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反物を買取に出したい方必見!高額になる種類や特徴とは?

2024.09.16

自宅に眠っている反物を、売るかどうか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。反物のなかには伝統的な価値があり、高値で買い取ってもらえるものもあります。使う予定がないなら、一度反物の価値を見極めたうえで、売却を検討してみるのも良いかもしれません。

この記事では、反物の概要や種類、高く売れやすい反物の特徴を詳しく解説します。また、高額買取が期待できる具体的な種類も紹介していますので、売却を検討している方はぜひ参考にしてください。

反物とは

反物とは、着物や浴衣などの和服を作るための布地のことです。長さや幅が一定の規格にカットされており、生地は「芯棒」と呼ばれる円筒に巻かれています。

基本的に反物は、まだ着物に仕立てられていない状態の布を指し、一般的なサイズは幅36cm、長さ12mです。ただし、現代では日本人の体格が昔より大きくなったことから、女性用では幅40cm、男性用では幅42cmと大きめの反物も流通しています。

反物は、日本の伝統的な織物技術や染色技法を用いて作られ、美しい柄や色彩が特徴です。

ひと昔前までは、気に入った反物を職人に渡し、おまかせで着物に仕立ててもらうことも珍しくありませんでした。呉服産業は、昭和50年代に最盛期を迎えましたが、このような文化は日本の伝統として今も息づいています。

反物といえば、着物を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、実際には着物以外にも使用されます。例えば、長襦袢や帯、コートなどの布製品にも反物が使われる場合もあります。

また、反物は用途によって名前が変わるのも特徴です。例えば、着物を仕立てる専用の反物は「着尺地」、羽織りを作るためのものは「羽尺地」、帯を作るためのものは「帯地」といった具合です。

反物の種類

反物にはさまざまな種類があり、それぞれ使用される素材や織り方、染色方法などが異なります。また、反物の種類によって用途が変わる点も押さえておくとよいでしょう。

ここからは、代表的な6つの反物の種類を取り上げて紹介します。

1.絹

反物のなかで最も高級とされているのが、蚕の繭を原料とする絹です。絹の反物は光沢があり、通気性や保湿性に優れています。また、やわらかくて滑らかな手触りが特徴的です。

絹は高級感があるため、おもに留袖などのフォーマルな着物に使用されます。特に、経糸と緯糸の両方に絹を使用したものは正絹(しょうけん)と呼ばれ、絹100%の最高級品として知られています。

2.木綿

綿花が原料の木綿も、反物によく使われる素材です。木綿は耐久性や吸湿性が高く、日常着や浴衣に適しています。

木綿の反物は生地に厚みや重さがあり、単衣で使われることが多い傾向です。また、自宅で洗濯できるため扱いやすく、初心者にもおすすめの素材です。

価格は絹に比べて安価ですが、遠州木綿などの伝統工芸品であれば、高値で買い取ってもらえる可能性もあります。

3.麻

麻の反物は通気性に優れ、特に夏場に最適の素材です。植物繊維を原料としており、水で洗うたびにやわらかくなる特徴があります。

独特のシャリ感があり、涼しげな印象を与えるため、夏用の着物や浴衣によく使われています。また、越後上布や小千谷縮、宮古上布といった伝統工芸品もあり、高い値が付く場合もあるでしょう。

4.ウール

羊やアルパカの毛から作られるウールの反物は、保温性が高く、冬の着物や羽織りに適した素材です。やわらかく温かい手触りが特徴です。

生地が分厚いため、単衣に仕立てても十分な暖かさがあります。基本的にはカジュアルな着物に使われ、フォーマルな場面にはあまり適していません。

5.合成繊維

ポリエステルやナイロンなどの合成繊維で作られた反物は、手入れが簡単でシワになりにくい特徴があります。機能性に優れており、日常着やおしゃれ着として快適に着用できるでしょう。

工場で大量生産されるため、安価に買い求められるのもメリットです。一方、質感が安っぽく感じられることや、着崩れしやすいといったデメリットもあり、選ぶ際には注意が必要です。

6.藍染

藍染の反物は、独特の深い青色が特徴です。絹や木綿などの天然繊維と相性が良く、美しく染まって色があせにくい魅力があります。洗うたびに色が馴染んでいくことも、藍染が人気を集めている理由です。

藍染には、タデアイなどの植物を染料とする伝統的な染色技法が用いられています。カジュアルな着物や浴衣を仕立てる際に、古くから高い人気を誇っている反物の一つです。

高額になりやすい反物の特徴

高額買取される反物には、いくつかの特徴があります。ここからは、その代表的な特徴を紹介します。

1.有名ブランドや作家のもの

有名なブランドや作家による反物は、高額買取の対象となります。特に、伝統工芸士が手がけたものや著名なデザイナーの作品は高い人気があります。人間国宝の木村雨山や喜多川平朗が作った反物は、さらに高値が期待できるでしょう。

後述しますが、大島紬や結城紬などの有名ブランドの反物も、高額で買い取ってもらえる可能性があります。これらは世界中に愛好家が存在するため、買取価格も高くなりやすいことが予想されます。

作家やブランドの人気は流行にも左右されることがあり、売却を検討している反物の価値を一度調べてみるとよいでしょう。

2.保存状態が良いもの

反物の保存状態は、買取価格を左右する大切な要素です。未使用の反物でも、長く放置しているうちにカビやシミなどの問題が発生してしまう場合があります。

反物の買取では、シミや汚れがなく、色あせが少ないものほど高値が付くでしょう。また、防虫対策が施されていると虫食いの被害を受けにくく、さらに価値が上がります。

反物は桐たんすなどに収納し、直射日光が当たらないようにするのが大切です。定期的に空気にさらす、たとう紙に包むなどして湿気による被害を防いでください。

保存状態に加えて、購入時の証紙や箱も重要です。証紙は反物の生産地や作家を記載したもので、品質や価値を保証します。

有名産地や有名作家の反物でも、証紙がないと買取価格が大きく下がる場合もあります。購入時の箱や証紙はなくさないようにし、売却の際は反物と一緒に提出するようにしましょう。

3.希少性が高いもの

限定生産の反物や古い時代に作られた反物は希少価値が高く、保存状態が良ければ高額買取の対象となることが多いでしょう。

特に、手織りや手染めの反物は評価が高いため、丁寧に保管して良好な状態を保っておくのが重要です。

高額買取が期待できる反物

ここからは、高額買取が期待できる10種類の反物を紹介します。

1.正絹の反物

高額買取が期待できる反物として、まず挙げられるのが正絹で作られたものです。前述のとおり、正絹は絹100%の素材で、数ある反物のなかでも最高級品とされています。

光沢があり、滑らかな手触りが特徴で、フォーマルな着物によく使用されます。正絹の反物は非常に高価で取引されるため、高額買取が期待できるでしょう。

正絹の反物は、絹の使用量が多いほど高値が付く傾向にあります。絹の重さは「匁(もんめ)」の単位で表され、1匁は3.75gです。匁数が大きいほど生地が分厚く、重厚感があります。

特に、ずっしりと厚い生地の正絹反物は高値が付きやすいことも、覚えておくとよいでしょう。

2.友禅染の反物

友禅染とは、色鮮やかで複雑な模様が特徴の伝統的な染色技法です。着物や帯に使う生地に絵を描くように鮮やかな色を配していきます。

この技法は、京都の絵師・宮崎友禅斎が江戸時代に考案したとされています。草花や花鳥風月など自然の模様を描き、生地の上で色が混ざらないように模様の輪郭に沿って糸目糊を置くのが特徴です。

友禅染にはさまざまな産地があり、それぞれ異なる雰囲気が備わっています。手作業で丁寧に染められた友禅染の反物は、その高い芸術性から高値で買い取ってもらえることが多い傾向です。

なお、日本三大友禅として「京友禅」「東京友禅」「加賀友禅」があります。

京友禅は、京都らしい優美で美しいデザインが特徴で、有職(ゆうそく)文様がよく取り入れられます。有職とは、朝廷や公家に関する決まりごとのことです。有職文様では十二単や調度品、牛車などのモチーフが描かれます。

東京友禅は「江戸友禅」とも呼ばれ、淡泊な色味が特徴です。また、加賀友禅については後述しますが、自然を写実的に写し取ったデザインが持ち味となっています。

3.大島紬の反物

大島紬は、おもに鹿児島県で生産される高級絹織物です。鹿児島市や宮崎県都城市でも生産されていますが、発祥地である奄美大島で作られたものは「本場大島紬」として愛好家の憧れの的になっています。

大島紬は約1,300年の歴史があり、フランスのゴブラン織やイランのペルシャ絨毯と並んで、世界三大織物の一つに数えられています。「着物の女王」とも呼ばれ、世界的にも高い人気を誇る逸品です。

大島紬は絹100%の平織りで、やわらかく滑らかな肌触りが特徴です。泥染めで地糸を渋い黒に染め、ソテツや亀甲などのモチーフが左右対称に施されています。耐久性が高く、着れば着るほど肌に馴染み、世代をまたいで何十年も着用できるといわれています。

美しい光沢と高い人気を持つ大島紬は、高額買取が期待できる反物の代表格です。

4.加賀友禅の反物

加賀友禅は、石川県で生産される伝統的な着物です。自然の風景や花鳥をモチーフにした美しいデザインが特徴で、「加賀五彩」と呼ばれる藍や臙脂などの5つの色で染められています。

京友禅のように金の糸や箔を使うことはなく、模様の写実性にこだわりが感じられます。特に特徴的なのが、植物の葉に施された「虫食い」のデザインです。さらに、「ぼかし」などの技法も併用し、繊細でリアルな模様を表現しています。

金沢の自然の美しさを表した加賀友禅は、人気の高い伝統工芸品です。京友禅や東京友禅と並んで、高値買取が期待できる反物の一つです。

5.西陣織の反物

西陣織は、京都で生産される高級織物です。平安時代から続く由緒正しい伝統工芸品で、当時から貴族などが愛用していました。

西陣織の特徴は、複雑な織り技術と豪華なデザインです。先に染め上げた絹糸を使用し、職人の技術次第で多彩な模様が表現されます。特に、金糸や銀糸を使った西陣織は、きらびやかな印象で非常に高価です。

6.久留米絣の反物

日本三大絣の一つである久留米絣は、福岡県久留米市で生産される伝統的な絣織物です。絣(かすり)とは、絣糸を使った織物で、かすれたように見える模様が特徴です。この技術は古代インドで生まれ、東南アジアや琉球を経由して日本に伝わったとされています。

久留米絣の特徴は、その独特の模様と染色技術にあり、糸の束を縛ったまま染色し、染まらなかった部分がそのまま白い柄として残る仕組みを採用しています。また、天然の藍で染めることが久留米絣として認められる条件の一つで、その鮮やかな藍色が多くの人を魅了してきました。

熟練の職人が手間をかけて作る久留米絣は、市場では高値で取引されており、特に品質の高いものは高額買取が期待できます。

7.江戸小紋の反物

江戸小紋は、江戸時代から続く伝統的な染色技法で、細かい模様が特徴です。一見無地に見えるような控えめな柄でありながら、その技術的な難易度の高さで知られています。習得には約10年かかるといわれており、通常の織物に比べて手間がかかるため、高額で評価されるのが一般的です。

江戸小紋のなかには、特に格が高いとされている柄があります。それが小紋三役に数えられる「鮫」「行儀」「角通し」です。

鮫は、扇状に並んだ点が鱗のように見える柄で、行儀は斜め45度に整然と点が並んだ柄です。角通しは、正方形の点が縦横に規則正しく並んだ柄で、筋を通すなどの意味があります。

8.結城紬の反物

結城紬は、おもに茨城県結城市で生産される伝統的な織物です。日本最古の絹織物として知られ、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。

奈良時代には「絁(あしぎぬ)」として朝廷に献上されていましたが、のちに「常陸紬(ひたちつむぎ)」と呼称を変え、やがて現在の「結城紬」の名前が定着しました。

結城紬の特徴は、真綿を手で紡ぐ伝統技法によって作られていることです。この技法により、布はたっぷりと空気を含み、やわらかな手触りと保温性の高さ、軽やかさが実現されます。

本場の結城紬は、「糸つむぎ」「絣くくり」「はた織り」の3工程を経て作られており、すべて手作業で大変な労力が注がれています。

結城紬は大島紬と並んで知名度が高く、こちらも高額買取が期待できる逸品です。

9.琉球絣の反物

琉球絣は、沖縄県南風原町で生産される自然な風合いの絣織物です。南国の自然や文化を反映したデザインが特徴で、約600種類もの豊富な柄があります。

これらの爽やかな幾何学模様は、琉球王府時代から伝わる伝統的な図柄が原型となっており、現代的なアレンジが加えられています。素朴でありながら南国らしい情緒が感じられる琉球絣は、琉球紬と並んで沖縄を代表する織物の一つです。

琉球絣は、複雑な製作工程を経て職人が手作業で織り上げており、その希少性から高額買取も期待できます。

10.博多織の反物

博多織は、福岡県の博多で生産される高級織物です。平織りをベースに、経糸をふんだんに使用して模様を表現しています。

博多織の代表的なデザインは、仏具をモチーフにした「献上柄」が有名です。そのほかにも、和紙を採用した「佐賀錦」や、幾何学柄の透かしが特徴の「粗紗(あらしゃ)」などがあります。

経糸が豊富に使われているため、生地には厚みとしなやかさがあり、おもに帯や着物に使用されます。高品質の帯は、締める際に絹同士が擦れて「キュッ」と音が鳴るのも特徴です。

博多織は、独特の織り模様と耐久性から高く評価され、高額で取引されることが多くあります。

反物の買い取りはまねきやがおすすめ

まねきやは、多種多様な反物の買取に豊富な実績があります。専門知識を持った鑑定士が、一つひとつ丁寧に査定を行ない、お客様の大切な反物の価値を正しく評価します。ご自宅で保管している反物の売却を検討している方は、ぜひまねきやの無料査定をご利用ください。

ここからは、まねきやが反物の売却におすすめの理由を2つ紹介します。

1.買取価格が高い

まねきやの強みの一つが、高額な買取価格です。市場価値を十分に考慮して、適正価格での買い取りを心がけています。

他社と比較しても、満足のいく価格で買い取ってもらえるため、多くのお客様から信頼を得ています。少しでも高く反物を売りたい場合は、まねきやの買取サービスを利用するのがおすすめです。

2.LINEで簡単査定が可能

まねきやのもう一つの魅力は、LINEを使った簡単査定です。品物の写真をLINEで送るだけで、簡単に査定を依頼できます。

面倒な手続きも不要でスピーディーに査定結果が得られるため、忙しい方でも手軽に利用できるサービスです。

また、品物を直接査定してほしい場合は、店頭買取や出張買取、宅配買取などの方法も選べます。自分の都合に合った買取方法で、自宅に眠る反物を高額で売却してみてはいかがでしょうか。

この記事の監修者

水野 政行 | 株式会社水野 代表取締役社長

高価買取専門店 まねきや 最高責任者・鑑定士

今まで 54,750点以上の査定実績。
金・貴金属・宝石全般、ロレックスなどのブランド時計、ブランド品全般、切手、古銭、絵画、骨董品全般の査定を得意とする。
2021年より自社ブランドである「高価買取専門店 まねきや」をリリースし、全国に展開。 「売るはめぐる」をコンセプトにした、買取専門店である当店を一人でも多くの方に体感していただくために、私の約15年間の業界経験の全てを注ぎたいと思っております。