやすくなったり、毛が抜けやすくなったりします。

日焼けや抜け毛を避けるには、毛皮を直射日光や照明の光が当たらない場所に保管しましょう。

3.摩擦や折りジワ

毛皮製品は摩擦や折りジワによって毛並みが乱れやすく、見た目や品質の劣化につながるため注意が必要です。毛皮の素材はかなり繊細で、物理的な刺激によって毛が抜けたり、押しつぶされることで自然な流れが損なわれてしまいます。

たとえば、コートを着たまま椅子にもたれたり、バッグのストラップが長時間同じ場所に触れていると、部分的に毛が抜けたり潰れたりします。また、平らに折りたたんで収納していると、毛が圧迫されて折りジワやクセがつき、見映えが悪くなってしまいます。

摩擦を防ぐには、着用時に椅子の背もたれやバッグのストラップとの接触をできる限り避けることが大切です。

また、抜け毛や折りジワ、クセを防ぐために、厚みのあるハンガーにかけて立体をキープしながら保管しましょう。

4.虫食い被害

毛皮は天然の動物性素材であり、ウールやシルクと同じく、衣類害虫による虫食い被害を受けやすい素材です。

長期間タンスやクローゼットに入れたままの状態が続くと、空気の流れが悪くなり、湿度がこもります。湿度がこもった環境は虫にとって棲みつきやすく、毛皮が格好の標的になるのです。

虫食いにあった毛皮は一部に穴が空いたり、滑らかで均一だった毛並みが崩れてしまったりして再販価値も大きく下がってしまいます。

再販価格低下を防ぐには、以下のような対策が有効です。

  1. 毛皮の部分の目立つ汚れは落としてから保管する
  2. 防虫剤・防虫カバーを活用する
  3. 陰干しで自然乾燥させ、汚れや水分を取り除いてから保管する
  4. 長期保管のときはクリーニングを利用する
  5. クリーニング後はビニール袋から出して保管する
  6. 防湿剤を使用して、収納空間の湿度を適切に管理する

5.手入れ不足によるパサつき

毛皮を長期間手入れせずに放置すると、以下のようなトラブルが起こりやすくなります。

  1. 毛並みに自然なツヤや柔らかさがなくなる
  2. 油分が失われて毛が乾燥し、絡まりやすくなる
  3. ブラッシングを怠るとホコリが絡まり劣化が進行する

毛皮は天然の油分で保湿されており、手入れを怠ると油分が失われてパサつきの原因になります。長年使用していない場合でも、油分の蒸発やホコリの蓄積が毛並みの劣化につながるため注意が必要です。

毛並みの劣化や毛の絡まりを防ぐには、以下のような対策が有効です。

  1. 使用後はブラッシングし、ホコリや絡まりを取り除く
  2. 通気性を確保できる環境で保管する
  3. 厚みのあるハンガーにかけて型崩れや折りジワを防ぐ

日々のケアを怠ると、査定時に「手入れされていない品」として扱われ、大幅な減額につながるおそれがあります。そのため、保管時の扱いにも十分な注意が必要です。

エンバの毛皮の買取ならまねきやがおすすめ

この記事では、エンバの概要や毛皮、高価買取される条件、劣化を防ぐための保管・手入れのポイントまで詳しく解説してきました。

極上の素材と縫製技術で世界に名を馳せた「エンバ」は、現在は破産状態となっているものの、希少性や品質の高さから、現代でも価値があることを理解していただけたと思います。

現在でも高く評価されているエンバ製品が手元にある場合、こまめにブラッシングしたり、通気性の高い場所で保管したりしてよい状態を保ちましょう。適切に扱えば高額査定も期待できます。

また、適正価格で買い取ってもらうためにも査定前には状態をチェックし、信頼できる専門店に相談しましょう。

「いきなり売るのはちょっと不安…」
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このように悩んでいる方は、まねきやのLINE査定をぜひご活用ください。

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また、まねきやでは、エンバをはじめとした高級毛皮の買取事例が多数掲載されており、査定額の参考やお持ちの品の価値を判断する材料にもなります。どのような毛皮がいくらで売れているのか気になる方は、ぜひ実績もチェックしてみてください。

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この記事の監修者

水野 政行 | 株式会社水野 代表取締役社長

高価買取専門店 まねきや 最高責任者・鑑定士

今まで 54,750点以上の査定実績。
金・貴金属・宝石全般、ロレックスなどのブランド時計、ブランド品全般、切手、古銭、絵画、骨董品全般の査定を得意とする。
2021年より自社ブランドである「高価買取専門店 まねきや」をリリースし、全国に展開。 「売るはめぐる」をコンセプトにした、買取専門店である当店を一人でも多くの方に体感していただくために、私の約15年間の業界経験の全てを注ぎたいと思っております。