軍用手票 日華事変軍票 甲号10銭 旧紙幣 古札の買取実績
軍用手票 日華事変軍票 甲号10銭 旧紙幣 古札
軍用手票 日華事変軍票 甲号10銭 旧紙幣 古札
商品情報
品目 |
紙幣 旧紙幣 古札 |
品名 |
軍用手票 日華事変軍票 甲号10銭 |
状態 |
並品 |
買取情報
買取店舗 |
まねきや心斎橋店 |
買取時期 |
2020年09月 |
買取担当からのコメント
〇商品について
軍用手票(ぐんようしゅひょう)とは、戦争時、占領地もしくは勢力下にて軍隊が現地からの
物資調達やその他の支払いのために使うチケットのような疑似紙幣の事を言います。
省略して軍票と呼ばれることもあります。
今回ご紹介する商品は昭和12年(1937年)に勃発した日華事変の際に流通したもので、
その中でも最初期に用いられた物。
明治通宝をモチーフにしたものでさほど用いられず、
この後の物は当時の日本銀行兌換券に朱書きで【軍用手票】と書かれたものが用いられました。
●発行:昭和12年(1937年)
●大きさ:119mm×72mm
●図案:鳳凰に龍
〇査定のポイント
まず第一にあげられるのは紙幣の【種類】です。
発行枚数・流通量の少ない紙幣やコレクターの方に人気のものであれば、
もちろん高価買取が期待できます!!
その次はやはり【状態】です。
もちろん未使用品や美品であれば高価買取が期待できます。
と言っても、洗ったり後から手を加えることはよくありません。
他の商品であれば、キレイにすることは高額査定に繋がる可能性は高まります。
ただ、古札や古銭の場合は後から手を加えることで、
当初の風合いが損なわれてしまうことが多い為、むしろ価値が下がってしまう場合もあります。
〇最後に
今現在発行されている紙幣はほぼすべてが不換紙幣です。
貨幣の信用性を保ち、インフレーションが発生しないように政府は通貨供給量を調整してはおりますが、
この当時の軍用手票に関しては貨幣の信用性を保証する準備預金は用意されていなかったため、
後に各地でインフレが発生したそうで。
兌換紙幣から不換紙幣に変わった際もそうですが、一つの古銭からでもいろいろな歴史が見えてきますね。