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金の延べ棒の価値とは?価格や購入できる場所を紹介

2023.05.09

金の延べ棒は映画やアニメなどに登場する、金を長方形に固めたお宝といったイメージを持っている方が多いのではないでしょうか?

金の延べ棒はお宝としてだけでなく、投資用に購入されることが多い地金です。

この記事では金の延べ棒について価値や特徴をまとめました。そもそも金の延べ棒とは何なのか、市場価値があるとされる理由をご紹介します。 金の延べ棒の価格、購入できる場所なども説明しているため、ぜひ参考にしてください。

金の延べ棒とは

金の延べ棒は、別名「金のインゴット」と呼ばれるものです。

インゴットは英語で「鋳塊(ちゅうかい)」を意味する言葉で、炉で金属を精錬して固めたものを意味します。

つまり、金のインゴットは金に圧力を加えて固めた鍛造(たんぞう)作業を加えたもので、限りなく高い純度の金で作られています。

ほかにも銀、プラチナのインゴットも存在しており、インゴット=金ではなく金を固めたものを金のインゴットと呼ぶのです。

そして、金については「地金(じがね)」と呼ばれるものも存在します。これは、金の原材料のことであり、インゴットと同じく投資では金として売買されています。

一見似ている金の延べ棒と地金ですが、金の延べ棒は鍛造して形を整えたものです。それに対して地金はいずれインゴットやアクセサリーなどに加工する前のもの。

地金をもとに金の延べ棒が作られるため、地金の中の1つが金の延べ棒とも言えるのです。実際に金の延べ棒をそのまま地金と呼ぶこともあり、同じ意味でも広く知られている言葉です。

金の延べ棒はなぜ価値があるとされているのか

金の延べ棒はとても価値が高く、投資目的で購入する人が世界中に存在します。

実際に映画やアニメでも金の延べ棒はお宝として描かれていて、1本で数十万から数百万円、大きいものであればさらに高い値打ちがある延べ棒も存在します。

なぜここまで金の延べ棒の価値は高いのでしょうか?

その理由は金そのものの希少性の高さが挙げられます。 金は人工的に作り出すことができない天然の資源です。

これまでに多くの金がアクセサリーや工業製品に使われており、今後新しく大量の金が見つかるような場所が見つからなければ、どんどん枯渇していきます。

その価値は現代だけでなく、今よりも金が豊富にあったはずの紀元前からすでに貴重品として扱われてきた歴史があります。美しく輝くゴールドカラーは、昔から人々を魅了してきました。

金の延べ棒の価格相場とは

金の延べ棒の価格は、明確に決まっておらず毎日変動しています。

金の相場は1グラムで表記され、世界の需要と供給のバランスによって価格が決定されています。

つまり金を求める人が少なければ、供給が増えるとして価格は下落します。反対に金を欲しがる人が多ければ価値は高まるのです。

特にここ1~2年は金が過去最高価格を記録し続けています。

世界的な物価の高騰や、新型コロナウイルス感染拡大による経済情勢の不安など、さまざまな理由から将来的な投資として金の延べ棒を買い求める人が増えたのです。

金は現物資産として、目に見える形で残る現物資産です。

 

お金をそのまま持っているよりも、金の延べ棒に換金することで今後ますます価値が高まっていけば、利益が生まれると同時に物価の高騰にも対応できます。

株などの資産運用は、価格の上下の変動が起こりやすいです。しかし、金の場合は天然資源だからこそ、今後大幅に需要が減少して価値も下がるという可能性は限りなくゼロです。

それゆえに、金の価値は今後ますます高まると予想されます。

実際に、金の取引価格は大幅に上がっており、日本の円安の影響も受けて2年ほど前に購入した金の延べ棒でも、すでに換金するとかなりの利益が発生する可能性が高いです。

2023年5月6日時点での金の価格は、1グラムあたり9,530円です。つまり1キロあたり9,530,000円と高値で取引されています。

いずれ価値の高騰が続けば、1グラムの価値は1万円をオーバーする可能性も十分にあるのです。最新の金の価格は下記のページでご確認ください。

 

金の延べ棒の大きさとは

金の延べ棒はグラムによって大きさが異なりますが、一般的に有名なものか1キロです。

1キロの金の延べ棒の大きさは縦113mm×横52mm×高さ10mm程度。

iPhoneなどのスマートフォンよりも一ひと回り小さいサイズではあるものの、実際に手にしてみるとスマートフォンよりもかなり重く、ずっしりとした質感が特徴です。

投資目的で購入される金の延べ棒は、100グラム、500グラム、1キロが多いです。100グラム以下の少量の金を購入する場合は、金の延べ棒ではなくメダルなど別の形で販売されることもあります。

しかし、金の延べ棒は500グラム以下のものをスモールバーとして販売していることもあります。スモールバーは少額から購入できることが魅力ですが、その代わりにバーチャージという手数料を支払う必要があります。

そのため、1キロや500グラムの金の延べ棒と比較してやや総額が高い傾向にあります。スモールバーは5グラム、10グラム、50グラム、100グラムがあります。また1グラムは薄いカード型で販売されています。

金の延べ棒には厳しい規格がある

金の延べ棒にはとても厳しい規格があります。この規格をクリアしなければ、取引市場で認められません。

金の延べ棒はかぎりなく純度100%の99%以上の純金で作られている必要があります。限りなく純度が高くなければ、金以外の金属などが使われた粗悪品が出回ってしまう可能性があるのです。

このようなリスクを避けるために、金の延べ棒は有名な取引市場で明確な基準が設けられています。たとえば、金を溶解する業者、品質保証者なども認定されているリストに掲載されているところでなければ、取引市場で金の延べ棒として認められません。

金の延べ棒として正式に認められるものは、どんな特徴や規格があるのか、それぞれの特徴と理由をご紹介します。

K24でないといけない

金の延べ棒の純度は、K24をクリアしている必要があります。K24は99.99%の金純度を意味します。

K1あたり約4.17%の金の含有率が増えていく計算です。 よくアクセサリーの定番として見かけるK18、K22は、K18は約75%、K22は4.17×22=91.7%です。

取引目的で作られる金の延べ棒は限りなく金純度を高めたものだけが規格として認められます。つまり99%に満たないような金の延べ棒は規格外になるのです。

金の延べ棒は資産として取引することが目的です。そのためアクセサリーのような見た目ではなく、あくまでも金そのものの価値の高さが重要視されます。

金の延べ棒の売買では、延べ棒によって金の量が変わらないように限りなく純金であることが大切な条件。

完全に100%純金のものを作ることはできませんが、99%以上という純金に近い状態で鍛造したものという厳しい基準を設けることが、厳正な取引を保つために大切なポイントなのです。

LBMAが定める規定

代表的なものは「LBMA(London Bullion Market Association)」というロンドン貴金属市場協会です。

ロンドン市場は、現物地金取引の中心地で世界的に信頼されています。 LBMAでは取引できる金の規格として「ロンドン金市場受渡適合品(グッドデリバリーバー)」があります。

グッドデリバリーバーは、金の延べ棒の純度は99.5%以上であることが条件。 実際にほかの至上でも、金の正式な取引市場として認定されるためには、99.5%以上の金の純度であることが条件です。

それよりも金純度が低いと判明したものは、たとえ金の延べ棒として販売されていても、正式に金の現物資産として売買ができないのです。

このロンドン市場は金の取引市場の中でもトップ3に入るほど、広く知られています。金はどの国でも高い資産価値があり、国内だけに限らず将来的に海外での取引を考えている人も含めて、どこの国に持っていっても高い価値の資産として売買できます。

東京商品取引所では、99.99%以上のものが取引される

金の取引において、厳しい規格を用意している取引所は日本にも存在します。日本の東京商品取引所は、99.99%以上という限りなく純度100%に近い金の延べ棒が取引されているのです。

東京商品取引所は、日本で唯一の公設貴金属市場です。英語では「Tokyo Commodity Exchange, Inc.」と表記され、「トコム(TOCOM)」という略称でも知られています。 厳しい取引基準のもと、日本国内だけでなく世界各地の金の延べ棒を先物取引しています。

金の延べ棒が購入できる場所とは

金の延べ棒が購入できる場所は、日本国内の店舗またはオンラインで誰でも入手可能です。

金の延べ棒を販売しているお店は多数ありますが、中には悪質な偽物を販売している可能性もあります。 そのため、購入するときに選ぶ基準として「日本地金流通協会」に登録している店舗を選びましょう。

日本地金流通協会は、1979年に発足した地金の健全な取引のための協会です。

日本地金流通協会が認めた、取引市場で扱える金の延べ棒を販売していると正式に認められた店舗だけが正会員になれます。

公式サイトやそれぞれの店舗の紹介に、日本地金流通協会の正会員だと表記があるところをおすすめします。

金の延べ棒は投資に向いているのか

金の延べ棒は投資に向いているのか、興味があってもいきなり購入するのは不安なものです。

資産運用や売買はさまざまな方法があります。その中でもどうして金の延べ棒の価値が高まっているのか、金の延べ棒が投資に向いているのかに焦点を当てて解説します。

金の延べ棒に投資するメリット、デメリットについて見ていきましょう。

投資するメリット

金の延べ棒に投資するメリットは、不況のときに大幅に価値が上がる可能性がある点です。 金の取引がはじまった当時は1グラムあたりの価値は1,000~2,000円台が長く続いていました。

しかし、不況や戦争による社会的な不安が起きると、資産を現物化しておこうと投資家が多くの金を購入する傾向にあります。

その影響から年々金の価値は高まっており、ここ1~2年では1グラムあたりの価値は3,000円以上アップしています。

実際に過去に東日本大震災やアメリカ同時多発テロなどの大きな事件が起きたときにも、金の価値は大幅にあがりました。

いわゆる「有事の金」と呼ばれる現象で、物価の上昇によって現金そのものの価値が下がっても、金にしておくことで換金時に同量でも受け取れる現金の価値は高まるのです。

今後も金自体の希少価値が相まって、価格低下のリスクが低いことが大きなメリットと言えるでしょう。

投資するデメリット

金の延べ棒は現物にしてしまっているため、株のように気軽に運用できません。いったん購入すると、価値がある程度高まるまでは保管し、売却すると必要があるのです。

たとえば購入してすぐに売却し、利益を得られる可能性がある株や安定した収入を得られる不動産とは異なります。すぐに動かすお金ではなく、あくまでも貯金のような感覚で購入し、しばらく寝かせる必要があります。

まとめ

金の延べ棒は現物資産として注目され、金の価格高騰も続いています。金の延べ棒はアクセサリーなどと違い、99%以上の限りなく純金に近い金でできていることが特徴です。

そのため、金の価値そのままの価格で売却できるというメリットがあります。取引市場で許可されている金の延べ棒は、一定の規格をクリアしているものだけが流通しています。

金の延べ棒や金のインゴットという表記で販売されている商品の中には、取引目的ではなくそのまま金の延べ棒として販売されている偽物もあります。

金純度が低い金のインゴットは市場取引できないため、購入する際にはきちんと信頼できるところを選ぶことがとても大切です。 まねきやでは金の延べ棒の買取を承っています。

さらに金インゴットの分割も行っており、1キロの金の延べ棒を500グラムにできます。

そのまま1キロなどの重量がある金インゴットを誰かに相続すると、贈与税が発生する可能性があります。 また、複数人に自分の資産を分けたい場合に、金の延べ棒の売却分割についての詳細は次のページをご覧ください。

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この記事の監修者

水野 政行 | 株式会社水野 代表取締役社長

高価買取専門店 まねきや 最高責任者・鑑定士

今まで 54,750点以上の査定実績。
金・貴金属・宝石全般、ロレックスなどのブランド時計、ブランド品全般、切手、古銭、絵画、骨董品全般の査定を得意とする。
2021年より自社ブランドである「高価買取専門店 まねきや」をリリースし、全国に展開。 「売るはめぐる」をコンセプトにした、買取専門店である当店を一人でも多くの方に体感していただくために、私の約15年間の業界経験の全てを注ぎたいと思っております。