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金のETFの特徴とは?現物との違いやメリット、注意点を紹介

2023.05.30

高級ジュエリーやアクセサリーに用いられる素材として知られる金ですが、単に宝飾品として価値が高いだけではなく、投資の対象ともなっています。

金の投資に関心を持ち、調べてみたことのある方は「金ETF」という言葉を見聞きした経験があるかもしれません。金のETFとは、どのような投資の形なのでしょうか。

この記事では、金のETFについて概要をご紹介し、金の現物に投資する方法との違いやETFのメリット・注意点についてもご説明します。

金のETFとは

ETFとは「上場投資信託」とも呼ばれる投資の方法です。

ETFは投資信託の一種で、日経平均株価やTOPIXなど連動するように運用されるものです。上場投資信託という名称のとおり証券取引所に上場して、株式などと同じ要領で金の値動きを確認しながらその都度売買を行えます。

つまり金のETFとは「金の現物を保有することなく投資できる投資信託」を指すものといえます。

金のETFと現物に投資するときの違い

金の現物を保有して、投資を行っている方もたくさんいます。それでは、なぜ金を持たずに投資するETFに注目が集まっているのでしょうか。実は、金の現物に投資するケースとETFの形で投資するケースでは、得た利益に対する税法上の取り扱いが異なってくるのです。

【金の現物(地金や純金積み立てなど)で投資するケース】

地金や純金積み立てなどの投資は「金の現物への投資」にあたります。これらの方法で利益を得た場合、その所得は「譲渡所得」として取り扱われます。

譲渡所得は、給与などの他の所得と合算されて総合課税の対象となります。このため税率は「累進課税」となり、給与などと合わせた所得の金額に応じて所得税が課税されることとなります。

【金のETFで投資するケース】

金のETFに投資して得た場合の利益ですが、株式や一般の投資信託と同様に「分離課税」の譲渡所得にあたります。この場合の税率は、約20%となっています。

ちなみに、金の現物に投資して利益を得た場合、それが50万円以下の場合は特別控除が適用できます。しかし利益が得られず損失が出てしまった場合、並行して行っている株式投資や投資信託などと損益通算を行うことはできなくなります。この点において金のETFでは、損益通算が可能になる点が現物への投資との大きな違いです。

金への投資だけを行っていて、利益を得てもさほど高額にならないこと(どう売却しても50万円以下になる見通しなど)が見越せる場合は、特別控除のある現物への投資にメリットがあるかもしれません。しかし、他に株式投資や投資信託をすでに行っており、それらとの損益通算ができたほうが大きなメリットがあるという場合は、ETFを選択することがおすすめになります。

金のETFのメリット

金のETFは、他にどのような投資を行っているかによって、おすすめできるかそうでないかが異なるとご説明しました。ここでは、金のETFを始めるメリットについてご紹介します。

リスク分散が可能

金への投資と、株式投資など他の投資との間は、興味深い相関関係があります。実は、金の価値は株式などが下落するタイミングにおいて、価値が上がる傾向にあるのです。

たとえば、2020年から新型コロナウイルス感染症が大流行し、世界中に混乱が生じました。このときは株式市場で、世界的に株価が大きく下落する事態になっています。そのような中で、金だけは大きく値を上げ「金の独り勝ち」という状況が生まれました。

そのようなときに、株式だけに投資していると大きなリスクが生まれてしまいます。しかし、対策として金に投資をしておけば大きな損失を生まずに済むというわけです。株式投資や一般の投資信託を行っている人のリスク分散手段として、金ETFへの投資が有用になるのです。

少額から投資が可能

金の現物に投資する場合は、ある程度まとまった資金を用意して金を購入しなければなりません。しかし金のETFであれば一口あたり数千円からの投資が可能です。

現物と比較して安く購入することができるため、手軽なリスク分散の方法としてもおすすめです。

この手軽さに加えて値動きの確認が容易な点もあり、一般の投資信託ではハードルが高いという方も保有コストが低く済むため利用しやすいでしょう。

株式などと同様に取引が可能

株式はインターネットさえ利用できれば、いつどこからでも取引ができ、自由度が高い点が特長です。それと比較して金の現物に投資する場合は、売買の際に現物を移動させなければならず自由度が低めです。

同じ金への投資であっても、ETFの場合は株式と同じようにインターネット上での取引ができるため、手軽さと自由度の高さを重視する方にはおすすめでしょう。

金のETFの注意点

金のETFには、自由度の高さやリスク分散手段としての有用性など、さまざまなメリットがあります。しかし、現物を介さないという特色上注意すべき点もあるため、それらも押さえておく必要があります。

ここでは、金のETFを行うにあたって注意したいポイントについてもご紹介します。

配当金が出ない

株式に投資した場合は、配当が付けば配当金が得られます。しかし、金への投資では配当が付かないため、株式などのように配当金を受け取ることができません。

老後資金を見据えてなど、配当金を目的に投資を行う場合は、ETFに限らず金への投資そのものが適していないといえます。

手数料がかかる

金のETFには、金の現物とは異なり手数料がかかってきます。このため、長期間の投資を行う場合には、その都度かかってくる手数料が高額になる可能性があります。

運用会社の状況に左右される

金の現物に投資する場合は、現物が手元にある限り資産が保証されるといえます。しかし金のETFの場合現物は手元にはなく、資産は運用会社が運用しています。このため、運用会社の信用しだいではリスクが生じてしまう可能性があるのです。

たとえば仮に、運用会社が経営破綻してしまったとします。その場合、投資家がその運用会社による金ETFを保有していると、運用会社の信用が失われたという理由で価値が減少するおそれがあります。

金ETFは現物を持たない投資とはいいますが、当然のようにその資産の裏付けとなるのは現物の金です。基本的には、金ETFを発行する者がそれに対応できる金の現物を保有している場合が一般的です。現物がそこになければ、金のETFの価値への裏付けとならないためです。

ところが、運用会社によっては現物の金を持っておらず、価値に対する裏付けがまったくないまま金のETFを発行しているケースもないとはいえません。このような金ETFには、十分に注意する必要があります。

現物を持たないまま金ETFを発行している運用会社がもし破綻してしまうと、投資したお金がまったく返ってこなくなるという怖いリスクも想定できます。事前段階から慎重に比較検討して、信頼できる運用会社を選ぶことが重要になるでしょう。

まとめ

今回は、現物を持たずに金に投資できる「金のETF」についてご紹介しました。金のETFは手軽さなどのメリットもありますが、投資に向いているケースと向かないケースがあります。

金製品をすでにお手元にお持ちで、売っても価格が高くなる見通しがない(利益が50万円を超えないなど)場合は、買取専門店に査定してもらって売却する方法がおすすめでしょう。

まねきやでは、金製品の買取を行っております。お手持ちの金のジュエリーやアクセサリーなどで使わないものがあれば、ぜひ1度査定させていただけませんでしょうか。「どこよりも高い」価格を出せるよう、査定担当者一同日々の相場を追い、研鑽に努めております。

金製品の売却をお考えの方は、ぜひまねきやまでご相談ください。LINEでの簡易査定など、便利で気軽な方法にもご対応しています。

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この記事の監修者

水野 政行 | 株式会社水野 代表取締役社長

高価買取専門店 まねきや 最高責任者・鑑定士

今まで 54,750点以上の査定実績。
金・貴金属・宝石全般、ロレックスなどのブランド時計、ブランド品全般、切手、古銭、絵画、骨董品全般の査定を得意とする。
2021年より自社ブランドである「高価買取専門店 まねきや」をリリースし、全国に展開。 「売るはめぐる」をコンセプトにした、買取専門店である当店を一人でも多くの方に体感していただくために、私の約15年間の業界経験の全てを注ぎたいと思っております。