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オリンピック記念切手の価値はどれくらい?日本で実施した大会別の買取相場を解説!

2024.10.16

「昔集めたオリンピック記念切手、今でも価値があるのかな?」
「どの大会の切手が高値で取引されているんだろう?」

このように考えていませんか?

実は、オリンピック記念切手の価値は大会や状態によって大きく異なり、中には購入価格よりも高値で取引される切手も存在します。

本記事では、日本で開催されたオリンピック大会の記念切手の価値や買取相場を解説します。切手コレクターや所有者の方は、今持っている切手を無駄にしないためにも、ぜひ参考にしてください。

オリンピック記念切手とは

オリンピック記念切手とは、オリンピック開催国の郵便局が開催の記念として発行する切手です。

世界中のスポーツファンやコレクターにとって特別な切手とされています。

特徴は、開催国や競技、選手、オリンピックのシンボルなどがデザインされていることです。

また、希少性や歴史的価値から、時間の経過とともに価値が上がる傾向にあります。そのため、切手収集の世界では、オリンピック記念切手は人気のジャンルの一つと言えるでしょう。

その時代の芸術やデザインのトレンドを反映していることもあり、美術品としての価値も兼ね備えています。

オリンピック記念切手を集めることで、オリンピックの歴史を辿る楽しみも味わえるでしょう。

2020年東京オリンピック記念切手の価値

2020年東京オリンピックの記念切手の価値は高まる傾向です。

東京オリンピックは、新型コロナウイルスの影響で前例のない延期を経て実施されました。このような背景から、コレクターの間で切手への関心が高まると見込まれています。

さらに、数量限定で販売されたため、現在では郵便局での入手ができません。その希少性ゆえ、未使用で状態のよいものであれば、額面を上回る価格で取引される可能性が十分にあります。

また、オリンピックの精神と日本の文化を融合させたデザインでも注目を集めました。限定発行数や特殊な状況下での発行の点から、将来的な価値上昇が期待できます。

特に未使用品や初日カバーの切手は、コレクターの間で高い関心を集めています。したがって、東京オリンピックの記憶が新しいうちに、良好な状態で保管するのがおすすめです。

2020年の東京オリンピック記念切手は、歴史に残る特別なオリンピックの証として、今後も注目され続けるでしょう。

出典:東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(寄附金付)(東京2020公式ライセンス商品)

1964年東京オリンピック記念切手の価値

1964年東京オリンピック記念切手は、現在でも高い歴史的・経済的価値を持ったアイテムです。アジア初の五輪開催を記念して発行され、日本の高度経済成長期と重なったことで大きな注目を集めました。

発行当初から多くの人々に購入され、将来的な価値上昇が期待されています。切手のデザインには、当時の日本の技術力や文化が表現されており、歴史的資料としての価値も高いです。

2020年東京オリンピックの開催により、1964年の切手への関心が再燃しています。半世紀以上の時を経て、この切手は日本のオリンピック史を語るうえで欠かせない存在となりました。

コレクターの間で需要が高まると、必然的に買取価格も上昇する傾向にあります。1964年東京オリンピック切手の価値は、時代とともに変動し、希少性が増しています。

手元に1964年の東京オリンピック切手をお持ちの方は、現在の市場動向を踏まえ早めの買取を検討するのが得策かもしれません。切手の保存状態や種類によって価格が変わるため、専門家に相談するのをおすすめします。

1972年札幌オリンピック記念切手の価値

1972年札幌オリンピック記念切手は、歴史的価値は高いものの、金銭的な価値は期待されたほど高くありません。この切手は、日本初の冬季オリンピック開催を記念して発行され、冬季競技の魅力を見事に表現しています。

切手のデザインには、スキーやボブスレー、フィギュアスケートなど、冬季ならではの躍動感溢れる競技が採用されています。

発行当時、日本は切手ブームの真っ只中だったため、多くの人々の注目を集め、広く流通しました。しかし、この人気が逆に切手の希少性を下げる原因となっています。

また、札幌オリンピック記念切手の買取価格が思ったほど高くならない理由は、発行部数の多さにあります。額面20円の切手が2種類で7,000万枚、50円の切手が2,000万枚、さらに小型シートが1,500万枚も発行されました。

結果として、札幌オリンピック記念切手は歴史的資料としての価値は高いものの、金銭的価値は低い傾向です。コレクターの方は、金銭的価値よりも歴史的意義を重視して収集を楽しむのがよいでしょう。

1998年長野オリンピック記念切手の価値

1998年長野オリンピック記念切手は、20世紀最後の冬季五輪を記念する歴史的価値を持ちます。この切手は、アルペンスキーやスノーボードなど、多彩な冬季競技がデザインされているのが特徴です。

80円切手には5種類の競技が、50円切手には五輪カラーにもとづいた5種類の花がデザインされています。これら10種類の切手がセットになった小型シートが5,000万部も発行されました。

発行部数が多いため、希少性は低く、高値での売却は難しいのが現状です。そのため、他の切手と一緒にまとめて査定に出す方法がよいでしょう。

長野オリンピック記念切手は歴史的資料としての意義は高いですが、金銭的価値は低いです。コレクターは、金銭的価値よりも歴史的意義や美しいデザインを楽しむことに重点を置くとよいでしょう。

出典:長野オリンピック冬季競技大会・長野パラリンピック冬季競技大会

オリンピック記念切手を高額で買い取ってもらう方法

オリンピック記念切手を高額で売却するには、以下のいくつかの重要なポイントがあります。

  1. 保存状態のよい記念切手
  2. コレクターに人気の記念切手
  3. 切り離していない記念切手

上記の要素に注意を払うことで、より高額での買取が期待できます。それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。

1.保存状態のよい記念切手

オリンピック記念切手の買取価格を左右する要素は、保存状態です。美しく保管された切手は、高額での買取が期待できます。

特に、シミや折れ、変色のない未使用品は、コレクターから高い評価を受けます。発行時の状態を保っているため、価値が高い傾向です。

保存状態を良好に保つには、適切な環境での保管が欠かせません。温度や湿度の管理された場所で、光や空気に触れないよう保護しておきましょう。

また、切手を扱う際はピンセットを使用し、直接手で触れないようにしてください。指の油分や汚れが付着すると、切手の状態が劣化する可能性があります。

定期的に切手の状態をチェックし、必要に応じて保管方法を見直すことも重要です。こまめな管理が、切手の価値を長く保ちます。

2.コレクターに人気の記念切手

切手の買取価格は、市場での需要に大きく影響されます。特に、人気のある切手は高値で取引されてきました。実際に、東京オリンピック2020の切手は、大会開催後間もないにも関わらず、額面以上の価格で取引されています。

大規模なイベントを記念して発行された切手は、一般に人気が高まります。オリンピックがその代表例です。図案のユニークさや色使い、保存状態が良好であれば、高額での買取が期待できるでしょう。

3.切り離していない記念切手

切手の価値を保つには、シートの状態を維持する点が重要です。一般的に、切手はバラよりもシートの方が高く査定される傾向にあります。

シートから一枚でも切り離してしまうと、バラ切手として扱われ、シートとしての価値が大幅に低下します。そのため、オリンピック記念切手のシートをお持ちの方は、切り離さずにそのまま査定に出すのがおすすめです。

シートの状態を保つことで、切手の歴史的価値や美術的価値も高まります。完全なシートは、発行当時の状態を保っているため、コレクターにとって魅力的なアイテムです。

また、シートの状態で保管すると、個々の切手の品質も守られやすくなります。端の切手が折れたり、切手同士が擦れたりするリスクが減少します。

切手を高額で買い取ってもらいたい方は、シートの状態を維持することを心がけましょう。

オリンピック記念切手の買取ならまねきや

本記事では、オリンピック記念切手の概要から、各大会の記念切手の価値、高額買取のためのポイントまで解説しました。1964年東京大会の歴史的価値のある切手から、2020年東京大会の最新の記念切手まで、各時代の特徴や魅力を紹介しています。

オリンピック記念切手は、スポーツファンや切手コレクターから高い人気を誇る貴重なアイテムです。正しく保管され、状態のよい切手は特に価値が高く、高額での買取が期待できます。

もし手元に大切に保管してきたオリンピック記念切手をお持ちの方は、一度専門店で査定を受けてみることをおすすめします。眠っている資産の価値を再発見できるかもしれません。

まねきやでは、経験豊富な査定士が丁寧に評価し、高価格で買い取ってくれます。店頭買取はもちろん、宅配買取サービスも充実しているので、遠方にお住まいの方も気軽に利用できます。

また、手軽にできるLINE査定も行っているので、ぜひまねきやの査定サービスをご利用ください。

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この記事の監修者

水野 政行 | 株式会社水野 代表取締役社長

高価買取専門店 まねきや 最高責任者・鑑定士

今まで 54,750点以上の査定実績。
金・貴金属・宝石全般、ロレックスなどのブランド時計、ブランド品全般、切手、古銭、絵画、骨董品全般の査定を得意とする。
2021年より自社ブランドである「高価買取専門店 まねきや」をリリースし、全国に展開。 「売るはめぐる」をコンセプトにした、買取専門店である当店を一人でも多くの方に体感していただくために、私の約15年間の業界経験の全てを注ぎたいと思っております。