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1カラットのダイヤモンドの買取相場は?価格の決まり方から実際の買取事例も紹介!

2022.12.06

ダイヤモンドをはじめとする宝石の重さ・大きさを表す単位「カラット」。ダイヤモンドで1カラットというと、かなりの重さ・大きさであるとイメージする方も多いでしょう。

そこでこの記事では、1カラットあるダイヤモンドの買取価格の相場や買取事例、ダイヤモンドの買取価格に影響を及ぼす社会的背景などをご紹介します。

お手持ちのダイヤモンドの売却をご検討中の方は、ぜひご参考にしてください。

ダイヤモンドの買取価格はどうやって決まる?

ダイヤモンドの買取価格を決めているのは、おもに「4C」と呼ばれる国際的な品質評価基準です。4Cは、アメリカの宝石教育機関GIAによって定められた基準で、カラット(carat)、カラー(color)、クラリティ(clarity)、カット(cut)という4つの要素を判定します。この4要素の頭文字がすべてCであるため、4Cという呼び名が付けられているのです。日本国内のダイヤモンド査定には、この「GIA方式」が用いられることが一般的です。

なお、高い買取価格のためには4Cすべての項目を満たす必要はない場合もあります。4つのCのいずれかの評価が高いダイヤモンドであれば、高額査定となることもあります。

Carat(カラット)

ダイヤモンドをはじめとする宝石の重さを測定する際には、メトリックカラットという単位が用いられます。単位記号は「ct」で、1ct(カラット)は0.2gです。カラットという単位の由来ですが、昔の宝石商人が天秤で宝石の重さを測る際、重さが均一とされるイナゴ豆の種を分銅代わりに使用していたためという説が有力です。

重い宝石ほど大きさもあるとみなされ、大きい=価値が高くなると判断されることが一般的です。しかしダイヤモンドは原石の状態でも軽く小さいものが多く、1ctに満たない石がほとんどです。このため、1,000分の1カラットまで微細に入り重さが測定されています。

 

ダイヤモンドの重く大きい原石はとても稀少で、さらにカッティングを施すことで小さく軽くなってしまいます。このようにさまざまな要素が影響して、重く大きいダイヤモンドの価値は高いものとなるのです。仮に4Cで判断した際に、ct以外の3つの基準が同グレードである場合は、当然ながらカラット数が大きいものの評価が高くなります。

 

Color(カラー)

ダイヤモンドは天然石ですから、完全な無色透明の石はほぼありません。ダイヤモンドが、無色透明に近い色味を備えているかどうかを測る基準が「Color(カラー)」です。

カラーの評価基準は、もっとも透明に近いものが「D」、次が「E」、その次が「F」……のように、ダイヤモンドの頭文字であるDを筆頭にアルファベット順で表されています。

 

カラーの評価も、GIAが基準とする石と比較した色味で分けられます。特に無色透明に近いとされる最高ランクが「D」、そしてもっとも黄色に近い「Z」までのランクが設けられています。天然ダイヤモンドの多くは薄い黄色味を帯びていて、無色に近くなるほど稀少とされ、カラーの評価も高くなります。

 

しかし、カラーの評価には例外があります。AZまでのランクに含まれないほど濃い色の石は「有色ダイヤモンド(ファンシーカラーダイヤモンド)」と判断されることがあるのです。鮮やかな色味のダイヤモンドは無色透明に近いものと同様に稀少で、透明なダイヤモンドより価値が高いとみなされることもあります。

カラーダイヤモンドは、4Cとは別の基準できちんと相応の評価をいたします。

 

Cut(カット)

4C」のうちカットはその名のとおり、石をどれだけ美しくカット(研削・研磨)できているか評価する基準です。4Cの他の3要素は天然石がもともと備えている要素ですが、カットのみが人の手によって美しさを高められているのです。

ダイヤモンドの原石も美しい輝きを備えていますが、それをさらに美しく見せるのは宝石職人によるカットです。このためカットされた石の輝きや原石とのマッチングは、ダイヤモンドの見た目の綺麗さに大きく影響します。

カットの状態は、以下の3要素を総合して5段階で評価されます。

 

・プロポーション(全体的な形の比率)

・対称性(形状に歪みがないか)

・フィニッシュ(美しく磨き上げられているか)

 

ダイヤモンドは使用状況や保存状態によって、美しさが損なわれる場合があります。表面に小傷が入ってしまったり、思わぬアクシデントによりダイヤが欠けてしまったりしている場合です。そのような石は、買い取ってから再度カットすることもあります。一方保存状態が良好で、傷や変形がないものは手直ししなくても美しいため、その分査定価格も高くなります。

 

Clarity(クラリティ)

クラリティとはダイヤモンドの透明度を評価する基準で、石の内部と外部の特徴がそれぞれ評価されます。内部ではインクルージョン(内包物)の入っている場所や大きさによって、11段階からグレードが決められます。内包物が少なく目立ちにくいものほど、高いグレードで評価されます。また外部では、カットの際に入った傷や凹み(ブレミッシュ)などを確認し、少ないものほど高く評価されます。

 

クラリティのグレード評価ですが、もっとも高いものが「FL(フローレス)」、次が「IF(インターナリーフローレス)」です。さらに順に「VVS1VVS2(ベリーベリースライトリーインクルーデッド)」「VS1VS2(ベリースライトリーインクルーデッド)」となります。

その下は「SI1SI2(スライトリーインクルーデッド)」「I1I2I3(インクルーデッド)」とされます。

 

1カラットのダイヤモンドの買取相場は?

1カラットのダイヤモンドの買取相場感についても、ご紹介しましょう。現在の1カラットのダイヤモンドの買取相場は、グレードによって3.5万円〜160万円と幅広い相場となっています。

上記のとおり、状態がとても良いものであれば、100万円を超える価格で買取されることもあります。

 

ちなみに、0.5 カラットのダイヤモンドの買取相場は1万円〜25万円となりますし、2カラットのダイヤモンドの買取相場は、10万円〜700万円となります。このように、ダイヤモンドの買取価格には4C による評価が大きくかかわっているといえます。

なお、もっとも平均的なグレード「カラーH、クラリティSI1、カットGOOD、蛍光性弱」の1 カラットのダイヤモンド買取価格の相場は「350,000 円」ほどが目安です。

※いずれも、まねきやのダイヤモンド参考買取価格シミュレーションを使用して算出しています

1カラットのダイヤモンドの買取事例

実際の持ち込み例1

 

古い中央宝石研究所の鑑定書付で1.13ctのダイヤリング50代の女性で梅田店への持ち込みでした。
お母様の頂き物で自分では使わない為ネット検索しているとデヴィ夫人の当店を発見口コミも良かったのでご来店頂いたとの事です。
1カラットのダイヤのリング以外にも金のネックレスやリングと一緒にお持ち頂けました。こちらのダイヤには古い中央宝石研究所の鑑定書が付いておりランクは1.13ct/Gカラー/VS1/VERRYGOOD/NONEのランク付けがされておりました。
並木所長時代の古い鑑定書でしたので、再鑑定結果がランク下で出る事が多い為慎重に各ランク出しを行った所、やはりGIAのマスターストーンと比べてもHカラー、10倍ルーペで極微小の内放物を発見出来た為、VS2の評価となりました。
10倍ルーペを使用しますとVS1であればほぼ内放物の発見が難しいレベルとなりますが、お持ち込みのダイヤは残念ながらパビリオンファセット、ベゼルファセットから極微小の内放物を発見できる個体でVS2と確定致しました。
並木所長の鑑定書に関しましては、同ランクで出る事もあれば、過去にGカラーがJカラーと3ランク下がった事もありますので毎回マスターストーンと比べて慎重に評価付けを行っております。
お客様へは上記ご説明を行い、1ctダイヤのみで67万円、他の金のネックレスやリングを含めまして80万円の買取をさせて頂きました。
鑑定書のランクから評価付けは下がってしまいましたが結果的には他店様よりも5-20万円高く付けられたとの事で売却先でこんなに金額が違うのかと驚かれていました。
ダイヤの内放物を1つ見逃したり、評価付けを誤ると赤字になりますので鑑定に自信のない査定員はどうしても安牌なランク付けに逃げる傾向があるようです。

他店様での金額にご納得が行かなかったお客様はぜひ諦めずに当店へお持ち頂ければと思います。

実際の持ち込み例2

日本でNo1のダイヤの取扱量がある御徒町にある上野御徒町本店での持ち込みです。
新潟県で買取業をされている同業の方で 月に数回買い取った宝石を御徒町に売りに来られており上越新幹線で2時間程で上野まで行けるとの事です。
査定の商品を見せて頂くと透明のダイヤのルースはもちろん、 イエローダイヤの2ct、薄いピンクダイヤで1ctの珍しい高額品の持ち込みでした。
既にお取引されている業者様が数件あり かなり厳しい査定になる事が予想されましたが、 案の定、ピンクダイヤは相場想定350万円が既に他店様で提示されている状況でした。
鑑定書の付いていないリングでしたが、 1.07ct/ライトピンク/VS2/GOOD/STRONG BLUEとして 取引先のアメリカ、中国、インド等の海外バイヤー様に連絡を行った所高いところでもやはり350万が限界との事でした。
同業様のお買取りで利益を出すのは難しいですが、 ピンクダイヤという事もあり今後の値上がりを期待しましてオーナー確認の元、360万円で今回はチャレンジ買いさせて頂く事となりました。
ピンクダイヤが他店より高ければ、プリンセスカットの2ctのイエローダイヤ、透明のダイヤ5点も同額でも決めて頂けるとの事ですので、思い切って総額700万円近くですべて買取をさせて頂きました。 今でも定期的にお付き合いをさせて頂いておりますが いつもハードな交渉をさせて頂いております。

 

ダイヤモンドの買取価格に影響を与える要因

ダイヤモンドの買取価格の決定においては、石(ルース)が備える要素に対しての評価が多くを占めています。しかし、別途ダイヤモンドジュエリーとしての評価基準が加わる場合などもあり、価格に影響を与える要因はさまざまなため、石そのものの評価だけで価格が決まるとは限りません。

ここでは、ダイヤモンドの買取価格に影響を与える要素についても見ていきましょう。

人気の高いブランドやジュエリーかどうか

人気の高いブランドやジュエリーの場合、ダイヤそのものの買取相場よりも高い価格で買取される傾向にあります。ダイヤモンドジュエリーで人気のブランドには「ハリーウィンストン」、「カルティエ」、「ブルガリ」、「ヴァンクリーフ&アーペル」などが挙げられます。

鑑定書など価値を裏付ける書類があるかどうか

鑑定書など、付属品の有無も買取価格に影響する場合があります。特に鑑定書は、ダイヤモンドの評価をひと目で示す重要な証拠となるもののため、鑑定書が付いたダイヤモンドの場合は必ず買取時にも添えましょう。

ブランドジュエリーの場合は、収納箱や保証書などの付属品があれば一緒に査定に持ち込むことをお勧めします。

減点対象となる項目がある

4Cによるルースの評価基準以外にも、価格に影響する減点対象項目があります。

 

・蛍光性(ダイヤモンドに特殊な光を当てた際に放つ蛍光の色味や強さ)の強さ

一般的には蛍光性が「無し」に近いものほど、高く取引される傾向にあります。

 

・サイズの小ささ

0.10.2ctの非常に小さなダイヤモンドは「メレダイヤ」と呼ばれ、買取価格は総じて低めになってしまう傾向です。なかにはメレダイヤの買取を不可としている買取専門店もあるため、注意しましょう。

 

・傷や汚れの度合い

使用過程で付いてしまう傷や、油染みによる汚れが価格に影響を与えてしまうこともあります。傷は再研磨で取れますが、磨きでサイズが小さくなることや加工の手間が考慮されて査定に含まれますし、石の表面に油が染みてしまうと取れにくい汚れになる場合もあるためです。

 

LDH処理の有無

ダイヤモンドの鑑定書を見ると、「レーザードリルホール(LDH)を認む」と記載がされているものを見かけることがあります。 LDHとは、レーザーでダイヤモンドにごく小さな穴を開ける加工を施していることを表すものです。

このLDH加工の目的は、ダイヤモンドの内部に見られるインクルージョンを目立たなくするためです。インクルージョンのなかには、ルーペなどでダイヤの内部を見たときに黒い点のような形で見えるものがあります。そのようなインクルージョンで小さなものの場合、穴加工を施すことで目立ちにくく(見えにくく)できることがあり、そのためLDH加工が行われているのです。

このLDH加工が認められているダイヤモンドは、ないものと比較し買取価格が低めになります。

 

為替相場や需給状況も買取相場に影響を与える

4Cもダイヤモンドの価格に大きくかかわってきますが、為替相場や需給のバランスなどもダイヤモンドの相場に影響を与えます。

ダイヤモンドの原石は日本国内では採れないため、ほぼ輸入品となります。輸入品は為替相場の変化によって価格が上下しますから、もちろんダイヤモンドも影響を受けます。基本的に円安の場合は価格が高くなり、円高になれば低くなるとされていますから、円安になったタイミングはダイヤモンドの売り時であるともいえます。

 

また、需要(求める人の数)が多ければ価格は高くなりますし、少なくなれば価格は落ち着きます。現在のダイヤモンドの需給状況を知りたい方は、買取専門店のスタッフなどにくわしく尋ねてみると良いでしょう。

まとめ

1ctのダイヤモンドの直径は、およそ6.5mmとされます。想像してみると思ったより小さいのでは? とイメージしがちですが、実際に1ctのダイヤモンドを目で見てみるとかなり大きく感じるかと思います。1ctのダイヤモンドという言葉だけで強いインパクトを覚えるのは、そのサイズ感の影響もあるでしょう。

それだけに、買取に出すのであれば可能な限り現状で正しい査定価格を提示してもらいたいはずです。ダイヤモンドの売却をお考えの方は、できるだけ高い専門知識を備えたスタッフが在籍する、宝石・ジュエリー買取の専門店に持ち込むことをお勧めします。

まねきや各店舗では、GIA資格を持ち高い専門性を備えた査定担当者がお待ちしております。ダイヤモンドをはじめとする宝石・ジュエリーの買取なら、ぜひまねきやまで一度お問い合わせください。

 

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この記事の監修者

水野 政行 | 株式会社水野 代表取締役社長

高価買取専門店 まねきや 最高責任者・鑑定士

今まで 54,750点以上の査定実績。
金・貴金属・宝石全般、ロレックスなどのブランド時計、ブランド品全般、切手、古銭、絵画、骨董品全般の査定を得意とする。
2021年より自社ブランドである「高価買取専門店 まねきや」をリリースし、全国に展開。 「売るはめぐる」をコンセプトにした、買取専門店である当店を一人でも多くの方に体感していただくために、私の約15年間の業界経験の全てを注ぎたいと思っております。