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1円玉は年号によって1円以上の価値がある?買取相場や高く売る方法を解説

2025.06.18

「この1円玉、もしかして珍しいのかな?」
「年号によっては高く売れるって聞いたけど、本当なの?」

このように悩んでいる人も多いでしょう。

実は、1円玉の中にはコレクター市場で高く評価される価値のある年号が存在します。ある年に発行された枚数が極端に少なかったり、記念発行品だったりすると、希少価値が高まるためです。

この記事では、そんな1円玉の中でも特に注目されている年号や、買取相場、高く売るコツまで詳しく解説します。

お手元の1円玉に思わぬ価値があるかもしれません。気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。

1円玉の価値のある年号と買取相場

1円玉のなかで市場で注目されている年号は、大きく分けて以下の3つに分類できます。

  1. 平成23年・24年・25年
  2. 平成28年・29年・30年・31年
  3. 令和元年

ここでは上記の年号の1円玉の価値相場を解説します。

1.平成23年・24年・25年

平成23年から25年の1円玉は、いずれも作られた枚数が少なく、500~5,000円の買取価格が付きます。金額に幅があるのは、未使用品か、プルーフ硬貨かなどによっても違うためです。

未使用品とは、文字通り製造されたままの状態のものを指します。プルーフ硬貨とは、記念に製造された鏡面加工がされたもののことです。

年号ごとの製造枚数と取引額

名称

詳細

取引額

平成23年

総生産枚数約46万枚

500~5000円(未使用品)

平成24年

総生産枚数約66万枚

500~5000円(未使用品)

平成25年

総生産枚数約55万枚

500~5000円(未使用品)

とくに平成24年の累計生産数は約54万枚と非常に少なく、状態がよいものなら数千円以上の値がつくこともあります。

2.平成28年・29年・30年・31年

この4年間も1円玉の製造数が少ないため、一定のコレクション価値があります。それぞれ状態にもよりますが、1,000~3,000円程度で取引されます。特に平成31年は「平成最後の年号」として注目されており、状態が良ければ3,000円まで買取額が付くこともあるほどです。

3.令和元年

令和元年の1円玉は、状態がよいもので1,000円から3,000円で取引されます。新しい時代の幕開けを記念して収集する人が多く、今でも人気です。

ミントセット(その年に発行された1円〜500円の6種類の未使用セット)であればプレミアがつくこともあるため、保管状態が良ければ高値が期待できます。通常流通品でも良好な保存状態であれば買取対象になるケースがありますが、一般的な使用感があるものの場合は数十円から数百円程度になります。

年号以外で価値が高い1円玉

1円玉の価値は生産された年だけでは決まりません。製造方法や状態によっても評価が変わるため、年号に該当しない場合でも買取対象になることがあります。ここでは年号以外で価値が高い以下の3つのケースについて解説します。

  1. プルーフ加工
  2. エラーコイン
  3. 未使用

1.プルーフ加工

プルーフ加工とは、通常よりも丁寧に仕上げられた特別仕様の貨幣で、鏡面のような美しい表面が特徴です。

記念セットなどの限定品として流通しており、一般に出回ることはほとんどありません。年号によって買取金額にはばらつきがありますが、状態が良ければ600円から1,400円ほどで売れることもあります。美しさと希少性が評価されているためです。

2.エラーコイン

製造時のミスによって刻印ズレや素材の不良が見られる「エラーコイン」は、コレクターにとって入手困難で魅力的な硬貨です。表裏が同じデザインの影打ちエラーや、刻印ミスなどのレアなエラーがあれば、1万円以上の価格がつくこともあります。

エラー名

詳細

角度ずれ

表と裏の刻印の向きがズレているエラー。
通常は、日本の硬貨は表裏が上下逆(180度回転)になるのが正しい。
裏面が90度横向きだったり、まっすぐになっているとこのエラーに該当する。

刻印ずれ

コインを打つ金型がズレて硬貨の中央からずれて打たれている状態。
文字や絵柄が片寄っていたり、フチに寄っていたりする。

影打ちエラー

同じ面に2回打刻されたように、文字や図柄が二重に見える仕上がり
一度目の打刻の後に硬貨がズレ、再度打たれてしまうことで起こる。
ブレたような二重印刷風の見た目になる。

裏写りエラー

片面に、本来反対側のデザインがうっすら写ってしまっている。
金属圧の関係で片面の刻印が裏面に転写される。

ヘゲエラー

表面の金属がめくれたり、浮いたりしている状態。
金属の圧着不良、打刻のミスによって起こる。
表面にはがれや盛り上がりがあるように見える。

傾打ずれ

硬貨が傾いた状態で打刻されてしまい、模様や文字が斜めになっている。
デザインが斜めに配置されていて違和感がある見た目。

3.未使用

未使用の1円玉は「完全未流通品」として扱われ、高く評価される傾向があります。とくに総生産数が少ない年号と組み合わさると、その価値はさらに上がります。

なかでも、生産枚数が少ない年号に加え、保存状態や保管形式に特徴があるものは、より高い価値を持つことがあります。

たとえば、同じ製造ロットから連続して出荷された硬貨をまとめた「連番」は、整った状態で保管されていてコレクターにも人気があります。

また、造幣局が販売する未使用硬貨のコレクション用である「ミントセット」は、1円玉でも数百円以上で取引されるケースも少なくありません。

1円玉には金貨と銀貨もある

現行の1円玉はアルミ製ですが、歴史を遡ると金貨や銀貨として発行されていた時期もあります。具体的には、以下の3種類があります。

  1. 旧一円金貨
  2. 旧一円銀貨
  3. 新一円銀貨

これらは素材としての価値に加え、歴史的背景を持つとして高く評価されることがあります。以下でそれぞれ詳しく解説します。

1.旧一円金貨

旧一円金貨は1871年~1880年の間に発行された金製の貨幣で、現在では高い希少価値を誇ります。中でも発行枚数が少ない明治10年・13年のものは、数百万円以上で取引された事例もあるほどです。素材としての金の価値だけでなく、歴史的価値も相まって、高額査定が期待できます。

2.旧一円銀貨

旧一円銀貨は1871年に貿易専用の貨幣として発行されたもので、買取額は1万円から20万円近いものまでさまざまです。歴史的背景を持つ銀貨として、コレクターに人気があります。

1878年から国内で流通するようになるものの、1897年に貨幣法が制定され、流通が停止となりました。しかし、急な貨幣法の制定に対応するのが難しく、丸銀の刻印をした銀貨を新たに製造されます。この丸銀の刻印のある銀貨は、日本の植民地でのみ利用が可能でした。

こうした経緯から現存数が比較的多く、同時期に発行された旧一円金貨や、新一円銀貨と比べると希少性ではやや劣るため、買取額は控えめな傾向があります。

3.新一円銀貨

新一円銀貨は、明治時代に発行された日本の銀貨のひとつで、「大型」と「小型」の2種類が存在します。小型は買取額が数千円程度なことが多く、希少価値がより高い大型の新一円銀貨は、年代や状態によって900万円近い買取額が付くこともあります。

新一円銀貨の「大型」と「小型」は、直径が0.5ミリしか差がないのにも関わらず区別されています。これは直径ではなく、「厚み」や「重量」、および発行初期の造りの違い(打刻の深さなど)を、市場用語として定着させたためです。

とくに大型は発行初期に限られており、現存数が少なく状態のよいものが希少なため、同じ銀貨でも小型より高い査定額がつきやすくなっています。

1円玉を少しでも高く売る方法

1円玉に価値があるとわかっても、売り方によっては適正な価格がつかないこともあります。ここでは少しでも高く売るための3つの具体的な方法を解説します。

  1. 複数枚をセットにして売る
  2. 専門業者に査定してもらう
  3. 保管状態を整えておく

希少な1円玉を安く手放さないためにも、以下をチェックしたうえで、売る場所を慎重に選びましょう。

1.複数枚をセットにして売る

単体では価値がつきにくい希少な1円玉も、価値のある年号や状態のよいものをセットにすることで、より高く評価される可能性があります。セットになると希少性が高まり、コレクターからの需要が高まるためです。

特に年号順にそろっていたり、連番になっていたりすると、コレクターの興味を引きやすくなります。コレクション用貨幣セットを売る場合は自宅をくまなく探し、持っている分をすべて揃えて買取に出すのがおすすめです。

2.専門業者に査定してもらう

1円玉の価値を正確に見極めてもらうには、知識のある鑑定士が在籍する買取業者に依頼するのが効果的です。一般的なリサイクルショップでは判断が難しい希少年号やエラーなども、専門知識を持った査定員ならしっかり評価してくれます。

1円玉の買取に対応しているところは多くないため、事前に貨幣の専門知識がある業者を調べておきましょう。

まねきやでは、貨幣やコインの買取に知識のある鑑定士が在籍しています。LINEから説明と写真を送信するだけで概算が分かるので、ぜひ以下のリンクから試してみてください。

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3.保管状態を整えておく

1円玉を高く売るには、状態の良さが非常に重要です。状態が悪ければ査定のランクが下がり、買取額も下がるためです。

保管状態を整え、指紋や酸化による変色を防ぐためには、密封ケースや専用のコインアルバムでの保管が効果的です。以下でその他の保管状態を整える方法を整理しました。

  1. 乾燥剤を一緒に保管する
  2. 高温多湿を避ける
  3. 空気に触れさせない

空気に触れさせないのは、酸化を防ぐためです。専用のコインケースは専門店で入手できますが、100円ショップにあるようなフタ付きの小分けケースでも代用可能です。

状態を維持して買取額の低下を防ぐためにも、保管状態を整えておきましょう。

1円玉を売るならまねきやがおすすめ

この記事では、1円玉のなかでも価値のある年号を解説しました。平成23年・24年・25年・平成28年・29年・30年・31年・令和元年で状態がよいものは、高額で買い取ってもらえます。

また最後にお伝えした通り、高く売るためには保管状態を整え、貨幣やコインの専門知識がある業者を見極めることが重要です。

希少硬貨や記念貨幣の買取を強みとする「まねきや」は、1円玉の査定にも力を入れています。また、LINEを使った簡単査定や全国対応の宅配買取など、手軽に利用できるサービスが整っているのも強みです。LINEを使った査定では、写真と簡単な説明を送るだけで最短10分で査定額の概算が分かります。

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この記事の監修者

水野 政行 | 株式会社水野 代表取締役社長

高価買取専門店 まねきや 最高責任者・鑑定士

今まで 54,750点以上の査定実績。
金・貴金属・宝石全般、ロレックスなどのブランド時計、ブランド品全般、切手、古銭、絵画、骨董品全般の査定を得意とする。
2021年より自社ブランドである「高価買取専門店 まねきや」をリリースし、全国に展開。 「売るはめぐる」をコンセプトにした、買取専門店である当店を一人でも多くの方に体感していただくために、私の約15年間の業界経験の全てを注ぎたいと思っております。