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ロレックスのロゴや王冠の透かしマークの意味とは?偽物はどうやってわかる?

2025.01.16

ロレックスを象徴する王冠マークは、単なるブランドロゴにとどまらず、深い意味が込められています。しかし、その王冠マークが、実は腕時計のガラスに透かし加工で刻まれていることをご存知でしょうか。透かしマークは非常に小さく、見逃しやすいため、意識して探さないと気付きにくいこともあります。

この記事では、ロレックスの王冠の透かしマークの由来や探し方、さらに偽物の見分け方を詳しく解説します。

ロレックス誕生の歴史

ロレックスの透かしマークなどについて探る前に、まずはロレックス誕生の歴史を確認しておきましょう。

ロレックスの母体は1905年、ハンス・ウイルスドルフとアルフレッド・デイヴィスによって、イギリスのロンドンで創業されました。1908年に「ロレックス」のブランド名を商標登録し、1919年にはスイスのジュネーブに本拠地を移して、現在まで続いています。ハンスはロレックスという名を、乗合馬車に乗っている際に天啓のようにひらめいたと語っています。

ロレックスは高精度な機械式時計で知られ、世界初の防水腕時計「オイスター」(1926年)や、自動日付変更機能を備えた「デイトジャスト」(1945年)などの革新技術で時計業界をリードしてきました。その品質と信頼性、ステータス性から、時計愛好家に広く愛されています。

また、精密な職人技や長年の耐久性も評価されており、実用性とラグジュアリーを兼ね備えたブランドとして不動の地位を築いています。

ロレックスのロゴマークの名称と意味とは

ロレックスを象徴するロゴマークといえば、5つの宝玉を付けた「王冠マーク」です。正式には「オイスターマーク」と呼ばれるマークで、1931年に登場しました。この名称は、1926年に発表された世界初の防水腕時計「オイスター」に由来し、耐久性と防水性を象徴しています。

デザインの王冠モチーフの由来には、おもに2つの説が存在します。一つ目は、「時計の王様」として業界トップを目指す決意を表しているという説です。もう一つは、王冠の5つの宝玉が時計職人の5本の指を象徴しており、職人たちへの敬意が込められているというものです。

ハンス・ウイルスドルフが目指した「最高の製品だけを生み出す」という言葉を象徴するデザインで、ロレックスの品質と信頼のシンボルとして今日でも広く認知されています。

ロレックスには王冠の透かしマークがある

ロレックスの腕時計は、文字盤に王冠の透かしマークが刻まれているものがあります。この小さなマークは、高級時計として人気の高いロレックスが、偽造防止のために導入しているとされており、正規品であることを証明する重要な要素です。

王冠の透かしマークはレーザー技術によって精密に刻印されているのですが、とても薄くて小さいため、肉眼ではなかなか見つけられません。ガラス面の6時位置に刻印されており、ルーペなどを使って、角度を変えて光の反射を利用しながら見ると見つけやすくなります。

このように、王冠の透かしマークは偽物では再現が難しいため、まったくないのはもちろん、はっきり見えすぎているのも偽物を見分ける重要なポイントです。

ロレックスの王冠の透かしマークの歴史

ロレックスの王冠の透かしマークは、1999年に発売された「ヨットマスター・ロレジウム」に初めて採用されました。2000年には新型の「デイトナ」、さらに2001年には「サブマリーナ・ノンデイト」や「エクスプローラーI」などの、Cal.3130ムーブメント搭載モデルに用いられています。

そして、2003年頃にはほとんどのモデルで透かしマークが入れられるようになりました。王冠の透かしマークは、ロレックスの偽物と正規品の区別をしやすくし、ブランドの信頼性を向上させた技術といえます。

王冠の透かしマークがないロレックスもある

一方で、1999年より前のロレックスには、王冠の透かしマークが入っていません。また、近年のモデルでも必ず透かしマークがあるとは限らず、例えば、「ミルガウス」のグリーンサファイア風防モデルでは、加工の難しさから透かしマークが採用されていません。そもそも見つけるのが困難なマークなので、透かしマークが確認できないからといって、すぐに偽物と判断するのは避けましょう。

王冠の透かしマーク以外の偽物の見分け方

王冠の透かしマークは、ロレックスの真偽を見分ける重要なポイントですが、先述したとおり採用されていないモデルもあります。見つけにくいマークでもあるため、真偽の唯一の判断材料にはなりません。王冠の透かしマークと併せて確認したい、ロレックスの偽物を見分けるポイントをご紹介します。

1.シリアルナンバーを確認する

ロレックスの時計には、固有のシリアルナンバーが刻印されています。2010年以前のモデルでは、12時位置にリファレンスナンバー、6時位置にシリアルナンバーがケースサイドに彫られています。2010年以降のモデルでは、シリアルナンバーは6時位置の文字盤内に彫られるようになりました。

ロレックスが正規品の場合、この番号はギャランティカードなどの公式な記録と一致するため、簡単に確認できます。偽物の多くは、シリアルナンバーが刻まれていないか、浅いレーザー刻印であることが特徴です。本物の場合、刻印は手作業で丁寧に彫られています。

ただし、本物でも刻印の位置が異なる場合があるため、見当たらないからとすぐに偽物と決めつけず、腕時計全体を確認しましょう。不安がある場合は専門の鑑定士に相談するのが安心です。

2.ケースバックの仕上がりを見る

ケースバック(時計の裏蓋)の仕上がりも、本物と偽物を見分ける重要なポイントです。本物のロレックスでは、耐久性や耐蝕性に優れた特別なステンレスを使用しており、そのケースは鍛造によって作られています。鍛造は何度もプレスを重ねる製造方法のため、金属密度が高まり、美しく滑らかな仕上がりになるのが特徴です。

また、ケースバックのギザギザ部分は、正規品の場合は等間隔で整っており、エッジは滑らかな角度で仕上げられています。ギザギザが不ぞろいなものや、エッジが雑で丸みを帯びていたり、彫り方が粗かったりする場合は、偽物の可能性があります。

3.文字盤の印刷の精密さをチェックする

ロレックスの文字盤は、高い技術で非常に精密に作られています。「ROLEX」の文字は、本物の場合は文字のフォントや配列が均一で美しく、特に「O」の形は上下の幅が細く、左右の幅は広がっていて特徴的です。しかし、偽物は印刷が不鮮明だったり、文字の間隔が不均一だったりするケースが多く見られます。

さらに、本物のロレックスでは、王冠マークの5本の線が先端に向かって細くなり、先端の丸い部分まで繊細に描かれています。しかし、偽物は線の太さが均一になっていたり、形がいびつになっていたりします。

4.針の動きに注目する

ロレックスの針の動きも、本物と偽物を見分けるポイントになります。本物のロレックスでは秒針がスムーズに滑らかに動き、「カチカチ」といった引っかかりや音がありません。これは、ロレックスが複雑で高精度なムーブメントとスイープ運針を採用しているためです。

一方、偽物では秒針が1秒ごとに止まるようにカクカクと動くことや、音が目立つことがよくあります。それはクォーツ式の偽物の可能性があります。秒針の動きに不自然さを感じた場合は、偽物の可能性を疑うべきでしょう。

ロレックスを売るならまねきやがおすすめ

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また、まねきやは店頭買取だけでなく、出張買取や宅配買取にも対応しており、お客様の都合に合わせた柔軟なサービスが可能です。特に宅配買取では、頑丈なジュラルミンケースとGPSを使用して、大切なロレックスを安全にお店へ届ける仕組みを整えています。

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この記事の監修者

水野 政行 | 株式会社水野 代表取締役社長

高価買取専門店 まねきや 最高責任者・鑑定士

今まで 54,750点以上の査定実績。
金・貴金属・宝石全般、ロレックスなどのブランド時計、ブランド品全般、切手、古銭、絵画、骨董品全般の査定を得意とする。
2021年より自社ブランドである「高価買取専門店 まねきや」をリリースし、全国に展開。 「売るはめぐる」をコンセプトにした、買取専門店である当店を一人でも多くの方に体感していただくために、私の約15年間の業界経験の全てを注ぎたいと思っております。