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三味線の買取相場はどれくらい?高く売るための方法とは?

2025.05.05

「三味線を売りたいけど、どのくらいの買取相場になるの?」
「押し入れに眠ったままの三味線、高く売れるなら売却してしまいたい」

このように悩んでいる人に向けて、本記事では以下のポイントをわかりやすく解説します。

  1. 三味線の種類ごとの買取相場
  2. 高く売れる三味線の特徴
  3. 高値で売却するために知っておきたいポイント
  4. 三味線の売却を安心して任せられるサービス

本記事では、三味線の買取相場を正しく理解し、納得のいく価格で売却するためのポイントを丁寧に紹介します。

最後には、LINEで簡単にできる「まねきや」の無料査定サービスも案内するので、ぜひ参考にしてください。

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三味線の種類と買取相場

三味線には三つのタイプがあり、それぞれ演奏されるジャンルや楽器としての評価が異なります。買取価格も素材や状態、職人の銘などによって大きく左右されるのが一般的です。

この章では、以下3つの三味線のタイプ別に一般的な買取相場をわかりやすく解説します。

  1. 細棹(ほそざお)三味線
  2. 中棹(ちゅうざお)三味線
  3. 太棹(ふとざお)三味線

まずはお手持ちの三味線が2025年5月時点でどのくらいの価格で売れるのかをチェックして、売却に向けての準備を始めましょう。

1.細棹(ほそざお)三味線

細棹三味線は棹の太さがおよそ25ミリメートルの、もっとも小ぶりな三味線です。長唄や小唄などの軽やかな演奏に使われます。

高音かつ繊細な音色で比較的扱いやすいため、初心者や女性にも人気があります。重量が軽く、持ち運びしやすい点も特徴です。

買取相場としては、状態のよいもので数千円〜25,000円程度です。ただ、以下に該当する三味線は高値がつく傾向にあり、10万円を超える場合もあります。

高値がつく三味線の特徴

見た目のポイント

詳細

紅木(こうき)などの高級木材が使われている

棹に赤茶色のツヤがあり、木目が詰まっている

硬く密度が高く、耐久性に優れる

細工が施された三味線

胴の内側に綾杉彫などの意匠がある

装飾性が高いだけでなく、音の響きがよい。職人の技術の高さが伺える

長唄に使われた伝統的な三味線

胴が小ぶりで軽量。糸が細く、撥も小型

繊細な高音に適しており、舞台用や稽古用に需要がある

なかでも、棹の反りや皮の破れがなく、付属品が揃っている細棹は高値で取引されやすいです。素人では判断しきれないことも多いため、専門家に査定してもらうことをおすすめします。

2.中棹(ちゅうざお)三味線

中棹三味線は棹の太さが27〜28ミリメートル前後で、地唄や民謡に使われることが多い三味線です。音の深みと響きのバランスがよく、持っている人も多いタイプです。

このタイプの買取相場は7,000円〜20,000円前後で、胴部分に「子持ち綾杉彫り」や「金ホゾ」の加工・装飾が施されている場合には25,000円程度と評価が上がります。

3.太棹(ふとざお)三味線

太棹三味線はもっとも棹が太く、その棹は30ミリメートル以上の幅があります。迫力のある音色が特徴で、津軽三味線など力強い演奏に適しているため、現代でもプロの演奏家や舞台演奏者からの人気が高いです。

買取相場は、20,000円〜30万円以上と大きな幅があります。細棹・中棹と同じように、素材に紅木が使われていたり、皮が本猫皮や犬皮で状態が良好であれば高額査定がつく可能性が高まります。

津軽三味線用の太棹は海外のファンにも需要があり、中古市場でも高値となりやすいです。長年使用していた三味線でも状態によっては高く評価されることがあります。まずは専門知識を持つ業者に査定を依頼して、その買取価格概算をチェックしてみるのがおすすめです。

高く売れる三味線の特徴

前述の通り、三味線はその種類によって買取相場に差があるため、素人目に買取価格を予想するのは難しいです。ただ、実は三味線には高く売れる特徴がいくつか存在するため、その特徴をもとに三味線をチェックすれば、買取相場を大まかに予想できます。

高く売れる三味線の特徴

  1. 紅木(こうき)や紫檀(したん)など高級木材の棹
  2. 太棹で津軽三味線仕様
  3. 名工や老舗工房による製作
  4. 本皮(猫皮・犬皮)使用で状態が良好
  5. 付属品が揃っている(撥、駒、ケースなど)

それぞれ詳しく解説するので、お手持ちの三味線に該当するものがないか確認してみてください。

1.紅木(こうき)や紫檀(したん)など高級木材の棹

三味線の棹に使用される木材は音の響きや耐久性に直結するため、楽器の品質と価値を大きく左右します。なかでも高級とされるのが紅木や紫檀などの高級木材です。

それぞれの特徴を表にまとめました。

木材

材質

三味線の特徴

買取価格の例

紅木

硬くて密度が高い
耐久性に優れている

長年の使用に耐えられる
深みのある音色

中棹15,000円

細棹15,000円

紫檀

美しい木目と光沢がある

明るい音で響きやすい

中棹8,000円

細棹6,000円

紅木や紫檀の高級木材を使用した三味線は、中古市場でも需要が高く、買取価格も上昇傾向にあります。

2.太棹で津軽三味線仕様

高値がつきやすい太棹のなかでも「津軽三味線仕様」と呼ばれるタイプはより価格が上がりやすいです。

津軽三味線とは、もともと青森の民謡「津軽三味線」を演奏するための演奏スタイルを指します。その演奏に適した構造を持つ三味線が、特に「津軽三味線仕様」の三味線と呼ばれます。

近年では吉田兄弟や和楽器バンドによる海外公演やYouTube配信により、津軽三味線は海外でも注目されるようになりました。

こうした影響から太棹の津軽三味線仕様は需要が高く、中古市場でも高値で取引される傾向があります。実際に、津軽三味線仕様の太棹三味線では30万円以上の査定額がつきました。

演奏用としてだけでなく、海外からはコレクションや装飾目的での需要もあるため、今後も安定した需要が見込まれる三味線の一つです。

3.名工や老舗工房による製作

三味線の製作者も、楽器の価値を決定づける重要な要素です。名工と呼ばれる熟練の職人や、歴史ある老舗工房が製作した三味線は、高い評価を受けているため、高価買取につながりやすくなります。

たとえば、石村近江など長い歴史を持つ工房の三味線は品質と音色のよさが評価され、演奏家やコレクターからも信頼を集めています。

有名な作り手の銘が入っている場合は、査定額が上がる可能性があります。そのため、三味線の売却価格を調べる際には、製作者の情報も参考にしてみましょう。

4.本皮(猫皮・犬皮)使用で状態が良好

三味線の買取価格を決めるうえで、胴に使用される皮の種類とその状態も重要な要素です。

とくに「本皮」と呼ばれる猫皮(よつかわ)や犬皮(けんぴ)を使用した三味線は、合成皮に比べて音色・演奏性・希少性の面で優れていることから、高く評価される傾向があります。

本皮(猫皮・犬皮)が使用された三味線が高価になりやすい理由

本皮は、三味線本来の音色を引き出す素材として重宝されてきました。猫皮と犬皮はそれぞれ特徴が異なりますが、どちらにも独特のよさがあります。

猫皮はとても薄く繊細で「鈴を転がすような澄んだ音」が出るのが特徴です。腹部の皮のみを使用し、一匹から三味線一丁分しか取れません。希少価値の高さと音色のよさから、プロの演奏家にも愛用されています。

犬皮は猫皮よりも厚く丈夫で、津軽三味線や浄瑠璃で使用される義太夫三味線のような力強い演奏用に最適です。背中の皮を使用している分一頭から複数丁分が取れますが、種類や部位により厚さや質が異なるため仕上がりにも差が生まれます。

犬皮で作られた三味線は打音に強く音の通りがよいことから舞台演奏でも活躍しており、猫皮に劣らない価値と人気を誇ります。

本皮(猫皮・犬皮)の状態が買取価格を左右する理由

本皮を用いた三味線は、皮の張り具合や保存状態が音色と演奏性に大きく関わるため、その状態が買取価格に直結します。猫皮や犬皮はデリケートで、張りの工程には職人の高い技術が必要です。さらに、皮は湿気や手汗に弱いこともあり、よい音を保てる期間はおおよそ2年とされています。

こうした背景から、本皮が使われ、かつ状態が良好な三味線は高く評価される傾向にあります。猫皮の三味線は高級木材ではない花梨製でありながら、2万円で売却されたケースもありました。

本皮の三味線を高値で売却するためには、普段から手汗をふき取ったり、胴袋での保管を心がけるなど日頃のメンテナンスも大切にしましょう。

5.付属品が揃っている(撥、駒、ケースなど)

三味線を高く売るためには、本体だけでなく、付属品を揃えておきましょう。なぜなら、一式揃った状態の方が再販時に「すぐ演奏できるセット」としての価値が高まりやすいからです。

初心者向けや演奏目的での再販では付属品が揃っていることで需要が高まり、結果として査定額が上乗せされやすくなります。

買取価格に影響を与える付属品の例は、以下の通りです。

  1. 撥(ばち)
  2. 糸巻き
  3. 和紙袋
  4. 換え糸
  5. ケース

これらの付属品が揃っているだけで、査定額が数千円〜数万円上がることも珍しくありません。

「中棹・子持ち綾杉胴」で付属品の有無による買取価格を比較してみます。

買取価格

三味線のみ

11,000円

三味線+付属品あり

27,000円

新品購入時に付属していた箱や袋をきちんと保管していた場合も、買い手の印象がよくなり再販価値も上がるため買取価格が高くなりやすいです。

さらに付属品の中には、それ自体に価値があるものも存在します。たとえば、象牙の撥は単体でも5〜15万円前後で高額取引されることがあるほど希少価値が高く、こうした高級アイテムが含まれている場合には買取価格が大きく跳ね上がるケースもあります。

売却の際は、一見不要に見える小物類もできる限り揃えて査定に出しましょう。

中古の三味線は人気が高まっている?

近年、中古の三味線に対する注目度が高まっており、市場でも人気が上昇している状況です。

その理由には以下のような複数の理由が関係しています。

理由

詳細

演奏需要の増加

吉田兄弟や和楽器バンドなどの影響で、三味線が伝統音楽にとどまらず幅広いジャンルで演奏されるようになった
「自分でも弾いてみたい」という初心者層の関心が高まり、中古品への需要が増加している

メディア露出の影響    

NHKの朝ドラにも三味線が登場し、世代を問わず幅広い層に興味を持たれるきっかけとなった

素材の希少価値

三味線に使われる紅木や紫檀などの高級木材は輸入が制限されており、新品の製造数が年々減少している
その影響で、中古品にも自然と価値が集まっている

装飾・観賞用としての需要

三味線は海外では「日本らしい工芸品」として注目され、演奏目的にとどまらず、インテリアやコレクションとしても人気がある

このように、現在はさまざまな理由から中古三味線の需要が高まっており、状態が多少劣化していても十分な査定額がつく可能性があります。

関心が高まっているこのタイミングは、お手持ちの三味線を手放すいい機会かもしれません。

三味線を高く売るコツ

三味線を少しでも高く売るためには、本来の価値を正しく査定してもらうため、査定前の準備が重要です。

この章では、高額査定を狙うために気をつけたいポイントとして以下の3点を紹介します。

  1. 掃除・メンテナンスをしてから査定に出す
  2. 査定前に複数の業者へ相見積もりを取る
  3. オンライン査定や出張買取を活用する

売却後に後悔しないためにも、事前に最後までチェックして、必要な準備をおこないましょう。

1.掃除・メンテナンスをしてから査定に出す

三味線を査定に出す前には、丁寧な掃除とメンテナンスが大切です。なぜなら、見た目の清潔さや保存状態は、第一印象として査定額に直接影響するポイントのひとつだからです。

三味線は演奏するたびに手汗や皮脂がつき、放置すると木材や皮の劣化につながるおそれがあります。日常的な使用による汚れは、その都度丁寧に拭き取るなどのケアが必要です。

さらに、糸の張力によって棹が反ったり、湿気で皮がゆるんだりする場合もあります。これらの変化を防ぐためにも、適切なメンテナンスもあわせて実施しましょう。

以下の表に、具体的な掃除・メンテナンスのポイントや注意点をまとめました。

手入れ箇所

方法

ポイント・注意点

棹・胴

柔らかい布やつやふきんで優しく撫でるように拭く

汗や皮脂の付着部分を丁寧に拭き取る
繊維が残るため、タオルは使用しない

糸巻き

軽く拭き、埃を除去する

力を入れすぎず、丁寧に扱う

使用後は少し緩めておく

張りっぱなしでは棹が反る原因となるため

皮部分

軽く拭く

湿気に弱いため、湿った布を使用しない

軽く弾いて振動を与える

皮を守るため、強く弾かない

これらの作業には、難しい専門技術は必要ありません。布があれば自宅で簡単におこなえるものばかりなので、売却前にはぜひ実施しておきましょう。

ただし、三味線は湿気に弱いデリケートな楽器です。湿った布やアルコールを使用しての掃除は大幅な劣化につながるため、避けてください。

2.査定前に複数の業者へ相見積もりを取る

三味線を高く売るためには一社だけで判断せず、複数の買取業者から見積もりを取りましょう。三味線は付属品も多く、材質の査定も細かく行われることから、買取業者によって見積もり額にも差が出やすいためです。

だからこそ、一社の提示額だけで決めるのではなく、複数の業者を比較してください。

最近では、LINEやオンラインで簡単に査定を受けられるサービスが増えており、自宅にいながら複数の業者から見積もりを集めることもできます。店舗に足を運ぶ手間がかからないため、忙しい方はオンライン見積もりを活用して相見積もりを取りましょう。

一社の見積もりで即決せずに複数の買取業者を比較すれば、満足のいく価格で売却できる可能性が高まります。

3.オンライン査定や出張買取を活用する

三味線をより高値で売却したいなら、オンライン査定や出張買取サービスの利用がおすすめです。

三味線のようにデリケートな楽器は、持ち込んだ際にキズや破損が発生すれば、買取価格が下がってしまうリスクがあります。

一方、オンライン査定や出張買取を利用すれば、そうしたリスクを避けながら、適正な環境下で丁寧に査定してもらえる可能性が高くなります。

オンライン査定では、スマートフォンで写真を撮って送るだけで、簡単に概算価格を確認できます。複数の買取業者に同時に見積もりを依頼して比較できるため、相場を把握する手段としても有効です。

出張買取は専門スタッフが自宅まで訪問してその場で査定を行うため、持ち運びによる破損のリスクも避けられます。

まねきやでは、三味線のような繊細な品物を安全に運べるよう、ジュラルミンケースでの宅配買取にも対応しております。

利便性だけでなく価格面でもメリットのある方法として、ぜひ検討してみてください。

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三味線を高く売るならまねきやがおすすめ

三味線の買取価格は、材質や状態、付属品の有無などによって大きく変わることを解説しました。紅木や紫檀などの高級木材が使われた棹、津軽三味線仕様の太棹、本皮が使用されていて保存状態が良好な三味線などは、市場でも評価が高くなります。

近年需要が高まっているため、状態が多少悪かったとしても高値で売れる可能性があります。

ただし、適切な価値で売却するには、適切な評価を行ってくれる業者を選ぶことが前提です。信頼できる業者を見繕ったり、複数の業者から見積もりを取るなどの工夫をして、納得できる価格での売却を実現しましょう。

お手元の三味線を不安なく、適切な価値で売却したい方にはぜひ「まねきや」を利用していただきたいです。

まねきやではLINEやWebから手軽に査定依頼ができるサービスを提供しています。写真を送るだけで概算価格がわかるため、忙しい方やいきなり対面は不安な方でも、気軽に利用できます。

さらに、三味線のようなデリケートな楽器にも対応した出張買取・宅配買取を行っており、ご自宅でも安心かつスムーズな売却が可能です。

まずはおおよその価値を知りたい、どれくらいで売れるかだけでも確認したい場合には、まねきやの無料LINE査定を試してみてください。

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この記事の監修者

水野 政行 | 株式会社水野 代表取締役社長

高価買取専門店 まねきや 最高責任者・鑑定士

今まで 54,750点以上の査定実績。
金・貴金属・宝石全般、ロレックスなどのブランド時計、ブランド品全般、切手、古銭、絵画、骨董品全般の査定を得意とする。
2021年より自社ブランドである「高価買取専門店 まねきや」をリリースし、全国に展開。 「売るはめぐる」をコンセプトにした、買取専門店である当店を一人でも多くの方に体感していただくために、私の約15年間の業界経験の全てを注ぎたいと思っております。