古いはがきを持っていたとして、安易に捨ててしまうのはもったいないと考えたことはありませんか?
実は古いはがきには価値がつき、買取してもらえる場合があります。そのほか、等価交換として郵便局で換えてもらうのは可能なのかなど、疑問は尽きません。
そこで本記事では、古いはがきの買取可・不可のケースと売れる種類や、高額買取のコツについて解説をしていきます。
処分方法やおすすめの買取についても補足するので、ぜひ最後までご覧になり、古いはがきの『価値』について知識を深めていきましょう。
古いはがきは買取してもらえる?
古いはがきの買取ですが、可能なケースがあるため軽視できません。金券・ネットショップ・買取店をはじめ、コレクターからの需要も少なくないからです。
続いて、古いはがきに限りませんが、保存状態の良いものは買取価格も上がります。ほかにも希少なデザインだとすれば、レアリティーがあるとして高い査定になることも珍しくありません。
ほかにも、買取を希望する方が見落としがちな点にも着目してみましょう。例えばはがきの料金は未来永劫ではなく、改定されるケースもあります。
以前の通常はがきは53円だったのものが、2019年には63円に値上げされました。また今後も、料金は85円に値上がりの見通しがあるため、不定期での変更も想定が当たり前になります。
しかし値上げ前の旧型のはがきなら、差額の切手を貼るだけで足りるので問題はありません。なお切手には、1円2円など少額からの種類もあるため、販売も買取も不都合にならないわけです。
買取してもらえるはがきの種類
買取可能なはがきには、通常はがきをはじめ複数に渡るのでチェックが欠かせません。
買取してもらえるはがきの種類
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・通常はがき
・往復はがき
・喪中はがき
・年賀はがき
・四面連刷はがき
・くぼみ入りはがき
・プレミア価値のある私製はがき
・料金改定前のはがき(53円以下)
・表が未記入で裏面のみの書き損じのあるはがき
私製はがきは買い取ってもらえないケースが多いものの、コレクターに響くヴィンテージやデザインものであれば、その限りではありません。
四面連刷は田形にはがき4枚を連刷した、物量が多い時に使用される法人向けといえます。ポイントは一目してすぐに『はがき』だとわかり、かつ消印がない・表面に書き損じがないことです。
なお、かつて買取対象だった夏のおたより郵便葉書の1つ『かもめーる』は2020年に発行を終了したため、使用ができません。最新の情報を得ながら、ピックアップしたはがきが買取可能かの判断をしましょう。
ちなみに未使用のはがきでも、郵便局は買取には応じていないことも覚えていてください。
買取してもらえないはがきの種類
買取ができないのは、まず汚れや破損が目立つはがきです。また一般的な私製はがきや商用はがきも買取が難しいケースがあるため注意しなくてはいけません。
ほかにも買取不可になる例があるため、以下をご覧ください。
買取してもらえないはがきの種類
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・はがきが破れている
・消印された使用済みのはがき
・印刷がはがき両面にされている
・汚れや黄ばみなど状態の悪いはがき
・切手の部分にインクや文字が重なっている
・書き損じがはがきにある
・宛先不明で差し戻されたはがき
・折れ曲がりの生じたはがき
インクの重なりや破れはひと目でわかるものの、汚れについてはとらえ方が三者三様なので、酷くないかに着眼して買取を意識しましょう。
また、持っている古いはがきは買取できないと断定せず、買い取ってもらう担当に尋ねてみるのも手の1つです。
はがきは郵便局で交換してもらえる場合もある
古い、使用できそうにないというはがきには、郵便局で交換したいという方のニーズもあります。
買取を希望しない方向けの補足になりますが、枚数が少なければ移動時間や交通燃料費などの加味で、デメリットになる想定もしておきましょう。
またはがきを交換する場合、有償交換として以下の手数料が発生します。
通常はがき
・99枚まで:1枚あたり5円
・100枚以上:1枚あたり10円
往復はがき
・99枚まで:1枚あたり10円
・100枚以上:1枚あたり20円
続いて、郵便はがきを例にすると、以下の種類への交換も可能です。
普通切手、郵便書簡、その他の郵便はがき(絵入り・エコーはがきなど)
特定封筒(レターパック封筒やスマートレター封筒)
レターパック等は99枚まで1枚42円、100枚以上だと60円が手数料です。なお喪中の年賀はがきだと、手数料なしでの交換ができます。
高額ではがきを買取してもらうためのコツ
高額ではがきを買い取りしてもらうには、いくつかのコツがあるため覚えておきたいものです。
そこで需要や状態などをはじめ、複数の高額買取につなげるポイントをこれより紹介していきます。
年賀状の需要が高いタイミングで買取に出す
年賀はがきの買取は、年賀状の需要が高いタイミングなら高額査定が期待できます。慌ただしい12月は、師走時期の特徴から早めに動く行動心理も関与しているでしょう。
まず年賀状の販売開始は、郵便局基準で11月1日からになります。一方で年賀状の受付開始は例年12月15日で、各ポスト集荷最終日が12月25日です。
したがって12月25日までが需要の高いタイミングで、期間は2ヶ月以内になります。一方で新年を迎えて出す方もいますが、元日もしくは三が日の間に届くのが一般的です。
つまり遅くなればなるほど需要が減り、買取価格が減少することを覚えていてくださいね。
完箱や完封
はがきが元の箱や封に入った状態で保管されている場合、完箱や完封として高い価値が付きます。
はがきが元の箱もしくは封入り状態の保管なら、高い価値がつくため見逃せません。ところで、完封や完箱という名称に覚えがなかったでしょうか?
はがきが茶色の用紙に200枚包まれているのが『完封』、箱に4,000枚詰められたものを『完箱』といいます。
封が切られていないとはいえ、梱包用紙や完箱は外面の汚れを防ぐなど、状態のキープも欠かせません。
良好なら単位がまとまっているため、最も高額買取が実現しやすいでしょう。
まとめて売る
はがきを大量に持っているなら、まとめて売ると少ない単位より高い買取につなげられます。
買取業者の背景が影響しているのですが、出張買取なら燃料費・人件費などコストがかかるのは避けられません。
よって、少量よりもまとまった単位の方が、きちんとした査定額がつけられるため、双方にとって望ましい形になります。
なお、まとめて売るならはがきのみならず、切手があればセットで買取できると心得ておきましょう。切手も高額査定になるレアなタイプがあるので、使わないものがあれば査定額アップのためセットで出すべきです。
もちろん、ブランド品をはじめとした人気買取ジャンルのアイテムがあった場合も、セット買取は高額査定に結びつけやすくなります。
デザインが変わる前
デザインが刷新されると、古いデザインのはがきは買取価格が下がることがあります。例えると年式の古い車と新車のように、はがきでも新しい方にニーズがあるのです。
したがって、引き出しや押し入れにはがきが眠っているなら、新デザインの変更前に買取に出すようにしましょう。
ちなみに、日本郵便ホームページのホーム画面から『ニュースリリース』を押し、情報の確認もできます。例えば夏用はがきだと、4月が発表で販売は6月などのニュースをリリース。つまり、デザインが変わる事前段階で情報をキャッチし、買取に運ぶことも可能なのです。
プレミア価値の高いはがきを売る
古くなったはがきが眠っていた場合、昔のものだからと処分するのはもったいないかもしれません。アンティークはがきこそ、コレクターが収集している可能性があるためです。
よって、もし昭和以前のアンティーク絵はがきを持っているなら、プレミア価格にも期待ができるでしょう。
歴史は古くの明治時代から、絵はがきには明治の長崎県町や大正の東京都浅草観世音など、コレクターが喉から手が出るほど欲するものも価値を秘めているのです。
ほかにも封を閉じられるアンティークの封緘(ふうかん)はがきや世界のはがきなど、ヴィンテージアイテムかどうかに着眼し、買取依頼をするのも手段として覚えておきましょう。
使用済の古いはがきの処分方法
古いはがきが使用済みの場合、ゴミ箱へ捨てる以外の処分も知りたいところ。情報1つで不正を働く人もいるなか、個人情報の扱いは年々とシビアになってきているからです。
そこで、『シュレッダー』『個人情報保護シール』『ハサミ』を使った処分方法を、以下より紹介します。
シュレッダーにかける
もし自宅にシュレッダーがあるなら、使用済みの古いはがきを個人情報とともに処分できます。
またシュレッダーは細かい裁断が可能なので、裁断後は古いはがきの原型がわからないほどです。
なお、所有していなくても、家庭用は1万円を大きく割る安い品や高性能のタイプなど、容易に手に入れられます。
一方で法人の場合は、裁量権のある担当者に伺いを立てたうえ、業務用シュレッダーで破棄しましょう。
とりわけシュレッダーの使用が向いているのは、百枚以上の大量に古いはがきがあるケースといえます。
シュレッダーにかけるまでもないケースなら、個人情報保護シールを貼っての処分もできます。
また個人情報保護シールは、『プライバシー保護シール』『目隠しシール』とも呼ばれますが、用途に違いはありません。
枚数については、10枚・50枚や100枚・300枚のタイプなど、シュレッダー同様に通販での購入が可能です。
販売価格で10枚だと1,000円を下回るものや、100枚でも3,000円を切るのがおよその相場になります。
なお、お選びになる方のニーズは大切なはがきだからと、裁断や切る行為を避けたい方が該当するでしょう。
ハサミで細かく切る
在宅中にすぐできるのが、ハサミで細かく切って処分する方法です。細かくハサミで切ることによって、個人情報の記載部分も、細かく切ると視認できなくなるため漏洩のリスクがありません。
ただし、古いはがきの枚数が多いと労力を伴うので、数枚から数十枚程度の場合で検討してみてはいかがでしょうか。
古いはがきの買い取りはまねきやがおすすめ
古いはがきがあるなら、やはり現金化をしたいと考える方もいます。ただ、買取業者が多くいるなか、どこに依頼すればいいかは悩みどころですよね。
おすすめは『まねきや』で、なぜ多くの方から支持を集めているかの理由もあります。これより、古いはがきをまねきやに買取してもらうメリットを紹介していくので、早速ご覧になってください。
買取価格が高い
高価買取を実現するまねきやでは、市場価値を踏まえた適正な価格での買取を心がけています。
専門知識を持った鑑定士が1つ1つ丁寧な査定を行い、価値を正しく評価しているからです。
また多くのお客様から信頼を得るため、満足度の追求をおこたりません。例え古いはがき以外でも、入眠中のアイテムがあるなら、買取に出すことも可能です。
「まねきやの買取に出してよかった」という声をいただくため、お客様の潜在的ニーズも多角的に見る努力も欠かしません。
なお、お客様にとって重要な判断材料になる知名度も、当店は地上波放送『news zero』から取材を受けた実績もあります。
LINEで簡単査定が可能
まねきやでは、LINEを通したカンタン査定もできます。手順も手軽で、友達追加後に画像送信だけで査定結果を知ることが可能です。
まねきやに古いはがきを依頼する『4つのSTEP』
LINEの友達登録
古いはがきを撮る
まねきやへ送る
査定完了
ポピュラーなコミュニケーションツールのLINEで自宅に居ながらすぐに査定へ運べるのは、嬉しいポイントではないでしょうか。
LINEで簡単に査定できる! ぜひ1度「まねきや」をご検討ください。
この記事の監修者
水野 政行 | 株式会社水野 代表取締役社長
高価買取専門店 まねきや 最高責任者・鑑定士
今まで 54,750点以上の査定実績。
金・貴金属・宝石全般、ロレックスなどのブランド時計、ブランド品全般、切手、古銭、絵画、骨董品全般の査定を得意とする。
2021年より自社ブランドである「高価買取専門店 まねきや」をリリースし、全国に展開。
「売るはめぐる」をコンセプトにした、買取専門店である当店を一人でも多くの方に体感していただくために、私の約15年間の業界経験の全てを注ぎたいと思っております。