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昭和27年のギザ10は価値がある?その理由について解説

2024.09.25

「ギザ10を見つけたけど高く売れる?」
「昭和27年に発行されたギザ10が高いって本当?」

本記事ではこのように悩んでいる方に向けて、年ごとの発行枚数や昭和27年発行のギザ10が人気な理由をくわしく解説します。

また、ギザ10を高く売るポイントも解説するため、買取に出す際の参考にしてください。

ギザ10とは?

ギザ10とは、縁の部分に細かいギザギザがついた10円玉です。細かい凹凸は「縁かみ」と呼ばれ、昭和中期に発行された10円硬貨に特有のデザインです。

ギザ10は昭和26~33年までの7年間のみ発行されました。細かい凹凸の装飾があることには、次のような当時の事情があります。

  1. 昭和中期当時10円玉が最高額の貨幣だった
  2. 当時最高額の象徴だった10円玉にのみ装飾をつけた

現在では500円硬貨が最高額の硬貨として使われています。しかし、昭和の中期は10円玉が最も高い貨幣だったため、外見でわかりやすく示す目的で縁に細かい凹凸加工を施されたと言われています。また、当時の技術では細かい縁の凹凸加工が難しく、偽造防止の目的もありました。

このように特徴的な加工を持ったギザ10は、7年で発行が終了しました。

現在の10円玉のように縁加工がなくなってた理由は、いくつかの背景があります。

  1. 貨幣価値の変化で10円玉の偽造が減った
  2. 昭和32年発行の100円玉と似ており判別しづらかった

100円玉と10円玉には同様の凹凸加工が施されており、両者の触り心地が似ていました。視覚障碍者が手で触れて凹凸によって判断しづらかったのが、ギザ10の発行が終わった理由です。

そして、昭和33年の発行を最後に、ギザ10のデザインは変更されました。このように、わずかな期間しか作られなかった10円硬貨のため、今ではめずらしい硬貨に数えられています。ギザ10を集めるコレクターは多く、特に発行枚数が少ない年数の硬貨や、デザインが希少なギザ10は高価買取が期待できます。

各年代ごとのギザ10の発行枚数

各年代のギザ10の発行枚数は、以下のとおりです。

  1. 昭和26年:1億106万8,000枚
  2. 昭和27年:4億8663万2,000枚
  3. 昭和28年:4億6,630万枚
  4. 昭和29年:5億2,090万枚
  5. 昭和30年:1億2,310万枚
  6. 昭和31年:0枚
  7. 昭和32年:5,000万枚
  8. 昭和33年:2,500万枚

引用元:https://www.mint.go.jp/media/2021/02/nenmeibetsuR2.pdf

ギザ10は昭和26~30年までに作られ、昭和31年には発行されていません。その後昭和32年と33年に再度作られたものの、ほかの硬貨の登場や貨幣の価値が上がったため数が減少、そして昭和33年には2,500万枚まで発行数が減少しました。そして2024年現在、発行から60年以上経過しているため、買い物のおつり、銀行での引き出しなど、日常生活でギザ10を見つけられる可能性は減りつつあります。そのため、ギザ10をコレクションする目的で、中古市場で買い求める方が増えています。

硬貨や紙幣は普段繰り返し使われるうちに、だんだんと傷みが進んでいくのが一般的です。破れや破損、カビなど著しく見た目の状態が悪く、金額を判別できない貨幣や紙幣は、銀行によって交換されています。

このように、ギザ10が発行された昭和33年以前の10円硬貨に巡り合える機会は、ますます減少しています。もし所有している10円玉に、ギザ10の発行年数の硬貨が見つかれば、査定に出してみてはいかがでしょうか。

なぜ昭和27年のギザ10は価値が高い?

昭和27年のギザ10の中には特に希少なデザインで、ほかのギザ10よりも価値が高いものがあります。それは平等院鳳凰堂の上にいる鳳凰の尾が上向きのデザインのギザ10です。通常の10円玉の鳳凰は尾が下向きのため、比較するとすぐに違いがわかります。ただし、同じ昭和27年でも鳳凰の尾が上を向いているものはごく一部のみです。平等院鳳凰堂の上にいる鳳凰は向き合った状態で彫られていますが、とても小さく建物の装飾だととらえている人もいるのではないでしょうか。鳳凰は目を凝らしてよく観察しないと、尾が上を向いているのか、通常どおり下に向いているのかは判断できません。

尾が下を向いていると、丸みを帯びた印象がありますが、一方で尾が上に向いていると少し縦に長いシルエットが見えます。

未使用の昭和27年のギザ10のオークション相場は14,000円台ですが、鳳凰の尾が上を向いている10円玉の場合、さらに高く売れる可能性があります。

また、昭和26年に発行されたギザ10の一部にも、鳳凰の尾が上を向いているものもあります。いずれも希少性が高く通常のギザ10よりも高価買取が期待できます。

昭和27年以外で価値の高いギザ10はある?

昭和27年以外にも、価値の高いギザ10は存在します。発行された時期だけでなく、ギザ10の状態やエラーコインなど、希少な状態の硬貨はコレクターが高額でも買い求めるため、中には20万円以上の値段が付けられたギザ10も存在します。

  1. 昭和26年に作られたギザ10
  2. 新品当時の銅貨の色味がそのままキープされている
  3. 未使用で50枚のロール状態になっている

特に昭和26年のギザ10は発行初年度で枚数が少ないため、希少性が高まっています。

1.昭和26年に作られたギザ10

昭和26年に製造されたギザ10は1億106万8000枚と、昭和27年や昭和28年の4億万枚以上と比較して、4分の1程度しか発行されていません。もともとの発行枚数が少ないため、コレクター需要は高めです。

昭和26年はギザ10がはじめて作られた年で、発行枚数は1億万枚以上と特に多いため10円を大幅に越えるような価値はありません。

ただし、未使用の硬貨、状態が良好で歪みや汚れが少ないギザ10なら、昭和26年に作られたものでも、15円程度の価値がつく可能性があります。

2.新品当時の銅貨の色味がそのままキープされているギザ10

発行された当時の、銅の色味が保たれている銅貨はギザ10も含めて、高い価値がつけられます。

なぜならギザ10の銅は、空気や水の影響で変色して、赤褐色や黒褐色になってしまうためです。

ギザ10をはじめとする銅で作られた貨幣は、「発行時の銅貨の色をどれくらいキープしているか?」なども中古の価値を判断する大きな要素です。

実際、突出した価値のない昭和30年の10円硬貨が、そのきれいさから27万円の価格で落札されたオークションも存在します。

銅は時間が経つほど酸化してしまい、黒ずみが起きてしまう金属です。空気、水、火などに触れて黒褐色になるため、美しいギザ10の銅の色味を保つには、空気や水にできる限り触れない環境が求められます。

一枚単位で保管できるコインケースや、真空パックに入れて空気を抜いて保管するなど、劣化を防ぐための保存をしているのなら、60年以上経過した今でも美しいギザ10が残っている可能性があります。

ただし、昭和30年前後に、空気に触れないよう加工されている硬貨は少ないのは事実です。実家の蔵、親や祖父母のコレクションに新品に近い状態のギザ10がないか、探してみてはいかがでしょうか。

3.未使用で50枚のロール状態になっているギザ10

硬貨は50枚分がセットになって、ビニールロールに包まれており、単品よりもめずらしい状態として高く売れるチャンスがあります。

ビニールロールは通常、銀行やスーパーのレジにて、すぐビニールを剥がして処分されるケースがほとんどです。

ロール状態のギザ10が見つかれば、50枚分の価値になるため買取価格が大幅にアップします。

また、発行当時からビニールロールに巻かれたまま保管していると、空気にも触れづらいため色味の変化もある程度予防できる点も、中古の硬貨として高く評価されるポイントです。

ちなみに昭和27年~29の3年間は発行枚数も多く、ギザ10が発行されてから数年経過しています。だからこそ、価値は10円から12円程度であり額面とほとんど変わりません。

昭和33年のギザ10は発行最終年の特別な硬貨で、コレクターの間で高値で取引されます。発行枚数もわずか2,500万枚程度で、昭和26年の1億枚よりもさらに少ないです。黒ずみなどの汚れが少ない、または未使用などのギザ10であれば高価買取が期待できるため、ぜひ一度探してみてください。

ギザ10を高額で売る方法

ギザ10はその状態によって、査定額が変化します。この項ではギザ10を高額で売る方法を解説します。損しないためにも査定前に目を通しておきましょう。

1.状態がきれいなギザ10を売る

ギザ10は同じ発行年数でも、状態や売り方によって売却額が大きく変動します。高価買取の対象となるのは、以下のギザ10です。

  1. 傷や汚れが少ないもの
  2. 光沢が残っていて見た目が美しい
  3. カビや黒ずみが目立ちにくい

ギザ10の中でも新品に近い、きれいな状態のものほど高く売れる傾向があります。特に光沢が残っているギザ10はめずらしく、コレクターの間で高値で取引されます。

ただし、汚れているギザ10をむやみに洗浄すると、価値が下がってしまう可能性がある点には注意が必要です。ギザ10などの古銭は発行当時の状態のものに、高いコレクター需要があります。

研磨されたギザ10は発行当時の状態ではないため、価値は低めです。

「手が加えられた硬貨」は歴史的価値が低いとみなされます。効果で売却したいからとむやみにギザ10を磨かず、見つけた時の自然な状態で査定に出すことをおすすめします。

2.古銭買取の専門業者に売却する

ギザ10の買取を強化している専門業者に売却すると、査定価格を高められる可能性が高まります。古銭買取の実績が豊富な査定のプロがおり、ギザ10の価値を正当に見極めてもらえます。

リサイクルショップなどは手軽に利用できますが、取り扱う品物のジャンルが幅広い分、硬貨に特化した知識を持った鑑定士がいるとは限りません。本来価値のある昭和27年のギザ10が、鑑定するスタッフ次第ではほかの発行年のギザ10と同等の扱いになる可能性もあります。

まねきやは古銭の買取の実績が豊富な鑑定士が在籍しています。正しい価値基準をもとにギザ10の価値を査定するため、安心して査定に出したい方はぜひ買取を依頼してみてください。

まねきやの詳細はこちら>>

3.複数の買取業者に査定を依頼する

買取店は一つではなく、いくつかの業者に査定依頼して、相場を比較しましょう。一店舗の査定のみでは査定額が正当かを見分けるのが難しいためです。複数の業者の価格を比較すれば相場を把握しやすく、不当に安く売却するリスクを減らせます。

ギザ10などの古銭の鑑定には、ブランド品とは違った歴史的価値を見極められる鑑定士が必要です。また、その時期の需要と供給のバランスによっても、ギザ10の価値は変動します。複数の買取店を比較してこそ、現在の正しい価値を見極められます。

おすすめは買取店の中でも査定無料のところを選ぶ方法です。まずは複数の業者に無料査定を依頼したうえで納得できる業者に売却しましょう。

昭和27年のギザ10があればまねきやで買取してもらおう

ギザ10をはじめ古い硬貨がある方は、ぜひ「まねきや」への買取依頼を検討してください。

まねきやは、古銭の買取を専門としている業者であり、昭和27年に発行されたギザ10のような希少価値のある硬貨も適正に査定しています。

また、まねきやでは店頭買取だけでなく、出張買取、宅配買取などの買取方法を提案しています。来店が難しい場合でも、自宅にいながら手軽に査定を依頼できます。

ほかにも写真を送るだけで、おおよその査定額がわかるLINE査定も受け付けています。

いきなり店頭にギザ10を持ち込むことは不安な方や、査定額を知ってから売却するか判断したい方は、まねきやのLINE査定をご利用ください。

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この記事の監修者

水野 政行 | 株式会社水野 代表取締役社長

高価買取専門店 まねきや 最高責任者・鑑定士

今まで 54,750点以上の査定実績。
金・貴金属・宝石全般、ロレックスなどのブランド時計、ブランド品全般、切手、古銭、絵画、骨董品全般の査定を得意とする。
2021年より自社ブランドである「高価買取専門店 まねきや」をリリースし、全国に展開。 「売るはめぐる」をコンセプトにした、買取専門店である当店を一人でも多くの方に体感していただくために、私の約15年間の業界経験の全てを注ぎたいと思っております。