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ゴールドバーを持つメリットやデメリット、購入方法を解説

2023.10.25

ゴールドバーは金のインゴット、金の延べ棒と呼ばれています。貴重な現物資産であり、金の価格がどんどん高騰している現代において需要が高まっています。   しかしゴールドバーを資産運用目的で購入するのならメリットもあれば、気をつけたいデメリットがあります。 この記事ではゴールドバーを持つメリット、デメリット、購入方法、そして購入時の注意点についてくわしく解説いたします。

ゴールドバーとは

ゴールドバーとは、金のインゴットの呼び名です。ゴールドバーは純金で、世界の経済危機や日本の円安が進んでも、いざというときに強い資産として注目されています。   ゴールドバーは直接地金を購入する現物投資です。 ゴールドバーには種類があり、小さいものでは5g、大きいものには100gや500g、1kgなどがあります。 今金の価格は1gあたり1万円を突破している状況です。そのため、5gのような小さなゴールドバーでも、5万円以上の価値があるのです。 そのため、自分の予算に合わせて重量を選ぶことが大切です。

ゴールドバーを持つメリット

ゴールドバーを資産として持つことは、次のようにいろいろなメリットがあります。

希少性が高い天然の資源である

  ゴールドバーを持つメリットは、希少性が高い金をまとめて管理できること。 金は天然の資材であるからこそ、いつかは枯渇する存在です。人工的に作り出せない天然の資源ゆえに、価値が年々高騰しているのです。 つまり早いうちにゴールドバーを購入していれば、将来的に価値が上がる可能性がとても高いのです。 株などの投資は、短期間での利益を得やすいですが、その代わりに世界の経済状況の影響を強く受けてしまいます。 また、購入した株の企業に何かトラブルが起きてしまえば、一気に価値が下落することもめずらしくありません。 それに対して金は現物資産であり、金の価値が大幅に下がるリスクは限りなく低いのです。 短期間で一気に株のように上昇することはむずかしい資産です。 しかし、5年や10年単位での資産管理を考える上では、損をする可能性が低く利益が出やすい安定した資産なのです。  

不況時に価値が上がる

  ゴールドバーによって純金を資産として持つことは、いざという経済不安や世界情勢の危機にも強い点です。 たとえば、東日本大震災やアメリカの同時多発テロでは、金の価値が大幅にアップしました。 同様に、2022年のロシアのウクライナ侵攻による影響でも、金の価値は一気に上昇したことが記憶に新しいのではないでしょうか? 2023年10月現在には、ついに1gあたり1万円を突破。記録的な円安と、引き続き世界情勢の不安定さによって、現在も金の価値は高騰すると予想されるのです。 だからこそ、金の価値が上がっている今のうちに購入、または過去に資産として所有していた金を売却するベストタイミングなのです。

ゴールドバーを持つデメリット

ゴールドバーを持つことは、メリットがたくさんあると同時に知っておきたいデメリットもあるのです。 そのため、ゴールドバーを所有するかどうかは、慎重に判断することが大切です。どんなデメリットがあるのか、1つずつくわしくご説明します。

所有しているだけでは利益が出ない

ゴールドバーは株と違って、配当金や利益などが出ません。購入して所有している状態では、特にプラスにはならないのです。 あくまでも価値が購入時より高騰したタイミングで、売却することではじめて利益が生まれるのです。 だからこそ、10年以上といった長期間持ち続ける資産ではありません。 どちらかと言えば利益を求める際には、売却が必要な資産なのです。そのため、将来的に売るタイミングを見極めて、高く売れるときに売却することが資産化のために必要です。 また、万が一金の価値が下がってしまったら、配当金や利益などの収入も一切なく完全に損をすることに。 そのために、金を所有するのなら将来的な売却の目安を考えたうえでの購入が大切です。

売却の際に税金がかかる場合がある

  金は売却するときに、年間50万円以上の利益があると所得税としての税金が課せられます。 また、子供たちなどの生前贈与するときにも、年間110万円までの税金控除があります。しかしそれ以上の金額の場合は税金の支払いが発生してしまうのです。 だからこそ、金の所有量が多ければ多いほど一度に大量の売却は、それだけ多くの税金の支払いが必要です。 ゴールドバーを売るのなら、小分けにした状態での売却や贈与をしましょう。 課税率を下げるには、500gや1㎏のゴールドバーを100gなどに小さくすることで、節税につながるのです。 まねきやではインゴット分割サービスをしています。売却はもちろん今お手持ちのゴールドバーを分割したい方は、ぜひご依頼ください。

ゴールドバーを購入する方法

ゴールドバーを購入できる場所は、店舗かオンラインいずれかの方法があります。 ただし購入するお店は慎重に選ぶことが大切です。 中にはゴールドバーと言いながらも純金ではないものや、品質に問題があり資産運用できないものも存在します。 いざ購入したものの、後ほど売却できなかった、偽物だったというトラブルを防ぐことが大切です。 おすすめは、「日本地金流通協会」に登録されている店舗です。日本地金流通協会は、日本国内で資産運用に使われているゴールドバー(金のインゴット)を取り扱っている店舗です。 協会では偽物の流通を防ぎ、正当な金の資産運用ができるように厳しく取り締まっています。 ゴールドバーを購入するのなら、必ず日本地金流通協会に登録されているか調べましょう。 そのうえでご自身のお住まいから近い店舗に行くか、オンラインでの購入をおすすめします。実際にゴールドバーを見てみたいのなら、できるだけ店舗に一度足を運ぶようにしましょう。 また、金のインゴットには国内外で公式ブランドがあります。金を選ぶ際には、日本地金流通協会の店舗の中から、次のように世界で売買できるブランドのゴールドバーにすることをおすすめします。   <国内ブランド> ・日鉱金属(株) ・三菱マテリアル(株) ・三井金属鉱業(株) ・住友金属鉱山(株) ・DOWAメタルマイン(株) ・アサヒプリテック(株) ・田中貴金属工業(株) ・(株)徳力本店  ・石福金属興業(株)  ・松田産業(株)  ・日鉱金属株式会社  ・日本マテリアル(株)    <海外ブランド>   ・DEGUSSA ドイツ ・RAND REFINERY 南アフリカ旧刻印 ・RAND REFINERY 南アフリカ新刻印 ・JOHNSON MATTHEY カナダ ・JOHNSON MATTHEY  HONG KONG ・PAMP スイス ・PERH MINT  オーストラリア ・ARGOR HERAEUS S.A.  スイス ・ENGELHARD  イギリス ・JOHNSON MATTHEY (AUSTRALIA)  オーストラリア ・GOLDEN WEST REFINNING CORP オーストラリア ・DEGUSSA SINGAPORE シンガポール ・JOHNSON MATTHEY (LONDON)  イギリス ・UBS AG スイス ・SWISS BANK スイス ・ARGOR S.A. スイス ・Union Bank of Swizerland スイス ・CREDIT SUISS スイス ・HERAEUS ドイツ  

ゴールドバーを購入する際の注意点

ゴールドバーを購入する際には、手数料がかかる可能性があります。この購入手数料は店舗によって決められているため、同じグラム数でも手数料によって支払う総額は変わります。 そのため、できるだけ手数料を比較したうえで信頼できるお店からゴールドバーを購入しましょう。

ゴールドバーの売却・分割はまねきや

金のインゴットの売却や分割なら、実績豊富なまねきやにご依頼ください。金は毎日価値が変わり、今や1グラム1万円を突破しました。   そんな金を安心してお売りいただけるように、まねきやプロの目だけでなく高性能X線分析機によって査定します。さらに1,000万円以上もの高額なお取引でも、その場で現金払い可能です。   また、お振込みも承っているので、ゴールドバーの売却についてお気軽にご相談ください。   インゴットの分割サービスは、節税対策で100g単位のインゴットにしたい方にもおすすめです。予約いただければ分割する即日にお渡しできるため、お急ぎの方にもご好評いただいております。   まねきやの金のインゴット買取、分割サービスについての詳細は下記をご覧ください。    

この記事の監修者

水野 政行 | 株式会社水野 代表取締役社長

高価買取専門店 まねきや 最高責任者・鑑定士

今まで 54,750点以上の査定実績。
金・貴金属・宝石全般、ロレックスなどのブランド時計、ブランド品全般、切手、古銭、絵画、骨董品全般の査定を得意とする。
2021年より自社ブランドである「高価買取専門店 まねきや」をリリースし、全国に展開。 「売るはめぐる」をコンセプトにした、買取専門店である当店を一人でも多くの方に体感していただくために、私の約15年間の業界経験の全てを注ぎたいと思っております。