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【金価格が高騰】赤字1000万円超スロッターが人生逆転できたかもしれない話

2023.05.29

パチンコ・パチスロにはいわゆる「勝ち組」「負け組」が存在します。 趣味で嗜む程度であればそれほど収支にはこだわらないかもしれませんが、それらを生業とするプロの場合はそういう訳にはいきません。釘や設定を読む、ヤメ時を厳密にするなどプロには様々な勝ち方があると思いますが、実はそれ以前に「結果的に攻略法になっていた」という事実が存在していたことはご存じでしょうか?   近年、金(きん)の価値が急騰しています。2023年4月14日には、日本国内における史上最高値を更新し、大きな話題となりました。   インゴット(金地金)や金製品を保有している方のなかには、金を売却するタイミングがつかめずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。   この記事では、日本の金価格の上昇傾向について詳しく触れていきます。また、金の売却時期を見定めることの重要性については、「16年間で1,000万円以上の赤字を抱えることになったスロッターが、スロットの金景品を2023年に換金していればどれだけ儲かったのか」という例を紹介します。金の売却をご検討中の方は、ぜひご参考にしてください。  

■日本の金価格が史上最高値を更新

日本国内の金価格の相場は、2023年4月14日時点で1gあたり9,495円(店頭買取価格)となっています。2000年頃の金価格相場の平均は1gあたり1,067円であり、その価値はおよそ9倍に膨らんでいます。 金価格の高騰について、2000年頃からどのように価格が上昇しているのか、詳しく見ていきましょう。(参考:まねきや「貴金属相場価格の推移」)   <金1gあたりの価格相場の平均(インゴットの場合)>

  • 2000年:1,067円
  • 2005年:1,698円
  • 2010年:3,652円
  • 2015年:4,928円
  • 2020年:6,726円

金相場は長らく1,000円台が続いていましたが、2006年頃に価格相場の平均が1gあたり2,399円に上昇。それ以降は、多少の波はあるものの、ほぼ右肩上がりに価格の上昇が進んでいます。 さらに、2021年以降も金価格は上昇し続けています。 <金1gあたりの価格相場の平均(インゴットの場合)>

  • 2021年:7,057円
  • 2022年:8,278円
  • 2023年:8,807円

2022年3月以降は金価格相場の月次平均が1gあたり8,000円以上で推移しており、2023年4月以降は日次相場9,000円以上という非常に高い水準をキープしています。 近年、金の価値が高い水準で推移しているのは、新型コロナウイルス感染症の流行や、ロシアによるウクライナ侵攻など、社会経済に大きな影響を与える出来事が続いたことが理由として挙げられます。株などの金融資産に対する不安が増すと、世界的に信用性の高い資産である金の需要が高まり、取引価格の相場も上昇していきます。それが現在の金価格の高騰につながっているのです。 【まねきや】金・貴金属の価格相場表はこちら 【まねきや】本日の貴金属相場(相場価格の推移)はこちら

■スロプロが約16年貯めた金景品を2023年に換金するとどうなる?

金の価格相場が高騰していますが、1gあたりの価格を見ただけでは、どのくらいのインパクトが生じているのかを想像しにくいかもしれません。   「16年間で2,000万円以上をスロットに費やしてきたスロッター(パチスロに興じる人)が、2023年に金景品をまとめて換金していればどれだけの利益を得られたのか」という例を参考に、金価格の上昇の影響について紹介します。  

◇スロットの「金景品」とは?

スロットの景品には、おもに「一般景品(通常景品)」と「特殊景品」の2種類があります。 一般景品は、食料品や日用品、家庭用品、嗜好品などさまざまなアイテムが対象となっています。設置できる景品の種類は風営法(「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」の略称)によって定められ、価格の上限も6,000円までと決まっています。 特殊景品は換金性に優れたアイテムであることが多く、その内容は地域や店舗によってさまざまです。いわゆる「金景品」も特殊景品の一つで、プラスチックケースに金(金地金)が封入された状態で扱われます。金景品に使われる純金は、金の価値相場によって換金額が変動します。 金景品は、貴金属を扱う買取専門店や、質屋、東京都内であれば「TUCショップ」などで交換できます。高価買取専門店「まねきや」では金や貴金属の買い取りを積極的に行なっています。取り扱いアイテムは、以下ページをご覧ください。 【まねきや】取り扱いカテゴリ一覧はこちら  

◇16年分の金景品を「即時換金」と「2023年に換金」した場合の総収支

あるスロッターが、16年分の金景品を即時換金した場合と、2023年に一括換金した場合の総収支の差を見ていきましょう。 <一日の稼働内容>

  • ゲーム数:5,000回転
  • 1ゲームあたりの金景品枚数:3枚
  • 投入メダル数(IN枚数):1万5,000枚
  • 獲得メダル数(OUT枚数):1万4,700枚(機械割98%)
  • メダル差分:マイナス300枚
  • 収支:マイナス6,000円

一日の収支は「投資1万5,000円」「回収9,000円」と考え、一日あたり9,000円の払い戻しがある状態とします。この稼働内容を、2007年10月から2023年2月まで継続した場合の総収支について計算します。 <金景品を即時換金した場合>

  • 総投資金額:2,775万円
  • 総回収金額:1,665万円
  • 総大景品枚数:1,130枚(570万円)
  • 総中景品枚数:7,110枚(1,047万円)
  • 総小景品枚数:480枚(48万円)
  • 総収支:マイナス1,110万円

<2023年2月に一括換金した場合>

  • 総投資金額:2,775万円
  • 総回収金額:3,909万円
  • 総大景品枚数:1,130枚(1,017万円)
  • 総中景品枚数:7,110枚(2,844万円)
  • 総小景品枚数:480枚(48万円)
  • 総収支:プラス1,134万円

※2023年2月の景品価格は、大景品(1g)9,000円、中景品(0.3g)4,000円、小景品(0.1g)1,000円として計算しています。 金景品を即時換金した場合は、投資2,775万円に対して、回収できたのは1,665万円で、総収支で見ると1,110万円の赤字となっています。 一方で、2023年2月に16年分の金景品を一括換金した場合は、投資2,775万円に対して、回収金額は3,909万円、総収支は1,134万円という結果でした。この金額は、即時換金した場合に比べて2,244万円の差が生じています。 同じ量の金でも、価格相場が高騰しているタイミングで売却すれば、資産を大きく増やせます。近年、金の価値が高い水準で推移し、所有している金や金製品を高値で売却する好機といえるでしょう。

■パチンコの金景品を売る際の注意点

パチンコやスロットで得た金景品を交換する際は、いくつかのポイントを押さえておくことでトラブルを回避できます。金景品を売る際の注意点について見ていきましょう。

◇事前に金の価格相場を確認する

貴金属を売却する際、一般的な相場より著しく低い価格で査定されるケースもあります。 そのようなトラブルを回避するには、査定前に価格相場を確認しておくことが大切です。一晩で価格が大きく変動することはまれですが、できれば査定当日の価格相場を確認しておきましょう。 金価格の相場は、日次相場を速報している田中貴金属工業株式会社の公式サイト「貴金属価格情報」などで確認できます。

◇金景品を買い取りしていない店もある

貴金属を扱う買取専門店のなかには、金の製錬業者の登録マーク(商標)がない場合や、金塊番号(商品管理上の連続ナンバー)がない場合は、買い取りできない店も多くあります。 金製品やアクセサリー、金景品などの売却を検討している場合は、事前に持ち込み予定のアイテムの買い取りに対応しているか店舗に確認しておきましょう。 金や貴金属の買い取りについて詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひご覧ください。 『貴金属買取のコツは?よくあるトラブルから高く売るためのコツまで紹介!』

■金・貴金属の高価買取は「まねきや」にご相談ください

金や金製品を資産として保有している方のなかには、「金を売るタイミングがわからない」「できるだけ高値で売却したい」と考えている方も多いのではないでしょうか。 金を売却するなら、価格が高い水準で推移している今がおすすめです。 高価買取専門店「まねきや」では、他店では取り扱いが難しい貴金属の査定や買い取りにも幅広く対応しています。店舗には高性能X線分析機を用意しており、保証書がなかったり、刻印が消えていて素材が不明になったりしている金属の査定も可能です。 パチンコやスロットの金景品や、アクセサリーなどの小さなアイテムの持ち込みも大歓迎です。アイテムを複数お持ちの場合は、まとめて持ち込んでいただくことで査定額アップの可能性もあります。買取方法についても、出張買取、宅配買取、店舗買取など、お客様のニーズに合わせて選択可能です。 まねきやのサービスについて、詳しくは以下ページをご覧ください。 『「金・貴金属」の買取』についてはこちら まねきやの買取サービスを初めて利用される方はこちら お問い合わせはこちら

■金を売却するなら金の価値が高まっているタイミングで

近年、日本国内における金価格相場が急騰しており、2023年4月には史上最高値を更新しました。金の価格相場は、2000年頃には1gあたり1000円程度でしたが、2023年には約9倍にまで価値が上昇しています。 保有する金を売却する際は、金の価値が高まっているタイミングを見極めて行なうことが重要です。現在は高水準で価格が推移しているため、金を高値で売却する絶好の機会といえるでしょう。 高価買取専門店「まねきや」では、金やインゴットはもちろん、金景品やアクセサリーなどの小さな貴金属の買い取りも積極的に行なっています。店舗には鑑定士が在籍しており、金や貴金属の買取実績も豊富です。金の売却についてお悩みの方は、お気軽にご相談ください。 高価買取専門店「まねきや」 https://manekiya.shop/  

この記事の監修者

水野 政行 | 株式会社水野 代表取締役社長

高価買取専門店 まねきや 最高責任者・鑑定士

今まで 54,750点以上の査定実績。
金・貴金属・宝石全般、ロレックスなどのブランド時計、ブランド品全般、切手、古銭、絵画、骨董品全般の査定を得意とする。
2021年より自社ブランドである「高価買取専門店 まねきや」をリリースし、全国に展開。 「売るはめぐる」をコンセプトにした、買取専門店である当店を一人でも多くの方に体感していただくために、私の約15年間の業界経験の全てを注ぎたいと思っております。