「古いロレックスに価値はあるの？」
「50年前のロレックスでも高く売れる？」

誰もが知る高級腕時計ブランドのロレックス。その価値の高さは周知のとおりですが、50年前のロレックスにはどの程度の価値があるか、知らない方も多いでしょう。

本記事では50年前のロレックスに焦点をあてて、どのくらいの価値があるのかご紹介していきます。古いロレックスのなかでも特に価値のあるものや高く売る方法もご紹介します。使わなくなった古いロレックスを処分しようとお考えの方は、ぜひ売却時の参考にしてください。

50年前のロレックスに今価値はある？

50年前のロレックスは、「アンティークロレックス」や「ヴィンテージロレックス」と呼ばれ、現代の時計市場でも高い価値が認められています。アンティークという言葉は100年以上前に製造された骨董品に使用される場合が多いですが、腕時計業界では1960〜1980年代にかけて作られたものを指す傾向があります。

そのため50年前のロレックスは「アンティークロレックス」と呼ばれているのです。

ロレックスは、そのブランド力や機能性、高い需要などから「価値の下がらない時計」と呼ばれており、資産として購入する人もいるほどです。50年前のロレックスも同様に人気があり、特に次の3つの特徴のある個体は中古市場でも高値で取引されます。

1. 状態がオリジナルに近い
2. 経年劣化が特徴的
3. 他ブランドとのコラボ品

それぞれの特徴を詳しくみていきましょう。

1.状態がオリジナルに近い

修理や部品交換などを行わず、販売当時の素材を使用しているロレックスは価値が上がりやすくなります。

例えば、50年前のロレックスには夜光塗料のトリチウムが使用されていましたが、微量の放射能を発するため現在では使われていません。（時計に使用されるトリチウムの量では人身体への影響はほとんどありません）このように、現在は使用されていない素材が使われているアンティークロレックスは希少価値が高いだけでなく、現行品にはない味わいがコレクターたちの人気を集めています。

2.経年劣化が特徴的

また、経年劣化が特徴的なアンティークロレックスも価値が上がりやすいです。ロレックスには文字盤が経年劣化で茶色に日焼けした「トロピカル」や、蜘蛛の巣のようにひび割れている「スパイダー」と呼ばれる特徴的な経年劣化があり、現行品ではあまりみられません。古いロレックスならではの特徴のため、愛好家たちから高い人気を得ており、中古市場でも高値で取引されやすいです。

3.他ブランドとのコラボ品

50年前のロレックスにはティファニーやカルティエなど、他ブランドとコラボしたダブルネームも多く販売されており、現在でも高い価値がつきやすいです。ダブルネームが多い理由は、50年前のロレックスは現在ほどのブランド力がなかったため、他の有名ブランドとコラボして認知を拡大していったためだと言われています。

現在ではあまり見られないダブルネーム品であり、希少価値が高く高値で取引されやすいモデルです。

なお、ロレックスの製造年は次の2つの方法で調べられます。

1. リファレンスナンバーを確認する方法
2. シリアルナンバーを確認する方法

リファレンスナンバー（Ref.）とは、モデル、ベゼル、素材などを表す型式番号であり、12時の位置のケース側面に4〜6桁のアルファベットと数字の組み合わせで記載されています。1980年代以前の個体はリファレンスナンバー（Ref.）が4桁となっているため、比較的見分けやすいです。

シリアルナンバーは、各個体に振り分けられた番号です。2010年以前に製造されたものには、6時の位置のケース側面にシリアルナンバーが記載されており、1975年以前（50年前）に製造されたロレックスは以下の番号となっています。

製造年	シリアルナンバー	製造年	シリアルナンバー
1927年	21691～	1953年	929426～
1928年	23969～	1954年	937170～
1928年	24747～	1953年	941699～
1930年	28290～	1954年	952892～
1932年	29312～	1953年	955466～
1933年	29933～	1955年	282632～
1934年	30823～	1956年	139400～
1935年	35365～	1957年	321884～
1936年	37596～	1958年	360171～
1937年	40920～	1960年	693808～
1938年	43739～	1962年	763663～
1939年	71224～	1964年	985015～
1940年	99775～	1965年	1259699～
1941年	106047～	1966年	1871000～
1942年	143509～	1967年	2163900～
1943年	230873～	1968年	2426800～
1944年	269561～	1969年	2689700～
1945年	302459～	1970年	2952600～
1946年	387216～	1971年	3215500～
1947年	529163～	1972年	3478400～
1948年	628840～	1973年	3741300～
1951年	710776～	1974年	4004200～
1952年	840396～	1975年	4267100～

上記で解説した特徴的な劣化や販売当時のオリジナル素材が用いられており、なおかつ50年前のシリアルナンバーやリファレンスナンバーに該当するロレックスは高額買取になる可能性もあります。お手元のロレックスがこれら特徴を持ち合わせているか、一度チェックしてみましょう。

50年前のロレックスはいくらだった？

1970年代のロレックスのおおよその値段は以下の表の通りです。

モデル名	型番（Ref.）	定価	スペック・素材
デイデイト	1803	556,000円	オイスター　パーペチュアル　完全防水　自動巻　日付および曜日　クロノメーター　皮バンド2本付き　18K YG
デイデイト	1803	729,000円	オイスター　パーペチュアル　完全防水　自動巻　日付および曜日　クロノメーター　皮バンド2本付き　18K WG
デイデイト	1804	8,590,000円	オイスター　パーペチュアル　完全防水　自動巻　日付および曜日　クロノメーター　プラチナ側
デイトジャスト	1600	163,000円	オイスター　パーペチュアル　完全防水　自動巻　カレンダー　クロノメーター　SS側
デイトジャスト	1603	169,000円	オイスター　パーペチュアル　完全防水　自動巻　カレンダー　クロノメーター　SS側
デイトジャスト	1601	238,000円	オイスター　パーペチュアル　完全防水　自動巻　カレンダー　クロノメーター　SS側　WGベゼル
デイトジャスト	1601	293,000円	オイスター　パーペチュアル　完全防水　自動巻　カレンダー　クロノメーター　SS側　YGベゼル
オイスター	1500	138,000円	パーペチュアル　デイト　完全防水　自動巻 　カレンダー　クロノメーター　SS側
オイスター	1501	144,000円	パーペチュアル　デイト　完全防水　自動巻 　カレンダー　クロノメーター　SS側
オイスター	1509	989,000円	パーペチュアル　デイト　完全防水　自動巻 　カレンダー　クロノメーター　18K　YG側
オイスター	1024	204,000円	パーペチュアル　完全防水　自動巻 　クロノメーター　GF側　レット付
オイスター	1007	125,000円	パーペチュアル　完全防水　自動巻 　クロノメーター　SS側　レット付
オイスター	1018	123,000円	パーペチュアル　完全防水　自動巻 　クロノメーター　SS側　レット付
オイスター	1002	119,000円	パーペチュアル　完全防水　自動巻 　クロノメーター　SS側　レット付
オイスターデイト	6694	83,000円	完全防水　カレンダー　SS側
オイスター	6427	72,000円	完全防水　SS側
オイスター	6426	66,000円	完全防水　SS側
エアキング	5500	95,000円	オイスター　パーペチュアル　完全防水　自動巻　SS側　レット付
デイトジャスト	1625	265,000円	ターノグラフ　オイスター　パーペチュアル　完全防水　自動巻　カレンダー　回転ベゼル　クロノメーター　SS側　WGベゼル
デイトジャスト	1625	321,000円	ターノグラフ　オイスター　パーペチュアル　完全防水　自動巻　カレンダー　回転ベゼル　クロノメーター　SS側　YGベゼル
ＧＭＴマスター	1675	975,000円	オイスター　パーペチュアル　デイト　完全防水　自動巻 　カレンダー　回転ベゼル　クロノメーター　18K　YG側
ＧＭＴマスター	1675	164,000円	オイスター　パーペチュアル　デイト　完全防水　自動巻 　カレンダー　回転ベゼル　クロノメーター　18K　SS側
サブマリーナー	5513	114,000円	オイスター　パーペチュアル 水深200米まで完全防水　自動巻　SS側
サブマリーナー	1680	164,000円	オイスター　パーペチュアル　デイト　水深200米まで完全防水　自動巻　SS側　カレンダー　クロノメーター　SS側
エクスプローラー	1016	126,000円	オイスター　パーペチュアル　　水深100米まで完全防水　自動巻　クロノメーター　SS側
コスモグラフ	6241	485,000円	ストップウォッチ付　18K　YG側
コスモグラフ	6241	168,000円	ストップウォッチ付　18K　SS側
コスモグラフ	6239	168,000円	ストップウォッチ付　SS側

（※2025年5月の情報）

現在と当時では一円の価値が大きく異なっているため、それを加味してロレックスの当時の価値をチェックしてみましょう。

1970年の大卒初任給は約4万円です。例えばサブマリーナーRef.5513の価格は114,000円であるため、当時の初任給のおよそ3倍の価格で販売されていたことになります。

1970年から2025年にかけて物価はおよそ3.6倍上昇しているため、サブマリーナーRef.5513を現代の価格に換算するとおよそ41万円です。

しかし、ロレックス公式サイトに記載されている最も安いサブマリーナーは140万円となっており、1970年と比較して現代のロレックスは価値が上昇していることがわかります。（2025年6月現在）

このように現在では高級腕時計としての認知が広がったロレックスですが、50年前であれば比較的買いやすい価格で販売されていました。

50年前のロレックスのモデル

ここからは、50年前のロレックスのなかでも人気のモデルを5つご紹介していきます。

1. サブマリーナー（Submariner）
2. デイトナ（Daytona）
3. デイトジャスト（Datejust）
4. GMTマスター（GMT-Master）
5. エクスプローラー（Explorer）

上記5つは、中古市場でも特に人気の高いアンティークロレックスのモデルです。上記のモデルをお持ちの方は高額買取の可能性もあるため、それぞれの特徴を詳しく把握しておきましょう。

1.サブマリーナー（Submariner）

出典：ロレックス公式サイト

サブマリーナーは1953年にダイバーズウォッチとして誕生した、水深300mにも耐えられる強靭な作りが特徴のモデルです。防水機能に加えて暗い場所でも確認できる文字盤、シンプルながらスタイリッシュなデザインなど、さまざまな魅力が詰まっています。

50年前のモデルでは、1965年に発売されたRef.1680の、ダイヤルに記載されている「SUBMARINER」の文字が赤い、通称「赤サブ」がコレクターのなかでも特に人気です。

現在では、250万〜270万円の価格で買い取られる傾向があります。

2.デイトナ（Daytona）

出典：ロレックス公式サイト

1963年に誕生したデイトナは、1950年〜1960年代のモータースポーツブームに合わせて製造されました。ストップウォッチ機能の「クロノグラフ」と時速を計測できる「タキメーター」の2つを搭載した、ロレックスを代表するスポーツモデルです。

デイトナの名は、アメリカのサーキット「デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ」に由来しています。レーダーの着用を想定して作られているため耐久性が高く、また時計の外周部分のベゼルがタキメーター用に広く取られているデザインはデイトナならではの特徴です。

ロレックスのなかでもトップクラスに人気が高いモデルであり、1969年に生産されたデイトナRef.6263はステンレス素材でも600万〜800万円、アメリカの俳優ポール・ニューマンが愛用した「ポール・ニューマンモデル」と言われるレア版は数千万円の買取価格になるとも言われています。

3.デイトジャスト（Datejust）

出典：ロレックス公式サイト

デイトジャストは、世界で初めて3時の位置（文字盤の右90°の位置）に日付を表示した小窓を搭載した時計です。1955年にはロレックスの3大発明「オイスターケース」「パーペチュアル機構」「デイトジャスト機構」がすべて搭載された時計となりました。

日付が表示されている箇所に搭載されている、数字を拡大してくれる「サイクロップレンズ」による、視認性の高さもデイトジャストの特徴の一つです。

50年前のモデルではデイトジャストRef.1601とRef.1603が現在でもポピュラーであり、それぞれ30〜50万円の価格で取引されるケースが多いです。

4.GMTマスター（GMT-Master）

出典：ロレックス公式サイト

GMTマスターは国際線のパイロット向けに開発された、世界中の異なる時刻を瞬時に把握できる機能を搭載したモデルです。1955年に誕生し、さまざまな航空会社で公式採用されてきました。

実際、多くのパイロットから高い評価を獲得し、現在ではモデルチェンジを繰り返してビジネスシーンでも利用しやすい時計として人気を得ています。

初代のGMTマスターは、昼夜を一目で判別しやすくするため、時計外周部分のベゼルの色を2色に分けていました。この見た目から、赤と青の個体は「ペプシ」、赤と黒は「コーク」、茶と黒や茶と金は「ルートビア」のように愛称がつけられていました。

50年前のGMTマスターIは1999年に生産が終了しているため、現在では希少価値の高いモデルとして中古市場でも人気があります。

なお、セカンドモデルのGMTマスターRef.1675は160〜180万円の買取価格となっています。

5.エクスプローラー（Explorer）

出典：ロレックス公式サイト

「探検家」を意味するエクスプローラーはその名の通り、過酷な環境下で活躍する耐久性と視認性の高さが特徴的な腕時計です。ダイヤルの3、6、9の数字や余計な装飾は施さない洗練されたシンプルなデザインは1953年に誕生した初代から大きく変わっておらず、シーンを選ばない実用性の高さから現在では幅広い層の支持を得ています。

50年前のモデルでは、1959年に販売された第三世代にあたるRef.1016が人気であり、20年間以上の販売期間でエクスプローラーの名を世の中に広めました。保存状態によるものの、現在では200万〜300万円程度で取引されています。

50年前のロレックスの特徴

50年前のロレックスにはさまざまな種類があり、モデルごとにデザインや特徴も多岐にわたりますが、ここでは主な特徴を以下の3つにまとめてご紹介します。

1. プラスチック製風防が主流
2. 手巻きや自動巻きムーブメントが中心
3. レアな文字盤デザインやベゼルが存在

古いロレックスならでは特徴を把握すると、現行品のロレックスとの違いを比較でき、ヴィンテージ品の魅力をより正確に理解できます。それぞれ詳しくみていきましょう。

1.プラスチック製風防が主流 

50年前のロレックスは、ダイヤルを保護する風防にプラスチックが使われていました。具体的には、アクリル樹脂を原料にしたアクリルガラスが用いられており、安くて加工がしやすいことから、1940年〜1960年代頃の、ロレックス以外のアンティークウォッチにも多く採用されていました。

プラスチック風防はガラスのように反射しないため透明度が高く、柔らかいことから直接の強い衝撃に対して割れづらい点も特徴的です。また、耐久性を高めるためにドーム型になっており、この個性的な見た目を好むコレクターも多いです。

一転、現行品のロレックスには、鉱石を原料にした硬度の高いサファイアガラスが採用されています。当時のプラスチック風防はヴィンテージロレックス特有の温かみがあるとして、ファンから高い支持を受けています。

2.手巻きや自動巻きムーブメントが中心 

50年前のロレックスのムーブメントは手巻きや自動巻きが主流でした。ムーブメントとは腕時計の心臓部分であり、手巻きと自動巻きの他にクォーツ式やスプリングドライブなどがあります。ムーブメントはキャリパー（Cal.〇〇）と表記されることもあり、ロレックスの歴代ムーブメントも「Cal.1570」や「Cal.1530」のように表されます。

ロレックスは、腕時計の実用性の向上を目指してさまざまな研究開発に取り組み、1931年には現代の自動巻きの元祖となる「パーペチュアル機構」を開発しました。この機構のおかげでロレックスのムーブメントは丈夫で故障が少なく、50年前のアンティークロレックスであっても正常に機能します。

実際、正常に機能している時計では、2025年現在でもほとんど時刻のずれがありません。

一方で、ロレックスの手巻きムーブメントは1980年代に生産終了しているため希少価値が高く、現在ではアンティーク品として希少価値が高くなっています。

3.レアな文字盤デザインやベゼルが存在

50年前のロレックスには、製造数が少なく、文字盤デザインやベゼルが特別な個体があります。ここでは代表的なアンティークロレックスのレア版をいくつかご紹介します。

名称	概要
リネンダイヤル	別名「モザイクダイヤル」。1970～1980年代のデイトジャストRef.1601や1600などにみられる。 文字盤が絹目模様となっており、リネン（織物）のようなきめ細かいデザインと、表面の凹凸によって光の反射が抑えられた上品な印象が特徴的。
バックリーダイヤル	ダイヤルの数字がローマ数字となっており、また、数字と針が黒で塗られたシックな印象のあるレア文字盤。 1970年〜1980年代のデイトジャストやデイデイトに見られる。
シグマダイヤル	1970年代のデイトジャストやオイスターパーペチュアルにみられる、6時の位置にシグママーク（σ）が表記されているダイヤル。 ダイヤルに貴金属が使われていることを示しており、「シグママーク（σ）＝高級腕時計」というイメージを定着させるために用いられた。 ロレックス以外に、ヴァシュロン・コンスタンタンやパティックフィリップなどでもみられる。
ミラーダイヤル	1967年頃までに製造されたアンティークロレックスにみられる、他のダイヤルにはないツヤと光沢を持つレア文字盤。 ダイヤルのロレックスのロゴやオイスターパーペチュアルの文字が、白みがかったゴールド仕様となっている。

上記のようなレア文字盤は現在では生産されていないものも多く、アンティークロレックス以外にはほとんどみられない特徴として有名です。

50年前のロレックスを高く売る方法

せっかくロレックスを売るのであれば、少しでも高く売りたいですよね。この章では、50年前のロレックスを高く売る方法を3つにまとめてご紹介します。

1. コンディションを整える
2. オリジナルパーツを保持する
3. 信頼できる買取専門店で査定を受ける

上記を徹底すれば、使わなくなったロレックスをより高い価格で売却できます。順番にみていきましょう。

1.コンディションを整える

50年前のロレックスを高く売るには、コンディションを整えることが大事です。コンディションの良し悪しは時計の価値を大きく左右します。傷の少ない風防やベゼル、たるみのないブレスレット、打痕のないケースは高く評価されるため、メンテナンスやクリーニングでできるだけよい状態に保っておきましょう。

セーム革のクロスや天然馬毛歯ブラシなど、専門的なお手入れグッズがあれば、自身で簡単なメンテナンスをおこなえます。事前にできる限りのクリーニングをおこない、コンディションを整えておくと売却時の価格が高まりやすくなります。

ただし、錆落としを使ったり、表面を研磨したりするメンテナンスは時計を傷つけてしまう可能性があるため避けるべきです。自身で対応できない汚れや傷は、専門の修理業者に依頼しましょう。

2.オリジナルパーツを保持する

50年前のロレックスを高く売るなら、できるだけオリジナルパーツを保持しましょう。「汚れているから」「壊れているから」といって安易に取り替えると、価値が大きく下がる可能性があります。

前述の通り、アンティークロレックスは販売時のオリジナルパーツが使用されていることが価値を高める要因の一つです。文字盤や針、ブレスレット、ベゼルなどが当時のまま残っている「オールオリジナル品」は、ヴィンテージ市場で高く評価されやすくなります。

また、修理代も高額な場合が多く、売却価格よりも高く付いてしまう可能性もあります。ロレックスがボロボロなって修理に出した方がよいか判断できない場合は、ひとまず買取業者の査定を受けたり、修理業者に相談してみたりするのがおすすめです。

3.信頼できる買取専門店で査定を受ける

50年前のロレックスを高く売るなら、一般的なリサイクルショップではなく、ロレックスやヴィンテージ時計に精通した買取業者で査定を受けましょう。ロレックスやヴィンテージ時計の買取に関する専門知識を持っていることはもちろん、市場の需要や再販ルートが豊富な業者を選ぶのもコツです。販路が確立している業者は再販できないリスクが低いため、高額で買い取ってもらえる可能性があります。

また、査定士の技術で買取価格が変動するケースもあるため、アンティークロレックスの買取実績の豊富な業者に依頼しましょう。なお、不安な場合は複数の業者に査定してもらい、比較検討してみる方法がおすすめです。各業者の査定額や査定根拠などを比較でき、その中から最も高い価格で買い取ってくれる業者を選択できます。

50年前のロレックスを売るならまねきやがおすすめ

本記事では、50年前のロレックスの価値や高く売る方法をご紹介しました。50年前のロレックスはアンティークロレックスとも呼ばれ、モデルや時計の状態によっては購入時の価格よりも高い値段で売却可能です。使わなくなった古いロレックスをお持ちの方は、ぜひ一度専門店の査定を受けてみて、その価値を正確に把握してみてください。

なお、「まねきや」はヴィンテージロレックスの買取に特化した実績豊富な買取専門店です。ロレックスに精通した鑑定士が時計の状態や市場の需要などから価値を見極めて、適性価格での買取を実現しています。古くなったロレックスをお持ちの方はお気軽にご相談ください。

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